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 ジャーマンメタル・ゴッド、ランニングワイルドが2009年に解散したのは記憶に新しい。古き良きヘヴィメタルが、また一つ減ったと悲しんだものだ。普遍のピュアメタルは、メタルファンなら誰しも、いつか必ず聴きたくなる時が再び来るのだ。
 ドイツ出身のグレイブ・ディガーは、本レビューでも取り上げている、非常に一直線なメタルバンドだ。何と気付けば2010年に結成30周年を迎えたらしい。正統派メタルの古参であり、ジャーマン・パワー・メタルの重鎮である彼らは、実に精力的なアルバムリリースを続けている。そのハイペースは、まるでスコットランドの軍隊の行進の如くである。グレイブ・ディガーの結成30周年という祝年に、満を持して送り込まれたのが、14作目となる『THE CLANS WILL RISE AGAIN』であり、過去の大傑作『TUNES OF WAR』(1996)で披露された、大仰なスコットランド史が、装い新たにコンセプトには選ばれた。サウンドはもはや定番ともいえるスコティッシュ・バグパイプで高貴に幕開け、相変わらずの愚直なツーバスの疾走で駆け廻り、歴史の重厚感を伴うクワイアで圧倒する。これは漢の美学でもあり、グレイブ・ディガーにしかできないことだ。老いた者の精力的な活動ほど英気が振い起されることはない!

▶大仰なクワイアが響く代表的ナンバー。余談であるが、中世スコットランドでは戦いの際、バグパイプ吹きが同行し、楽曲を奏で歩いたという。




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