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Killing for Glory



Country: Italy
Type: Full-length
Release: 2007
Reviews: 83%
Genre: Epic Metal


イタリアのエピック・メタル、ノーブル・サベージの2007年発表の1st。


『METAL EPIC』誌より抜粋:

特にカルト的なエピックメタルのマニアに絶賛されるイタリアのレーベル「Underground Symphony」より発表されたノーブル・サベージの第一作『Killing for Glory』──ノーブル・サベージは『Noble of the Sea』(2000)、『Shadows of the Night』(2002)なるデモを経て本作の発表へと漕ぎ着けたイタリアの正統派エピックメタルバンドである。既にドゥームソードの『Doomsword』(1999)などで知られる真のエピックメタル作品を世に送り出すことで有名な「Underground Symphony」がここにきて選択を誤るわけもなく、このノーブル・サベージも80年代のエピックメタルを標榜するイタリア勢から放たれた強力な刺客である。
ノーブル・サベージは古くマニラ・ロードやキリス・ウンゴルの世界観を正統継承し、録音技術が進歩した現代において、真性のエピックメタルを再現している。そして、伝統的なエピックメタルの熱き血潮を受け継いだ本作『Killing for Glory』は、問答無用でマニアたちを狂乱の渦の中へと巻き込むこととなった。大作主義、重厚な作風、ヒロイック・ファンタジー的な妖艶な雰囲気を合わせ持ち、ノーブル・サベージのエピックメタルは完成したのである。
本作に表現されたヒロイックな世界観とヘヴィかつメタリックなサウンドこそが我々の求めていたものであり、ノーブル・サベージは素晴らしい作品をここに残した。かつて失われたサウンドがここには存在しており、我々を興奮と驚異の世界へと誘う。エピックメタルとはかくあるべきである。

エピックメタル大国イタリア──数多の名作を世に送り出してきたこの国は、今後も正統派エピックメタルを追求していくうえでの重要な拠点となるであろう。ドミネやマーティリア、ドゥームソード、そしてノーブル・サベージの登場でその確信は不動のものとなった。読んで文字の如く、エピックメタルの曙は近い。



1. Lady of the Snows
大仰な雰囲気が漂うオープニング・トラック。ミドル・テンポでシリアスかつ重厚に進む。滲み出る情熱的なサウンドはイタリア特有のもの。そのムードがエピックメタルの世界観に上手く合う。
2. Wind of Victory
強靭な疾走を伴って展開。古典的なエピックメタルの放つヒロイズムを見事に表現している。コーラスは非常に泥臭い。
3. Noble of the Sea
大作。静から動へと展開するエピックメタルの真髄。ヒロイック極まりないツインリード・パートを有し、大仰かつ劇的に展開する傑作。エピックメタルのマニアなら悶絶必至の内容であろう。
4. Torquemada
ヒロイック・ファンタジー的なインストゥルメンタル。
5. Shadow of the Night
メロディックなリフを用いたドラマティックなヘヴィメタル。ブリティッシュ・メタル的な雰囲気も宿すが、根底には80年代のアメリカのエピックメタルがある。
6. The Empire
大作へと繋がるイントロダクション。異常なまでにドラマティックな作風。
7. Time to Kill
ヘヴィネスを強調した重厚なエピックメタル。スピーディに展開し、勇壮なムードを発散する。中間部からのメロディアスなパートは興奮必至。終始徹底したヒロイック・ファンタジーへの傾向を誇示する。
8. Black Blade
ヒロイックなムードに包まれる正統派エピックメタル。およそ7分に及ぶ大作である。勇ましいコーラスとソリッドなリフの掛け合いが素晴らしい。中間部からは劇的にテンポ・チェンジする。後半のツインリード・パートは必聴。
9. Seasons of Lies
メロディアスなバラード。戦士的な悲壮感に満ち溢れている。
10. We'll never Die
ワイルドなリフに導かれてハイトーン・ヴォイスが炸裂する。中間部にはヒロイックなソロも含む。
11. Dreaming
ヘヴィー・ロード(HEAVY LORD)の「Stronger Than Evil」(1983)からのカヴァー曲。



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