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Kings of Metal



Country: United States
Type: Full-length
Release: 1988
Reviews: 92%
Genre: Epic Metal


1988年発表のマノウォーの6th。

本作はヘヴィメタルのファンたちに"メタルの王達"とは誰なのかを認知させた、マノウォーの大傑作である。一般的には、初期マノウォーの集大成がこの『Kings of Metal』だと言われている。外部からの失笑を禁じ得ないような、大仰なドラマ性は、多くのエピック・メタルのファンたちにとって、まさに理想的な作風だった。中でも#9のオーソン・ウェルズの語り、過去の歌詞を網羅した名曲#10への流れは、80年代のエピック・メタルの音楽のスタイルを象徴するような、カルト的な興奮に包まれている。また、この作品からマノウォーのサウンドは、途方もなく壮大なものになっていった。大勢のオーケストラに加え、100人ものクアイア隊を迎えて本作の楽曲は制作された。それはマノウォーというバンドがようやく、理想とするエピック・メタルのサウンドを創造するだけの環境を得たという現実だった。『Kings of Metal』はバンドの創始者の一人、ロス・ザ・ボス(g)在籍最後の作品だが、それに相応しい、ヘヴィメタル史に残る不朽の名作である。



1. Wheels of Fire
多少当時ブームであったスラッシュの影響を受けたと思われるスピーディなオープニングナンバー。
2. Kings of Metal
ノリの良い彼らの典型的なメタルアンセムだ。
3. Heart of Steel
聴くだけで勇気が満ち溢れてくる、スケール感と力強さを併せ持つバラードの名曲。エリックの熱唱は余りにも熱く情熱的だ。クアイアも劇的に盛り上げる。
4. Sting of the Bumblebee
クラシック曲にインスパイアされたジョーイのソロ曲。
5. Crown and the Ring (Lament of the Kings)
100人の戦士が合唱するヒロイックファンタジーメタル究極の聖歌。
6. Kingdom Come
ヒロイックな雰囲気が漂う王国調の曲である。壮大なクアイアも加味されているが、エリックの超絶なシャウトも素晴らしい。
7. Pleasure Slave
歌詞の内容が女性差別として問題になった曲で、女のあえぎ声まで入っている(笑)。
8. Hail and Kill
もはや彼らのファンでこの曲を知らぬ者はいないだろう名曲。勇ましいにもほどがあるというものだ。
9. Warrior Prayer
ヒロイックファンダジー物語冒頭で語られそうな荘厳かつ大仰極まりない語り。年老いた老人が娘に"メタルの王達"の伝説を語る。演出も剣の音、爆音、群衆の喝さいと凄まじい。
10. Blood of the Kings
過去のアルバムの名曲の歌詞の断片を余すところなく詰め込んだ集大成的曲。荘厳で大仰極まりない上、高潔さも漂わせる名曲である。彼らにとっては定番である雄々しいエピローグが余韻を残す。



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