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Icy Steel



Country: Italy
Type: Full-length
Release: 2007
Reviews: 79%
Genre: Epic Metal


イタリアの正統派エピック・メタル、アイシー・スティールの2007年発表の1st。


その荒涼とした名がノスタルジックな情景を思い起こさせるように、イタリアのアイシー・スティールのサウンドもまた、何処か北欧的な陰鬱さに包み込まれている。ドイツの「Pure Steel Records」から2007年に発表された第一作『Icy Steel』ですら、アルバム・ジャケットが強烈に北欧の幻想的世界観を連想させる力を持っていたために、エピック・メタルのファンは迷うことなく本作の趣旨を理解することができた。暗い空から雪が降るように、真新しいエピック・メタル作品がこのように届けられたのである。凍てついた環境が哀愁の旋律を奏でることを強制するかのように、『Icy Steel』で描かれているのは叙事詩的なテーマであり、恰も広大な雪原で展開する戦いである。背景にエピック・メタルの始祖、アメリカのマニラ・ロードの影響が隠されているのは顕著だ。しかし、アイシー・スティールは、初期の攻撃的であったマニラ・ロードを参考にはせず、一部の薄暗い森の奥地に潜んでいるヴァイキング・メタルに接近するような、ゆったりとしたドラマを描くことを得意としている。明白にエピック・メタルに属するアイシー・スティールのサウンドは、重厚なヘヴィネスが支配し、英雄詩の結末が劇的に盛り上がるように、要所に極めて印象的なメロディを配している。一人の人間が自由な時間を持ち、尚且つ雄大な叙事詩的ドラマに浸りたいと望むなら、その僅かな幻想のために、アイシー・スティールの『Icy Steel』は極北のオーロラの如き神秘的な光景を描き出し、暗い一室を眩い閃光で照らすかのようにして、あなたの眼前で輝くはずだ。



1. Riding to the Battle
壮大なオープニング。
2. Me, River
イントロダクションに続く名曲。ヒロイックなリード・ギターが徐々にドラマ性を高めていき、ミドル・テンポの中に劇的な緩急を描く。終盤における哀愁のメロディの使用はファンには堪らない。
3. The Man Without End
オーセンティックなエピック・メタルを継承した重厚な一曲。変則的な展開を持ち、一部ではヒロイックなムードを醸し出す。
4. Spatial Dinasty
5. Wind of War
6. Valley of the Dragon
徐々にドラマ性を高めていくエピカルな楽曲。メタリックなリフがヘヴィに絡む。中間部には静寂パートも有する。
7. Secret of Rune
バラード調のエピック・メタル。北欧に通じる叙情的なムードも感じさせる。ツイン・リードのメロディは非常に臭い。
8. I See Steel
9. Corrupted King
10. Pandemonic Ride (The Last March)



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