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 長らくヘヴィメタルに対しての日記をつけることを忘れていた私は、思い出したかのように今この筆をとっている。然るに何故私がこの日記をつけなかったというと、不幸にも病に伏せてしまっていたからである。ヘヴィメタルのような力強い音楽を聴きながらも、こうも体が弱いとは何とも情けない話である。しかし寝ながらでもメタルを聴くことは出来、専らエピックメタルを多く聞いた覚えがある。もちろん、万全の状態で聴くメタルの方が感動するが、メタルの根本的な素晴らしさには変わりがない。詰まる所、ヘヴィメタル──特にエピックメタルのことである──は私にとって最上の時間を提供してくれる。僅かな時間でも、現実を忘れさせてくれるのだ。


本日の成果:
House of Atreus Act 2
 私が聴いたメタルの中でも、ヴァージンスティールが与えてくれる高揚感は絶頂のものである。元気のない時でも、一曲目のサビの高潔な旋律を聴いた瞬間に、意識が天を仰ぐ。ヴァージンスティールは称賛する箇所があり過ぎて困るが、エピックメタルバンドとして偉大であるとともに、何度聞いても飽きることがない。ヴァージンスティールは、生涯を通して恐らく聴いていくだろうと思う。この「House of Atreus Act Ⅱ」は、私が聴いてきたエピックメタルのアルバムの中では異例の二枚組のアルバム──他に二枚組のエピックメタルアルバムはというと、サウロムの「Sombras del Este」が当てはまる──であり、二枚組としては最高傑作である。このバーバリックかつロマンティックなサウンドに加え、古代ギリシアを想起させるメロディから、本作はトロイアンメタル──私の俗語であり、神話に謳われる都市トロイアでの戦争にあやかって──と呼ぶことが出来る。

C.B



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コメント
この記事へのコメント
同意します
コスマン・ブラッドリーさん、こんにちは。メタルを聴いているときが最上の時間・・・僕も同意します。僕も最近自分はどうしてメタルが好きなのかをふと考えてみたところ、田舎に住んでいる自分にとって音楽(メタル)を聴くということは現実からの逃避の手段であり、その欲求を満たしてくれるものが自分にとってメタルだからではないか、と。
僕が最初に聴いたメタルはスラッシュメタルの帝王と呼ばれるスレイヤーでした。それから音楽雑誌などを読んだりして色々なバンドを知りました。そして色々なバンドを聴いていくうちに、自分は何らかのコンセプトやストーリーなどを扱っているバンド(曲)に魅力を感じていることに気づきました。それらのバンドを聴いているとき、僕は異世界へと旅立ち、自分もコスマン・ブラッドリー氏と同じようにメタルが与えてくれる感動を味わっているのです。僕も生涯メタルを好きでいようと思います。
2010/09/08(水) 20:39 | URL | Taka #-[ 編集]
返信
興味深いコメントありがとうございます。
私の勝手な思い込みですが、あなたとは境遇が似ていると思うのですよ。私も田舎で育ち、それ以外の世界を見ることはなかったのです。私に最初に広い世界を見せてくれたのは映画でした。中でも、「ロード・オブ・ザ・リングス」の衝撃は非常に大きいものでした。ミドル・アースとして知られる中つ国が、私が幻想世界を探す長い探求のきっかけになったのだと思います。
その後どこかで書いたように、私はヘヴィメタルに出会いました。ヘヴィメタルは、私の追求する世界観をきっちりと内包していたのでしょうね。あなたと同じように、私も最初はスラッシュ四天王から入りました。スレイヤー、メガデス、メタリカ、アンスラックスの偉大な4つのバンド達のことです。スレイヤーの「ヘル・アウェイツ」は衝撃的でした。ヘヴィメタルの世界とは、ことごとく私の常識を破壊してくれたのです。鋭角なリフとともに。私は大音量でヘヴィメタルを聴き過ぎたために、耳が炎症を起こし、病院に言ったほどの熱烈なメタルキッズだったのです!
その内、スラッシュも一通り聴き終えると、メロディック、シンフォニック系のヘヴィメタルに興味が向いてきました。一般にクサメロといわれる明確なメロディが、私には新鮮に思えたのです。そこにはもちろん、あなたのいうようにコンセプトやストーリー性を持った楽曲の魅力があったのかもしれません。更に言うと、私はブラインドガーディアンやラプソディーが描くような、中世世界が魅力的でたまらなかったのです。私の中世趣味の幾つかは、これらのエピカルなバンドのおかげで、幾分か満たされています。やはりエピックメタルの素晴らしいところは、世界観が確立されているところにあると思うのですよ。中には映画や長編小説に匹敵するものもあり、エピックメタルの領域は広まるばかりです。それらに対してバルサゴスやラプソディーが貢献したことは言うまでもありません。詰まる所、エピックメタルは私の辿りついた理想のヘヴィメタルなのです。

後、興味深い考察でこのブログを拝見していただきありがとうございます!あなたのようなしっかりとした信念を持ったファンがいるからこそ、エピックメタルは価値のあるものなのです。
2010/09/09(木) 11:32 | URL | コスマン・ブラッドリー #-[ 編集]
確かに
何度も投稿してしまい申し訳ありません。確かにコスマン・ブラッドリーさんと僕の境遇は似ているようです。まるで同じ環境で育った兄弟のようです。(笑)僕もメタルを聴き始める前からファンタジーや神話などに出てくる様々な神々やキャラクターに興味がありました。前にも書きましたが最初に聴いたメタルはスレイヤーで次に気に入ったのが確かブラック・サバスでした。当時の僕はああいった邪悪な感じのイメージやサウンドに魅力を感じていました。その後にハロウィンの名作「Keeper Of The Seven Keys Part1」を聴き、メロディックで劇的なメタルやシンフォニックなサウンドを追求していきました。
そしてイタリアのラプソディーやアメリカのマノウォーといったサウンドのみならずファンタジーや神話を歌詞の題材としたバンドに夢中になっていったのです・・・。
剣と魔法、輝く鎧に身にまとった戦士、火を吹くドラゴン、中世の世界、夢と幻想・・・これらは僕にとって大切なものです。現実の世界にいながらエピック・メタルは僕の大好きな世界(ファンタジー)で生きる時間をその劇的なサウンドと共に与えてくれるのです。
繰り返しますが何度も長文を投稿してしまい申し訳ありません。
2010/09/09(木) 17:39 | URL | Taka #-[ 編集]
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