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Lights from Oblivion



Country: Italy
Type: Full-length
Release: 2012
Reviews: 92%
Genre: Epic/Progressive Metal


イタリアのエピック/プログレッシブ・メタル、アドラメレクの2012年発表の3rd。

凡そ17年振りとなる第2作『Broken History』(2005)の発表で衝撃的な復活劇を演じたイタリアのアドラメレク。前作の充実した内容は、かつてのファンを満足させるためには十分な材料だった。『Broken History』において、中世時代への傾向やプログレッシブなエピック・パワー・メタルの音楽のスタイルは、更に洗練されており、古参に全く期待をしていなかった世界各地のリスナーを驚かせた。一部の評論家からは「全くサウンドが変わっていない」と絶賛され、アドラメレクは再びイタリアン・エピック・メタルの始祖としてその実力を示したのだった。
前作から凡そ7年の歳月を経て発表されたアドラメレクの第3作『Lights from Oblivion』は、複雑な作品だからこそ時間を有したという、高度なエピック・メタルの塊だった。大きな問題点があるとすれば、それはファンが本作を聴くために、あまりにも長く待たされたことだった。一部では復活を遂げた直後、アドラメレクは再び沈黙するかとも囁かれたが、このように『Lights from Oblivion』という劇的な作品が、ファンの元へと届けられたのである。
前作以上に静寂に溢れ、洗練されたドラマ性を描く本作は、アドラメレクというバンドが円熟の域に達したことを物語っている。エピック・メタルの伝統的な手法の一つ──静から動への展開を多用する『Lights from Oblivion』は、新時代に放たれた過去の遺産とも形容できる作品だった。アドラメレクはエピック・メタルの始祖の一柱だが、その変わらない音楽性が今も継続されている部分には、バンド側の断固とした意志が感じられる。それは現在のエピック・メタル・シーンを牽引していくものであり、強いては各地の辺境で燻っている若いバンドたちにとって、大きな刺激となるものだ。マニラ・ロード、ヴァージン・スティール、マノウォー、ウォーロード、そしてアドラメレク──果たして、ここまで古参が精力的に活躍を続けているヘヴィメタルのサブ・ジャンルが他にあるだろうか。エピック・メタルの世界こそは、これからも古く伝統的な音楽性を失わないと信じられるジャンルだ。



1. Lights
アコースティック・パートを絡めながらメロディアスに展開。
2. Aelegia
メロウかつ中世の雰囲気を宿す。
3. Islands of Madness
4. Truth Lies...
5. Wonderful Magician
美しさを強調した哀愁の楽曲。シンガロング・コーラスがドラマティックに響く。
6. Beyond a Lifetime
7. Tides of My Soul
アドラメレクらしいメロディアスなギター・ワークを持つ楽曲。スピードは落ちたが、中世風の重厚なメロディは健在である。中間部のリード・ギターは絶品。
8. Chiaroscuro
インストゥルメンタル。
9. King (of the Rain of Tomorrow)
10. Pain After Pain
11. We March, We Fail
12. Oblivion



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