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何故、日本人とヘヴィメタルは相性が最悪なのか?

 音楽には、様々な目的や効果がある。これを娯楽として考えるファンたちは多い。
 一方、ヘヴィメタル・シーンは、音楽を現実のように重く考えている。個人の生活や思想に影響する音楽、それがヘヴィメタルだった。
 どういう国がこの音楽を軽く扱っているのか。答えは日本だろう。
 日本という国は、映画や音楽などを娯楽として考える傾向が強かった。所謂、楽観主義的な思想が、一般人たちの中にも浸透していたのだ。
 一方、日本人たちは、我慢強く、妙に真面目な性格のため、感情を表に出すことも少なかった。
 ヘヴィメタルという音楽は、人間の内なる感情を表に吐き出すものだった。そこには、人間の怒り、葛藤、絶望、悲しみなどが入り混じっていた。
 日本人たちにとって、感情を表に出すことは正義ではない。そうすると、仕事やプライベートも上手くいかなくなる。大人とは、感情をコントロールできるものだ。
 つまり、日本人とヘヴィメタルは、性格的にも相性が悪い。激しい音楽で内なる感情を吐露することは、恥ずかしい行為なのだ。
 しかし、人間という生物は、いつまでも感情を抑圧されていると、それが一斉に爆発する。その結果として、日本では、有り得ないような凶悪犯罪や事件が起こっている。
 例えば、精神がおかしくなる前に、ヘヴィメタルに出会っていれば、その未来は変化したのかも知れない。



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コメント

分かる気がします
コスマン・ブラッドリー博士さま、はじめまして。この記事にはかなり共感するところがありました。
音楽=娯楽という意識と、音楽=生活や思想という意識のずれ。分かります。
私は以前、「日本にメタルが根付かないことと、日本にフォトジャーナリズムが根付かないことには関連性があるのではないか」と書いたことがございます。それは「リアルな痛みを直視することを嫌う」という点です。
メタルは極限状態を歌います。生々しい痛みと暗黒を歌います(一見お気楽に見えるLAメタルも、おそらく背後には表向きの禁欲や偽善への怒りがあったはずです)。フォトジャーナリズムも、目を覆いたくなるような現実を提示します。
日本にはこういう伝統、というか意識が薄いと言われます。

私もメタルを好きになった理由が「自分のトラウマを表現してくれているから」なのですが、こういうパターンはあまり多くないようです。

当方、メタル好きの画家でロニー・ジェイムス・ディオ専門ブログも運営しております。
返信
コメント有難うございます。

「リアルな痛みを直視することを嫌う」という部分は、今日の日本人たちに共通すると思いました。また、ヘヴィメタルが極限状態を歌うという点も、納得ができる意見でした。
現実社会とヘヴィメタルの関連性について、更に多くの考察をするきっかけを与えて頂き、有難うございます。

ロニー・ジェイムス・ディオ専門ブログの方、時間がある時に読みたいと思います。

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