Epic Metal; Review Fan Site.
© 2010-2017




art_03 

コメント:この3枚の絵画は、私が趣味に対する熱意を捧げ、「幻想と怪奇」のコンセプトの下描いた作品群である。本絵画には多大な制作時間と苦労を有し、2010年の12月初頭から制作を開始し、2011年の1月末にようやく完成するに至った。では、左から順を追って作品を説明するとしよう。
左の作品は、H・Pラヴクラフトの『クトゥルーの呼び声』に登場する外界の神クトゥルーに捧げたものである。作品が多少見えづらいが、中央にクトゥルーの全身が描かれているという構成であり、その周囲には、多数の象形文字及び太古の記号で埋め尽くされている。私が本作のヒントとしたのは、かの有名なジョセフ・ヴァーゴが「NECRONOMICON」(2004)というサウンドトラック・アルバムの中で描いたクトゥルーであり、その全身を鉛筆画で生々しく描こうと試みた。また、象形文字等のヒントは、ジョージ・ヘイ編『魔道書ネクロノミコン』より拝借した。
中央の絵画は、私が最も時間をかけた作品であり、これまでに追求し続けてきた神秘の世界を表現した集大成である。題材となったのは、イギリスのバルサゴスも"The Splendour Of A Thousand Swords Gleaming Beneath The Blazon Of The Hyperborean Empire"中で取り上げている、神話上の大陸ハイパーボリアである。かつて、偉大なる幻想作家の一人であるクラーク・A・スミスが、その珍妙なるゾティークの叙事詩群と共に描いたこのハイパーボリアの伝説は、私に深く感銘と恍惚を与え続けてきた。スミスの死後にロバート・M・プライス氏が編集した『エイボンの書』に記されていたムー・トゥーランとウルティマ=テューレの地図──私はその完全版を創作することを試みた。それからは苦悩の連続だった。私は幾多の文献を読み漁り、ハイパーボリアの詳細を求めた。時には自ら執筆し、地図に新たな名前を加えることもあった。そして遂に完成したのが、ここにある一つのハイパーボリアの地図なのである。私は内心、この作品を完成させることが出来て安心している。私の求め続けてきたものに意味があると分かったからだ。
最後の右の絵画は、説明は少なくて済む。アイスランドのオーディンの木彫りの大木を絵にしたものである。古い時代の信仰が失われないように、私は無意識にこの絵を描いていたのかもしれない。この絵を見るとアイスランドの荒涼とした世界を思い出すからだ。



Click Ranking for epic metal!
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://cosmanbradley.blog129.fc2.com/tb.php/257-658c319d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック