Epic Metal; Review Fan Site.
© 2010-2017




上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Battleroar-Blood of Legends



Country: Greece
Type: Full-length
Release: 2014
Reviews: 85%
Genre: Epic Heavy Metal


ギリシャの正統派エピック・メタル、バトルロアの2014年発表の4th。


NWOMEM(New Wave Of Mediterranean Epic Metal)以降、欧州各地のエピック・メタル・シーンは、劇的な変貌を遂げたと言っても過言ではない。そして、その中心にいるのがギリシャのバトルロアであり、第2作『Age of Chaos』(2005)、第3作『To Death and Beyond...』(2008)でアンダーグラウンドのエピック・メタルのファンたちに巨大な衝撃を与えたことは記憶に新しい。

これまでにバトルロアが追求してきたサウンドは、アンダーグラウンド主義の真性のエピック・メタルであり、その一貫した姿勢は、地中海で起こった新時代のムーブメントの礎となった。また、バンドは、『Age of Chaos』の中で、マニラ・ロード(Manilla Road)のマーク・シェルトン(Mark Shelton)、ドゥームソード(Doomsword)のメンバーをゲストに迎え、その方向性が紛れもなく本物であることをファンたちに証明したのだった。

そして、今や欧州を代表するエピック・メタル・バンドとなったバトルロアは、イタリアの「Cruz del Sur Music」から第4作『Blood of Legends』を発表した。この作品の中で、バンドは、ドイツのエピック・パワー・メタル・バンド、セイクリッド・スティール(Sacred Steel)でも活躍するゲリット・ムツ(Gerrit Philipp Mutz)をヴォーカルに迎え、その強靭なサウンドの更なる強化に努めた。

結果的に、バトルロアの『Blood of Legends』は、地中海で熱狂を続けるエピック・メタルのムーブメントを象徴するかのようなアグレッシブな作風となった。その根底には、徹底したアンダーグラウンド主義やヒロイズムが存在していた。また、バンドは、本作に収録された"Poisoned Well"のビデオ・クリップを制作し、世界各地の動画サイトを通じて、エピック・メタルの布教にも精を出した。

この活動が大手レコード会社の幹部たちの目に留まったかはさておき、『Blood of Legends』の中には、"Immortal Chariot"という強烈な名曲を収録し、バンドは、再び地中海産のエピック・メタルの熱さをヘヴィメタル・シーン全体に証明した。そして、当然のように、本作の内容は、エピック・メタルのファンたちの期待を裏切ることもなく、世界各地で安定した評価を獲得したのだった。

しかし、今回、バトルロアがセイクリッド・スティールのゲリット・ムツをヴォーカルに迎えたことに関しては、一部で賛否両論が巻き起こった。その理由の一つは、「もっと良いヴォーカリストがいたはずでは…」というものだった。

こうした部分も含めて、バトルロアとは、どこまでもエピック・メタルの伝統に従うバンドだった。"ヴォーカルの力量不足"という点では、恐らく殆どのエピック・メタル・バンドたちが乗り越えるべき課題となっていた。例えば、かつてのキリス・ウンゴル(Cirith Ungol)や現在のヴァージン・スティール(Virgin Steele)などの古参バンドたちも、この問題を避けて通ることはできなかったのである。



1. Stormgiven
2. The Swords Are Drawn
3. Poisoned Well
4. Blood of Legends
5. Immortal Chariot
6. The Curse of Medea
7. Valkyries Above
8. Chivalry (Noble Armor)
9. Exile Eternal
10. Relentless Waves



Click Ranking for epic metal!

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://cosmanbradley.blog129.fc2.com/tb.php/1365-f0cfd855
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。