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ShiHuangDi

Country: Italy
Type: Full-length
Release: 2012
Reviews: 86%
Genre: Symphonic Epic Metal



イタリアのパレルモ出身、シンフォニック・エピック・メタルの使徒、ザイ・マジェスティの2012年発表の5th。




シンフォニックな側面からエピック・メタルの写実的なサウンドを追求するイタリアのザイ・マジェスティは、近年で最も評価を高めているバンドの一つに含まれる。彼らの具体的な功績は、主に『Hastings 1066』(2002)や『Jeanne D'arc』(2005)に見られる。この作品が成功した理由は、中世の史実を題材に選び、壮大なエピック・メタルのサウンドを映画的なシンフォニック・メタルで表現したことにある。その手法も独特であり、そこにあったのはオペラやサウンドトラックの要素を含む新しいエピック・メタルのスタイルであった。そのため、ザイ・マジェスティは一般的にエピック・メタルのジャンルに加えられることになった。



本作はザイ・マジェスティの第5作目であり、全く新しい挑戦を行っている。それはテーマに中国史を持ってきたことであり、これが彼らの転機にもなっている。
一般的にエピック・メタルというジャンルでは、テーマに中世の史実や架空のファンタジー、または文学作品などを取り上げることが多い。しかし、今回のザイ・マジェスティの試みは全く別である。本作に中国史──紀元前221年に中国統一を成し遂げた秦の始皇帝 (Shi Huangdi) の生涯──を選んだことで、サウンドはアジア的な要素を多く含んでいる。それが特に表現された"Under The Same Sky"や"Ephemeral"という楽曲では、従来のザイ・マジェスティの激しいエピック・メタルの要素の中にも新しい風を吹き込んでいる。これらのサウンドの中では、以前のザイ・マジェスティとは異なる魅力にリスナーは気付かされる。なお、本作の物語は中国の春秋戦国時代末期を舞台に、叙事詩的な戦争から国家の統一、そして始皇帝の死までを迫真のエピック・メタルで描いている。
本作ではイタリアのエピック・メタル、ホーリーナイツのシモーネ・カンピオーネ(g)がプロデュースを行い、クリムゾン・ウィンドのアレッシオ・トゥオルミーナが新ヴォーカルに抜擢。"End Of The Days"では、ラプソディー・オブ・ファイアのファビオ・リオーネがゲストに迎えられている。



1. Zhoongguo
2. Seven Reigns
3. Harbinger Of A New Dawn
4. Siblings Of Tian
5. Walls Of The Emperor
6. Under The Same Sky
7. Farewell
8. Huanghun
9. Ephemeral
10. End Of The Days
11. Requiem



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