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A Flame to the Ground Beneath



Country: Sweden
Type: Full-length
Release: 2003
Reviews: 89%
Genre: Epic Power Metal


スウェーデンのエピック・パワーメタル、ロスト・ホライズンの2003年に発表された2nd。


新たに二人のメンバー、フレドリック・ウルソン(g)とアティラ・パブリック(key)を迎え6人編成となったロスト・ホライズンが満を持して発表に至ったのが本作『A Flame To The Ground Beneath』である。屈強なサウンドと戦士的なイメージによる増大効果で不動の地位を獲得した前作『Awakening the World』(2001)は、エピカルなピュアメタル史に残る一大傑作であった事実は疑いようがない。彼らはヘヴィメタルで確固たる自由の意志と信念を物語り、それが多くのファンを魅了したのである。崇高なエピックメタルの使者であるロスト・ホライズンの突然の出現は、まさに奇跡であった。
広大な宇宙の叡智を身にまとい、今作でより重厚かつ複雑になった楽曲群は、前作以上に緩急あるドラマを描いている。宇宙観並びにSF映画、スペクタクル映画に連なるスケール感をも感じさせる本作は、ロスト・ホライズンが如何に様々な世界を舞台に楽曲を作り上げているのかが伺えよう。特に#8"Highlander (The One)"は特筆に値し、映画『Highlander(邦題:ハイランダー 悪魔の戦士』(1986)からの影響が顕著である。この映画の世界観が直接ロスト・ホライズンの描く世界のメイン・テーマとなっているといっても過言ではない。劇中の戦士ラミレスが語るが如く、彼らはこう言っているのだ「宇宙の自由を感じろ。地球の息吹を感じろ。それが真実だ」ロスト・ホライズンの楽曲から溢れだす巨大な活力は、人間の生命力を表現しているのに他ならないのである。



1. Transdimensional Revelation
宇宙的なサウンド・エフェクトが印象的なイントロダクション。
2. Pure
"純粋さ"という言葉は彼らの楽曲の中で重要な意味を持っているのである。力強く戦士的なヒロイズムが炸裂する点は前作に通じる。
3. Lost In The Depths Of Me
約9分に及ぶ大作。恰も何世紀にも及ぶ戦士の探求のように、雄大に、延々と悲哀の宿るドラマを描き出す。
4. Again Will The Fire Burn
シンプルにまとまっていながらも、エピカルな世界観を表現するのに成功した佳曲。ダニエル・ハイメン(vo)の声は宇宙の深淵から我々の耳に届いているかのよう。
5. The Song Of Earth
イントロダクション。
6. Cry Of A Restless Soul
壮大な宇宙のイメージを体現し、地球に対して魂の叫びを上げる壮絶な名曲。宇宙の虚空から放たれたかの如き強烈な波動が驚異となって襲いかかる。この楽曲のおよそ8分は、ヒロイズムがもたらす高揚と恍惚の極みにある。
7. Think Not Forever
勇壮なメロディに神秘的なキーボードが絡む。本作が前作より確実にメロディアスになっていることは疑いようがない。またサビの壮大なラインも魅力的。
8. Highlander (The One)
12分に及ぶ大作。高地のハイランダーに自由の象徴を見て取る。
9. Deliverance
エピローグ的なイントロ。ほぼ無音。



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