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The Temple of Theil



Country: Italy
Type: Full-length
Release: 1999
Reviews: 75%
Genre: Epic Power Metal


イタリアのエピック・パワー・メタル、ヘイムダールの1999年発表の2nd。


ヘイムダールの第2作『The Temple Of Thiel』は日本で国内盤が発売された数少ないエピックメタル作品だが、問題は品質を度外視してレーベル側が叩き売り付けたということである。前作『Load of the Sky』(1998)に関しても我々は同じ意見を述べることが可能であり、成功した分野に土足で踏み入り、売り上げが好調なバンドを除いて次第に切り捨てていくという会社の方針には問題がある。当然の如く、会社が金銭的に経営困難に陥れば作品自体発表できる機会を失うが、粗悪な商品を発売するのと個人が輸入品で選別するのとでは意見が分かれる。我々はエピックメタルという分野がヘイムダールのような未完成のバンドばかりではないことを明確にしたいし、国内の会社は作品を良く視聴して選別しているのか疑問である。
しかし、音楽作品がCDケースに収まった商品として発売されている時代である以上、正しい選択は行われないものと仮定するべきなのかも知れない。購入の際における商品の選別は各個人で行えば良いことである。別にヘヴィメタルの良作を探すために、国内に視野を留めておく必要性はない。


『METAL EPIC』誌より抜粋:

本作は前作『Load of the Sky』の延長線上にあるコンセプチュアルなエピックメタル作品である。コンセプトのベースは今作でも主に北欧神話であり、叙事詩的なヘヴィメタルという方向性を一貫して貫いている点、ヘイムダールは素晴らしい。ヘイムダールのシリアスかつヒロイックな世界観はまさにエピックメタルの基本形を模倣しており、メロディック・パワーメタル的な作風ではあるが、自身のエピックメタルに昇華していこうと努力した痕跡が見受けられる。楽曲の要所に配置されたシンフォニックなパートからは勇壮な雰囲気が存分に醸し出されている。哀愁に満ちたドラマティックなサウンドを作ることにおいて、ヘイムダールの本作での仕事はエピックメタルファンからの称賛の対象となるであろう。最も前作で痛烈な非難の対象となったヴァーカルはそのままだが、重厚なクワイアがその脆さをカヴァーしている点に関しても、我々は上手くまとめ上げたと言わざるを得ない。今後、独自の世界観を極めていけばヘイムダールはエピックメタル・シーンにとって重要なバンドとなる。



1. Prelude : The Messenger
2. Follow The Signs
ファンタジックなキーボードと疾走感がヒロイックな世界観を構築。メロディの質も良く、クワイアは更に高揚感を劇的に煽る。中間部に静かなパートを導入するなどエピカルな楽曲を作ることに対して妥協がない。
3. Secrets of Time
4. The Oath
5. Fall in Tears
6. The Temple of Theil
タイトル・トラック。漢らしい世界観が貫かれるエピックメタルらしい名曲である。随所で荘厳なクワイアを使用するなど成長が顕著。哀愁に満ちたパートの導入もドラマティックさを醸し出している。
7. Symphony of Twilight
8. Spirits of Skyward
装飾が豪勢な楽曲。メロディアスなツインリードが魅力的だが、大仰なキーボードにも光るものがある。
9. Scream of Revenge
女性ヴォーカルの導入が楽曲の神秘性を高めている。哀愁を誘うメロディがヘイムダールの個性を強調する。
10. Then Night Will Fall
ピアノによるバラード。前作収録のバラードより練られている。
11. The Song of Sidgar And Iselin
12. Finale



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