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メタル・ファッション:【バトルジャケット制作】ボロボロだったヴィンテージ・レザーベストがガチガチのバトルジャケットになるまでの話

-The Battle Jacket-


 以前に行ったバトルジャケット制作の様子。

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 ヤフオクで約5000円で購入した「UNIK LEATHER APPAREL」のヴィンテージ・レザーベスト。最初からここまでカスタムされていた訳ではなく、レザーはボロボロ、表裏にワッペンの縫い付け跡などが大量にある状態だった。
 これを見た時、バトルジャケット制作を断念するくらい、素材の状態は悪かった。例えば、バイカーがツーリングなどでガンガン使い古したレザーベストを、そのままメンテナンスしないでオークションに出品したような感じだった。

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 まずは、レザーをオイルメンテナンスするところから始まった。コロンブスのレザーケア用品などを使用し、何度もブラッシングをして、レザーの表面の汚れを綺麗にしていった。この時の手に付いた汚れは、決して見せられるものではなかった。
 その後、全体的にスタンダードリベット(Standard Rivet)社のスタッズを打ち込み、バイカーやメタル・バンド関連のパッチを装着した。
 手元に残っていたのは、80年代頃のバイカー・ワッペンとグレイヴ・ディガー(Grave Digger)の四角形パッチだった。これらの相性が非常に良かったため、直ぐにスタッズで留めることとした。

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 グレイブ・ディガーの第1作『Heavy Metal Breakdown』(1984)のパッチ。以前にヘヴィメタル専門店で約500円で購入したもの。
 周囲のバッジは、ワッペンとデザイン性を統一するため、南軍関連のものを選択。ヴィンテージのハーレーダビッドソンのバッジも、黒いレザーアイテムとは相性が良かった。

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 80年代頃のヴィンテージのバイカー・ワッペン。イーグルやスカルなどのバイカー系ワッペンは、バトルジャケットとの相性が良く、持っていて損はないアイテム。

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 有り難いことに、レザーベストの裏側には、最初から、素晴らしいヴィンテージのハーレーダビッドソンのバックパッチが付いていた。それを中心として、更にブラック・サバスやイージー・ライダーなどのワッペンを追加していった。
 このウィング・スカルのワッペン(通称イージー・ライダー・パッチ)は、80年代頃のアメリカ産で非常に貴重なもの。ヴィンテージ・ショップなどでは、約2000~3000円くらいの価格になることもあった。

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 その他、工夫した点は、スタッズをワッペンの周囲に打つこと。スタッズを大小と使い分けることで、デザインに立体感を与えることに成功。
 かくして、完成したバトルジャケットは、実際にバイカーやメタル・ファンたちが着用できる状態のものとなった。このレザーベストは、ツーリングやライブ会場などで、まだまだ現役で活躍できるはず。
 ボロボロだったレザーアイテムも、情熱を持ってカスタムをすれば、再び新たな魂を得て光り輝く。「使い古したから捨てよう」などという甘い考え方は、メタル界では通用しない。


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メタル・ファッション:【バトルジャケット制作】ライトニングタイプ、スラッシュ/ブラック・メタル・ハードコア・パンク・バトルジャケット

-The Battle Jacket-


 以前に制作したバトルジャケットの紹介。

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名称:ライトニングタイプ、スラッシュ/ブラック・メタル・ハードコア・パンク・バトルジャケット
原価:約5000円
素材:牛革
生産国:不明
コメント:セックス・ポット・リベンジ(SEX POT ReVeNGe)のダブルライダース。34サイズ。生産国不明。鋲ジャン仕様。スタッズは、スタンダードリベット(Standard Rivet)社とノーブランド。ワッペンは、メガデス、クレイドル・オブ・フィルス、ディム・ボガー、チルドレン・オブ・ボトム、ウォーロック、ベトナム戦争などを使用。缶バッジは、ナイトウィッシュ、エンペラー、メタリカ、メガデス、オーバーキル、アイアン・メイデン、アングラ、ガンズ・アンド・ローゼズ、バウンティハンターなどを使用。



*ヤフオクURL>>https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n353848314続きを読む
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現エピック・メタル・シーンの生ける伝説、Solsticeが約20年振りに新作を発表

The Legend Epic Metal Band Return.


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"エピック・ドゥーム・メタルのパイオニア"の帰還
 かつて、キャンドルマス(Candlemass)やソリチュード・イターナス(Solitude Aeturnus)たちと共に、「エピック・ドゥーム・メタル」(Epic Doom Meta)というサブ・ジャンルを創造したイギリスのソルスティス(Solstice)。ソルスティスの第1作『Lamentations』(1994)、第2作『New Dark Age』(1998)は、アンダーグラウンドのエピック・メタル史に永遠に刻み込まれる名作だ。
 マニラ・ロード、キリス・ウンゴル、ソルスティス。エピック・メタルというジャンルを語る上では欠かせない、本当の意味で伝説的なバンドたち。そのソルスティスが、約20年振りに新作を発表するということで、世界中のエピック・メタル・ファンたちは、驚きを隠せなかった。
 名盤『New Dark Age』は、1998年に発表され、それ以後、エピック・ドゥーム・メタルの聖典であり続けた。それだけではなく、もはや、ソルスティスというバンドは、一人歩きを始める程だった。
 2018年、今やヘヴィメタル・ファンの誰もが真の意味での"エピック・メタル・バンド"と断言できるソルスティスは、最初、自主制作で第3作『White Horse Hill』を発表した。アルバム制作は、EP『Death's Crown is Victory』を発表した2013年頃から開始され、結果的にデジタル形式で配信された。この時ばかりは、アナログな古参ファンたちも、現代の最新技術に感謝した。
 その後、当然のように、ファンたちから凄まじい反響があり、同年の4月には、「Dark Descent Records」から初のCD盤が発売された。
 全世界のアンダーグラウンド・エピック・メタルのファンたちが待ち続けたソルスティスのアルバム『White Horse Hill』は、直ぐにインターネット上のレビュー・サイトなどで高評価を獲得し、バンドが健在であることをシーンにアピールした。このアルバムを高評価したファンたちは、2016年に再びバンドへと戻ったドラマー、Rick Budbyのことも忘れてはいなかった。また、ヴォーカリストのPaul Kearnsの素晴らしい仕事振りについては、驚愕せざるを得なかった。
 このようにして、"エピック・ドゥーム・メタルのパイオニア"ことソルスティスは、新作『White Horse Hill』を完成させた。しかし、この衝撃的なアルバムが全世界のアンダーグラウンド・シーンに配給されるためには、長い時間が必要だった。伝説のエピック・メタル・バンドの新作CDが欲しいファンたちは、世界各地にいるのだ。
 

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メタル・ファッション:メルカリで約3000円で購入したメタルTシャツがリサイクルショップで100円で売れた話

Made in Thailand?


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全く価値のないバンドTシャツ
 最近、持っていたメタル系のバンドTシャツをリサイクルショップに売る機会があった。その時、以前に国内の有名フリマアプリ、メルカリで購入したバンドTシャツを何点か売却した。
 リサイクルショップで査定してもらった結果、モーターヘッドのバンドTシャツは、約100円という価格だった。記憶が正しければ、これはメルカリ内で3着約3000円で購入したものだ。
 その価格自体も安いのだが、1着約1000円という相場で考えても、実際には、その10分の1の価値もないバンドTシャツだったということ。デザイン重視でこのバンドTシャツを買ったのだが、見事に失敗することとなった。
 実際のところ、モーターヘッドのバンドTシャツが送られてきた時、タグ欠品で怪しい感じがあった。所謂タイ製や中国製の偽物のバンドTシャツの可能性を疑った。デザインにも立体感がなく、Tシャツの生地も薄っぺらいものだった。
 例えば、今日の転売屋がバンドTシャツを売る際、その詳細をはぐらかすために、タグを切り取るという行為が行われてきた。そして、インターネット上の画像では、バンドTシャツのはっきりとした素材感までは伝わらないため、バンドの知名度やデザイン性だけで売れる可能性があった。
 価値のないバンドTシャツとは、このように売値が1000円以下であり、製造国がタイや中国のものだ。当然のように、こういった粗悪品は、身に付けていても格好悪いし、どこも引き取ってくれない。本来、ゴミとは捨てるためのもの。
 バンドやミュージシャンたちが築き上げたブランドを、ゴミのような価値に下げるのもまた人間に他ならない。
 結局のところ、偽物のバンドTシャツを買った私が悪いのだが、ヤフオクやメルカリなどの悪質バンドTシャツには、注意した方が良いという話。本物のバンドグッズを見極める能力も必要な時代となった。


*購入元メルカリアカウント>>https://www.mercari.com/jp/u/779995709/続きを読む
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メタル・ファッション:持っているメタル系バンドTシャツを色々とヤフオクに出します

Guns N' Roses, Slayer, Manowar, etc.


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コメント:Guns N' Roses, Slayer, ManowarなどのバンドTシャツ。全て古着屋や通販などで購入。約10年前くらい。タンスの中で眠っているので是非。ヴィンテージモノかどうかは不明。実際にどのくらいで売れるのかも気になるところ。宜しくお願い致します。

ヤフオクURL>>
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d371958471
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q298458404
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u286296669
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d371636989


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エピック・メタル研究:ロバート・E・ハワードのフォロワー・バンドについて

 近年、海外のエピック・メタル・バンドのレビュー記事などを読んでいると、頻繁に"ロバート・E・ハワードのフォロワー・バンド"という言葉を目にするようになった。ロバート・E・ハワードは、「ヒロイック・ファンタジーの生みの親」、「エピック・メタルの父」などとして知られる偉大な作家である。
 長い間、エピック・メタルとヒロイック・ファンタジーの関連性について、ファンたちの間で議論が交わされてきたが、ロバート・E・ハワードの影響力は凄まじいものだった。"ロバート・E・ハワードのフォロワー・バンド"という言葉は、エピック・メタル・シーンの中に必然的に生まれたものだった。
 例えば、そのフォロワー・バンドの中には、アメリカのハイボリアン・スティール(Hyborian Steel)がいる。このバンドは、はっきりとロバート・E・ハワードが生み出した小説「コナン」シリーズの世界観に影響を受けていた。実際にハイボリアン・スティールというバンド名を聞いて、コナンの世界を思い描かないエピック・メタル・ファンなどいなかった。
 このハイボリアン・スティールは、アルバムや音楽性の評価は高くなかった。所謂、チープなアンダーグラウンドのエピック・メタルの典型だった。
 しかし、2010年代以降、NWOTHMの影響を受けて急速に増加した"ロバート・E・ハワードのフォロワー・バンド"を語る時、ハイボリアン・スティールは直ぐに名前の挙がる存在となっていた。
 アンダーグラウンドのエピック・メタル・ファンたちにとっては、バンドとしての分かり易さも重要な部分だった。そこにフォロワー・バンドとしての完成度の高さは関係なかった。
 なぜなら、アンダーグラウンドのエピック・メタル・ファンたちは、直ぐにハイボリアン・スティールよりもクオリティが高いバンドを挙げられたからだ。例えば、ロジー・クルーシズ(Rosae Crucis) 、セイクリッド・スティール(Sacred Steel)、アイアンソード(Ironsword)、エターナル・チャンピオン(Eternal Champion)、ゲートキーパー(Gatekeeper)などのバンドたちである。

An Age Undreamt of...



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現代最高峰の"Conan系"エピック・ヘヴィ・メタル・バンド、Gatekeeperが1stに続き超強力EP『Grey Maiden』を発表

The Epic Music Of The New Age.


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真のエピック・ヘヴィ・メタルへの道
 2009年、カナダ出身のギタリスト、ジェフ・ブラック(Jeff Black)のソロ・プロジェクトとしてスタートしたゲートキーパー(Gatekeeper)。バンドは、マノウォー(Manowar)、ソルスティス(Solstice)、キャンドルマス(Candlemass)、ドゥームソード(Doomsword)などに影響を受け、エピック・スタイルのヘヴィメタル・サウンドを目指した。
 2013年、ゲートキーパーが発表したデモ音源『Prophecy and Judgement』は、アンダーグラウンドのエピック・メタル・ファンから高い評価を得た。この頃、バンドのサウンドは、所謂エピック・ドゥーム・メタルだった。
 2015年、ゲートキーパーは、エターナル・チャンピオン(Eternal Champion)と共に、スプリット盤『Retaliator / Vigilance』を発表。完成度の高い内容でアンダーグラウンド・シーンに衝撃を与えた。これが2010年代のエピック・ヘヴィ・メタルのサウンドの基礎となった。
 その後、ゲートキーパーは、ファン待望の第1作『East of Sun』(2018)を発表。海外の有名HR/HMレビューサイトで高得点を記録するなどして、アンダーグラウンド・シーンでの地位を固めた。
 そして、2019年、イタリアの「Cruz del Sur Music」から、ゲートキーパーは、新作EP『Grey Maiden』を発表。本作に収録されたのは、僅か4曲だったが、その完成度の高さは折り紙付きだった。
 既に、世界各地のエピック・メタル・ファンたちは、このゲートキーパーの『Grey Maiden』が重要作であることを理解していた。なぜなら、そに描かれていたのは、ドゥーム的エピック・メタルではない、真のエピック・ヘヴィ・メタルのサウンドだったからである。

Grey Maiden -Ep-


EAST OF SUN



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米エピック・メタルの雄Slough Feg、バンド名を新たに"The Lord Weird Slough Feg"へと改名

The Lord Weird Slough Feg.


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 2019年、90年代から活動を続けるアメリカ・ペンシルベニア州出身のエピック・メタル・バンド、スルー・フェグ(Slough Feg)が改名。ザ・ロード・ウィアード・スルー・フェグ(The Lord Weird Slough Feg)という新たなバンド名は、彼らが以前に使用していたもの。
 バンドは、第5作『Atavism』(2005)の時にスルー・フェグへと改名。その後、第9作『Digital Resistance』(2014)の時まで、このバンド名をアルバムに使用し続けていた。
 今回、バンドの中心人物、マイク・スカルジ(Mike Scalzi)は、新作の発表に合わせて原点回帰を狙ったようだ。2019年6月にイタリアの「Cruz del Sur Music」から発表予定の新作は、既に『New Organon』というタイトルに決定している。


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メタル・ファッション:インタビュー「僕がヴィンテージバンドTシャツを嫌いな理由」 2/2

Metal Fashion Interview

volume 2. 20 May: 2019

 以前にMETAL EPIC編集部がSNSを通じて出会ったHR/HMファンのTさん(20代後半・男性・フリーター)に対して、今のメタル・ファッションに関してインタビューを行った時の様子(前回の続きから…)。


大橋:話題を戻しますが、今はヴィンテージバンドTシャツのコレクターが多いようです。それについてはどう思いますか?
Tさん:別に良いんじゃないの。勝手に集めてれば。
大橋:ヴィンテージバンドTシャツのコレクターが増えたことで、そういった品物が価格高騰してきた感じもあります。それについてはどう思いますか?
Tさん:別に何とも。
大橋:TさんはヤフオクでヴィンテージバンドTシャツを高値で売ったという話を聞きましたが、それは品物の価格が高騰したことによる影響だと思います。実際のところ、Tシャツの価格高騰でその恩恵を受けられたように感じますが?
Tさん:そういえばそうだね。(ヴィンテージバンドTシャツを)ヤフオクに出した時は、次から次へと入札があって、一気に軽く1万円を超えたんでビックリした。あと何度も質問で襟や裾、首回りがダブルかシングルか聞かれた記憶が。
大橋:ヴィンテージバンドTシャツのコレクターたちの間では、一般的にシングルステッチが本物らしいです。そして、ダブルステッチのバンドTシャツは最近のものや偽物らしいです。コレクターだけに限った話ではないですが、ヴィンテージ・ファッションに詳しい人は、シングルステッチかどうかで必ず判断するそうです。
Tさん:そうなんだ。同じ質問ばっかりでしつこいと思ったよ。血眼になってヴィンテージバンドTシャツを探してるのかな。
大橋:ヴィンテージバンドTシャツを集めている人たちにとっては、それが絶対に欲しいという瞬間があるのだと思います。オークションサイトなどでは、それを見逃すと二度と手に入らないこともありますので。
Tさん:ヴィンテージバンドTシャツを集めている人?コレクター?たちにとっては、Tシャツそのものの価値よりも、それが高値で取引されてるっていう方が大事なんだと思う。
大橋:バンドTシャツが安ければ誰も集めないということですか?
Tさん:違う、そうじゃない。ヴィンテージバンドTシャツのコレクターのような人は、もうバンドの音楽とか品物のデザインとかはどうでも良くなってる。ヴィンテージで(値段が)高いバンドTシャツがあるから、だから買う、集めるっていうこと。
大橋:そうなんですか?
Tさん:いや分からないけどさ。高ければ何でも良いんじゃないの?
大橋:バンドTシャツの価格=(イコール)価値ということですか。商品の値段は、それの普遍的な価値を測るためには、最も分かりやすいものだと思いますが。確かにバンドTシャツが安ければ、それに魅力を感じる人も少ないでしょう。
Tさん:安かったらゴミみたいに扱うんでしょ。高くても同じか。メルカリとか酷い。
大橋:メルカリだと高額な品物でも酷い状態が多いということですか?つまり、今のヴィンテージバンドTシャツブームが起こった背景には、個人で所有していたTシャツが急に高値で売れ始めたという実態があるのでしょうか?
Tさん:きっかけね。
大橋:今のヴィンテージバンドTシャツのコレクターたちは、以前に、いきなりコレクションしていた、または持っていたTシャツが売れて、一気に火がついたという感じでしょうか?バンドTシャツが高値で売れたことで、それを集めるきっかけになったという感じですか?
Tさん:そう。高ければ何でも良い。安いものを集めたって、何の意味もないでしょ。
大橋:そういう人たちも、最初はバンドが好きでグッズやTシャツを買っていたのではないでしょうか?
Tさん:だから分からないって。好きな人もいるし、転売目的でヴィンテージのバンドTシャツを買ってる人もいるんじゃないの?
大橋:値段が高いだけに良いビジネスですね。
Tさん:それこそ若い時に1000円以下で買ったTシャツが数万円で売れたら面白いよね。
大橋:やはりヴィンテージバンドTシャツは、高値で売れるから買うというのが基本なのでしょうか?
Tさん:それは集めてる人に聞いて。
大橋:分かりました。最後に今のヘヴィメタル・ファッションに対して何か言って貰えますか?
Tさん:好きにしろ!
大橋:有難う御座います。好きな感じでファッションをしろという意味ですか?
Tさん:そうだね。
大橋:更に今のヴィンテージバンドTシャツブームに対して何か言って貰えますか?
Tさん:今のヴィンテージじゃなきゃバンドTシャツじゃない、本物じゃないっていう風潮?クソくらえ。クソが。
大橋:それは着ている人が本物じゃない、偽物だという意味ですか?
Tさん:人に本物とか偽物とかないでしょ。誰が判断してるんだよ。僕一般人なんで。
大橋:本日はインタビューにご協力頂き有難う御座いました。


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メタル・ファッション:インタビュー「僕がヴィンテージバンドTシャツを嫌いな理由」 1/2

Metal Fashion Interview

volume 1. 20 May: 2019

 以前にMETAL EPIC編集部がSNSを通じて出会ったHR/HMファンのTさん(20代後半・男性・フリーター)に対して、今のメタル・ファッションに関してインタビューを行った時の様子。


大橋:今日は宜しくお願いします。
Tさん:お願いします。
大橋:普段はどんな音楽(ヘヴィメタル)を聴きますか?
Tさん:メガデスとかスレイヤー、メタリカとかですかね。
大橋:スラッシュ・メタル系ですか?
Tさん:そうです。
大橋:他に聴くジャンルはありますか?
Tさん:デス系とか。ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミー(Bwtween the Buried and Me)とかペルセフォネ(Persefone)なんか好きです。
大橋:デスの中でもプログレ系ですか?
Tさん:そうですね。
大橋:話題を変えますが、ヘヴィメタル系バンドTシャツは持っていますか?
Tさん:持っていますよ。
大橋:どういったバンドのTシャツを持っていますか?
Tさん:メガデスとかメタリカのTシャツですね。あとアイアン・メイデンとかも持ってます。ガンズ・アンド・ローゼズとかよく分からないバンドのやつも。
大橋:マニアックなバンドのTシャツということですか?
Tさん:ネットとか古着屋でデザインだけ見て買ったやつですね。
大橋:知っているバンドよりもデザインでTシャツを買う感じですか?
Tさん:そうです。
大橋:地元にバンドTシャツを売っている店は多くありますか?
Tさん:殆ど無いです。古着屋で見つけられたらラッキー程度です。だから良いと思ったものは直ぐに買いますね。
大橋:ヴィンテージのバンドTシャツは持っていますか?
Tさん:前は持っていました。
大橋:どうしたんですか?
Tさん:お金が欲しかったんで売りましたね。
大橋:どんなヴィンテージバンドTシャツを持っていましたか?
Tさん:メガデスとかメタリカ、スレイヤーとかデス系です。
大橋:どのくらいの年代のヴィンテージバンドTシャツを持っていましたか?
Tさん:80年代のものが少なくて、殆ど90年代くらいでした。
大橋:高く売れましたか?
Tさん:そうですね。Tシャツ一枚で軽く1万円は超えてました。売れるのが良かったんで全て売りました。
大橋:良かったというのは?
Tさん:直ぐに売れたんで楽しくなった感じですね。
大橋:どこで売りましたか?
Tさん:ヤフオクです。
大橋:やっぱりヤフオクだと売れますか?
Tさん:直ぐに売れましたね。
大橋:売る時に勿体無いと思わなかったですか?
Tさん:だって一枚で1万円以上でしょ。普通売る。
大橋:そういったヴィンテージバンドTシャツはどこで買ったものですか?
Tさん:殆ど覚えてないです。確か地元の古着屋で子供の時でしたね。安くて800円くらいでした。
大橋:800円くらいで買ったヴィンテージバンドTシャツが幾らくらいになりましたか?
Tさん:最初に言ったけど1万円以上。本気で驚いた。
大橋:今はヴィンテージバンドTシャツが人気で高値で売れやすいです。そういう環境に対してどう思いますか?
Tさん:はっきり言っていいですか?
大橋:大丈夫です。
Tさん:クソだと思いますね。
大橋:どうしてそう思いますか?
Tさん:だって(ヴィンテージ)Tシャツ一枚で1万円くらいでしょ。普通買えないわ。
大橋:お金があったら買いますか?
Tさん:いや分からない。好きなバンドで絶対欲しいなら買うと思う。一枚数万円ってクロムハーツかよ。
大橋:シルバーアクセサリーが好きなんですか?
Tさん:好きです。ヘヴィメタル・ファッションでは絶対使いますね。
大橋:使っているシルバー(アクセサリー)は高価なものですか?
Tさん:いや。ノーブランドのやつです。たまにブランド品も使います。
大橋:やっぱりメタル・ファッションとシルバーは一緒に使いますか?
Tさん:そうですね。シルバーはロックとかメタルには欠かせない感じ。スカルとか。
大橋:分かります。スカルリング、クロスモチーフ、ゴシック・パンク系はメタルに欠かせないと思います。
Tさん:バンドTシャツよりもシルバーの方が持ってますね。

>>次回に続く...


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New Release (Epic Metal)

Times of Obscene Evil..

by Smoulder (1st album)
"The New Epic Metal Album"

Grey Maiden -Ep-

by Gatekeeper (mini album)
"The New Epic Metal Album"

The Armor of Ire

by Eternal Champion (1st album)
"The New Epic Metal Album"

CODEX EPICUS

by Battleroar (5th album)
"The New Epic Metal Album"

Conqueror's Oath

by Visigoth (2nd album)
"The New Epic Metal Album"
METAL EPIC Books

叙事詩的なヘヴィメタルの歴史

音楽論『叙事詩的なヘヴィメタルの歴史』Kindleストアにて発売中。約5年間に渡るエピック・メタル研究の集大成。主要バンドの紹介、歴史の解説、幻想文学との関連性、エピック・メタル・ルーツへの言及など、アンダーグラウンド・シーンを紐解いた衝撃のヘヴィメタル史。

ハイパーボリア全集

拙著『ハイパーボリア全集』、『ハイパーボリア全集2』、『ツチョ・ヴァルパノミの炎の王国』、『最後の理想郷』、『探索者』、『ツァトゥグアの祠』、『イグの神殿』、『オルグリアス』、『ファルナゴスの遺産』、『イックアの妖術』、『ズロヒムの死』、『失われた先史』Kindleストアにて発売中。1930~1950年代頃の『Weird Tales』誌やクトゥルー神話群を踏襲した幻想怪奇短篇集。
The Master

コスマン・ブラッドリー博士

Author:コスマン・ブラッドリー博士


Cosman Bradley(16/06/10)
David Orso(16/06/10)
Daiki Oohashi(16/06/10)
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