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オーディン



Country: Germany
Type: Full-length
Release: 2003
Reviews: 81%
Genre: Epic Power Metal


"マノウォーへのドイツからの返答"ことウィザードの5th。2003年発表。本作で彼らは、念願の日本デビューを果たす(しかし悲しいことに、このアルバムのみのリリースで以降の国内発売は見送られる)。


本作は自らもパワー・メタル・バンド、アイアン・セイヴィアーでフロントマンを務めるピート・シールクをプロデューサーに迎え、盟友カイ・ハンセンもバッキング・コーラスで参加。以前よりも大きく飛躍した高品質なエピックメタル作品となった。

前作より遥かに聴き易くなったのがこのアルバムだが、全体的に緩急が加味され後半も勢いが衰えることはない。漢らしい歌声に疾走するリズム、ヒロイックなツインリード、サビでの大合唱、勇壮な世界観とエピカルな方向性を一層色濃く打ち出し、彼らの存在をもはやドイツでのアンダーグラウンド・エピックメタルの筆頭といってもいいだろう。もちろんドイツにはエピックメタルの大御所、ブラインドガーディアンやランニングワイルド、グレイブディガー等の先人達がいるのだが、こういった影でエピック・シーンを支えている強固なバンドも忘れてはないない。今作の勢いに溢れたアルバムの作風からは、そのようなメタルに懸ける熱い精神性も感じられた。全く持って清々しいトゥルー・エピックメタルアルバムである。

エピックメタルバンドに相応しく、このアルバムはコンセプトアルバムだ。ジャケットに描かれているのは北欧神話の主神オーディン(タイトルもそのままという大胆さだ)、そして強力な怪物であるフェンリルやヨルムンガルドだと辛うじて判断できる。つまりアルバムのコンセプトは北欧神話だ。勇敢な勇士達を賛美し、神々に称賛を贈る。これほどエピックメタルに類似するテーマはないだろう。
もはや北欧神話はエピック界での普遍的なコンセプトとなりつつあるが、このテーマにこそ"エピックメタル"というジャンルの真性的な思想が隠れているといえる。エピックメタルとは"戦い"の表現性に特化している。ウィザードの5枚目のアルバムである今作は、それを実に雄弁に物語っているのだ。



1. Prophecy
爆走から合唱までの流れは完璧な高揚感をリスナーに齎す。オープニングから興奮は必至だろう。
2. Betrayer
3. Dead Hope
4. Dark Cod
5. Loki's Punishment
6. Beginning of the End
7. Thor's Hammer
8. Hall of Odin
9. Powergod
勇壮な疾走曲。圧倒的なスピードだ。
10. March of the Einheriers
11. End of All



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