Epic Metal; Review Fan Site.
© 2010-2017




ザ・ブラック・ヘイロー



Country: United States
Type: Full-length
Release: 2005
Reviews: 82%
Genre: Epic/Melodic Power Metal


アメリカのエピック/メロディック・パワー・メタル、キャメロットの2005年発表の7th。


エピック・メタル的な音楽性を強調したことで大絶賛を得た『Epica』(2003)の正式な続編である本作『The Black Halo』は、全体的にダークな雰囲気が増した作風であり、錬金術師アリエル(Ariel)を主人公とした一連の物語を終結させる内容である。前作でアリエルは最愛のヘレナを体内に宿した子共と共に失った。その喪失感がアリエルの感情を支配し、新たに求愛してきた女性マルガリータ(Marguerite)を拒絶する。愛を失ったアリエルは、本来の目的であった真理の探究に向かう。アリエルは十字架に磔にされたキリストに疑問を投じるが、何の返答も得られないことを知り、深く絶望する。アリエルが生涯に幕を閉じようとした時、彼は人類の弱さの象徴であるメフィスト(Mephisto)と対峙し、その果てに人間の真理を知った。

『The Black Halo』は『Epica』のような明確さには欠けるが、本作の内容は凝縮された一つの叙事詩的作品と呼ぶに相応しく、芸術的な作品が決して万人に理解できるものではない、という趣旨を含んでいる。故に『The Black Halo』は陰鬱であり、朦朧としていて、複雑であるが、キャメロットが追求してきたエピック・メタルを完成させるに至った作品である。これまでに様々な形でヘヴィメタル・バンドはエピック・メタルを追求してきたが、伝統性に富むアンダーグラウンドからの影響を遮断し、独自の理論でこの分野を極めたのが、正しくキャメロットである。なお本作にはノルウェーのブラック・メタル・バンド、ディム・ボガー(DIMMU BORGIR)のシャグラットがメフィスト役、オランダのゴシック・メタル・バンド、エピカ(EPICA)のシモーネ・シモンズがマルガリータ役としてそれぞれゲスト参加している。



1. March of Mephisto
劇的なオーケストレーションが物語の開始を告げる名曲。厳かな雰囲気に重厚なサウンドが加わり、より濃厚な世界観を描くことに成功。
2. When the Lights Are Down
3. The Haunting (Somewhere in Time)
4. Soul Society
5. Interlude I: Dei Gratia
6. Abandoned
7. This Pain
8. Moonlight
9. Interlude II: Un Assassinio Molto Silenzioso
10. The Black Halo
タイトル・トラック。へヴィなリフとシンフォニックなサウンドを絡ませる。
11. Nothing Ever Dies
12. Memento Mori
およそ9分に及ぶ大作。長編のストーリーが劇的な顛末を迎える。
13. Interlude III: Midnight - Twelve Tolls for a New Day
14. Serenade



Click Ranking for epic metal!

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://cosmanbradley.blog129.fc2.com/tb.php/551-e67bd670
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック