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Renegade

Renegade
(2000/11/14)
Hammerfall

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★★★★★★★☆☆☆...(良作) 
2000年に発表されたハンマーフォールの3rdアルバム。プロデューサーはマイケルワーグナー。そのためアメリカでレコーディングされている。インタビューでオスカー・ドロニャック(g)が語るように、彼が望んでいた重厚なクアイアも取り入れられている。一部ではサウンドが軽くなったと囁かれたりしたが、実際私が聴いた印象では前作よりもヘヴィになっていると感じることが多かった。内容はかなり充実しており、勇ましいミドルテンポ#1で幕を開け、その後シングルにもなった名曲#3、重厚なクアイアが取り入れられた#6、#8、さらには劇的なインストナンバー#9を経てエンディングともいえる大作#10で大仰に幕を閉じる……という正統派メタルのお手本のようなアルバムである。全体の流れは素晴らしく、展開も練られており、器用な技も垣間見れる。前述したようにインストの#9の出来は突出しておりハンマーフォールの新しいアンセムといっても過言ではないだろう。本作が母国スウェーデンで1位を獲得したのもうなずける、良質なピュア・メタルアルバムである。


1. Templars of Steel 
アルバムの幕開けにミドルテンポというのはスピードメタルファンから失笑を買うかもしれないが、ザクザクとしたメタルリフが勇壮に刻まれるピュアなこの曲は魅力的だ。コーラスのヒロイックな行軍系クアイアはこれぞハンマーフォールだと感じさせる。またクライマックのシンガロングパートが高揚感を高める。
2. Keep the Flame Burning 
ジャーマンの香りを残すピュアな疾走曲。サビのメロディはどこか悲しく勇ましく、そしてキャッチーだ。ツインリードはかなり頑張っている。
3. Renegade 
私がハンマーフォールの曲の中で一番好きな曲。リフの扇情力が半端ではない。とにかくこの興奮は一生に一度は聴いておくべきだ。
4. Living in Victory 
典型的なジャーマン系疾走ナンバー。またもやサビのか細いメロディは非常に親しみやすい。後半のツインリードのドラマ性に満ちた追い上げは絶品である。
5. Always Will Be 
哀愁のギターメロディから始まるアコースティカルなバラード。繋ぎには十分だ。最後の「ナナナナ~」はどうかと思うが。
6. Way of the Warrior 
タイトル通りの勇壮なピュアヒロイックメタル曲である。随所に入る重厚な漢らしいクアイアがヒロイックだ。特にサビでのクアイアの導入の仕方は上手い。こういった戦士的な曲を作り続けてくれるメタルバンドがいるのが私としては嬉しい限りだ。
7. Destined for Glory 
荘厳さを醸し出すオープニングから勇ましく疾走を開始する佳曲。サビにコーラスがいきなり入るところはカッコいい。後半のクサいリフチェンジも秀逸。
8. Champion
小刻みな疾走リフがヒロイズムを刺激し、サビでの「オ~オ~オ~」という戦士のようなコーラスで高揚感を一気に高める、非常に勇ましいナンバーだ。(ほとんどの曲がそうかもしれないが)
9. Raise the Hammer 
ハンマーフォールのアルバムで始めて収録されたギター・インストナンバー。驚くべき完成度を誇り、大仰なまでにヒロイックで哀愁に満ちたクサいメロディを惜しみなく繰り出してくる。まるで何かのヒロイックストーリーか、RPGだ。
10. Legend Reborn 
本作のエンディング曲ともいえる勇ましさが滲み出る大作。ツインリードはランニングワイルドさながらの歌うようなメロディを奏でる。ゆったりとした曲調が非常にラストに合っている。エピローグもありいい味を出している。

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