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Introduction

Robert_E_Howard

「エピック・メタルとは、叙事詩的なヘヴィメタルの総称であり、主に大仰かつ劇的でヒロイックな音楽性を示す言葉である」 [More stats] 

 ──Cosman Bradley


◆新着情報 News Topics
[Reviews]
VALKYRIE 「Deeds of Prowess」
WRATHBLADE 「Into the Netherworld's Realm」
VIRGIN STEELE 「Nocturnes of Hellfire & Damnation」
[Release]
Jack Starr’s Burning Starr 「Stand Your Ground」
Cirith Ungol 「King Of The Dead」
Manilla Road 「To Kill a King」

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Masters of Fate



Country: Italy
Type: Full-length
Release: 2008
Reviews: 75%
Genre: Epic Heavy Metal


イタリアのエピック・メタル、エトルスグレイヴの2008年発表の1st。


2004年、元ダーク・クォーテラー(Dark Quarterer)の初期ギタリスト、フルベルト・セレナ(Fulberto Serena)を中心として、イタリアで結成されたエトルスグレイヴは、2つのデモ『On the Verge of War』(2004)、『Behind the Door』(2007)の発表後、本格的な作品の制作に専念した。そして、2008年に完成したのが『Masters of Fate』であり、イタリアの「My Graveyard Productions」から発売された。

このエトルスグレイヴというバンドは、当然のように、ダーク・クォーテラーの世界観やサウンドと比較された。そして、アンダーグラウンド・ヘヴィメタルのファンたちが導き出した結論とは、このバンドが間違いなく、カルト的な音楽性を既に築き上げているということだった。それを証明するかのように、『Masters of Fate』のサウンドは、薄暗くドラマティックな内容であり、古代・中世の叙事詩や歴史などをテーマとした歌詞を扱っていた。

実際のところ、エトルスグレイヴは、マノウォーやヴァージン・スティールなどと類似したバンドだったが、『Masters of Fate』の段階では、その叙事詩的なサウンドは未完成だった。なぜなら、本作の楽曲の殆どは、フックに欠けるリフやヴォーカルの力量不足が目立っていたからである。更にエリック・アダムス(Eric Adams)やジャンニ・ネピ(Gianni Nepi)などと比較すると、エトルスグレイヴのハンマーヘッド(Hammerhead)のヴォーカルは、明らかに未熟だった。

なお、この『Masters of Fate』には、ダーク・クォーテラーのカヴァー"Lady Scolopendra"が収録された。



1. Deafening Pulsation
2. Dismal Gait
3. The Last Solution
4. The Only Future
5. Wax Mask
6. Lady Scolopendra
7. Masters of Fate


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 4月23日、本日付けでレビュー欄を更新。閲覧は上のメニューバー、または下記の直接リンクを参照。

・『The Reviews


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 4月22日、本日付けでバンド欄を更新。閲覧は上のメニューバー、または下記の直接リンクを参照。

・『The Band


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 ヘヴィメタルという音楽にも様々な種類が存在する。例えば、メタリカ、メガデス、スリップノット、デフトーンズ、コーン、マリリン・マンソンなどは、商業的な成功を収めている。当然のように、そういったバンドやミュージシャンたちには、有名な"ヒット曲"や"ヒット作"が存在しており、一般リスナーを惹き込む強力な武器になっている。特に現代の日本人たちにとって、有名な"ヒット曲"や"ヒット作"は重要な決め手だろう。
 一方、売れていないアンダーグラウンド・シーンのヘヴィメタル・バンドたちは、全くヒットがない状況下で作品の宣伝活動をすることとなる。つまり、これは殆ど自殺行為のようなものであり、バンド側が精力的なライブを行ったとしても、新しいファン層が増える可能性は極めて低いのである。なぜなら、音楽シーンの流行に敏感な一般リスナーは、有名な"ヒット曲"や"ヒット作"がないバンドやミュージシャンたちには興味がないからだ。「興味が湧かない」と言ってもいい。アンダーグラウンド・シーンの陰鬱なヘヴィメタルが、愉快なドライブ中の車のラジオから流れてくるはずがない。
 こうした状況の中で、日本人がアンダーグラウンド・シーンのヘヴィメタル・カルチャーに手を出す機会はなく、誤った知識や情報が飛び交っている。例えば、有名なエピック・メタル・バンドとして、ラプソディー・オブ・ファイアやブラインド・ガーディアンなどの名前が挙がることがそうだ。また、日本人は、ドイツのエクリブリウムを本気でエピック・メタル・バンドだと認識している。グローリーハンマーやトワイライト・フォースなども立派なエピック・メタル・バンドである。音楽サイトで話題になるのは、バンドの過激なコスチュームやミュージシャンたちの奇抜なキャラクター性ばかりだ。
 日本のロック音楽のファンたちは、細分化したヘヴィメタルのサブ・ジャンルのルーツを本当に理解しているのだろうか。残念ながら、こういった曖昧な部分を訂正しようとする"真面目"な音楽ファンたちは少なくなった。

Metal/Invasion




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Argus



Country: United States
Type: Full-length
Release: 2009
Reviews: 80%
Genre: Epic Doom Metal


アメリカのエピック・ドゥーム・メタル、アーガスの2009年発表の1st。


アメリカでエピック・ドゥーム・メタルが高い支持を集めることはなく、例えばソリチュード・イターナス(Solitude Aeturnus)のように、ひっそりとしたバンド活動を続けるしか道はなかった。こういったエピック・メタル・バンドは、常にマニアたちの評価で未来のイメージが変化していった。しかし、このアメリカこそはエピック・メタルの発祥の地であり、熱狂的なアンダーグラウンド・シーンのファンたちが存在することも事実だった。

2005年のアメリカで結成されたアーガスは、エピック・メタル・バンドとしては特殊な部類に入る存在だった。なぜなら、このアーガスは、アメリカで殆ど死滅したと考えられていた、エピック・ドゥーム・メタルの後継者だったからである。当然のように、バンドの第1作『Argus』は、直にキャンドルマス(Candlemass)、ソリチュード・イターナス、ドゥームソード(DoomSword)などのサウンドと比較されることとなった。しかし、アメリカのエピック・メタル・シーンに詳しいファンたちは、まずスルー・フェグ(Slough Feg)との類似性を指摘したのである。

実際のところ、このアーガスというバンドは、スルー・フェグと従来のエピック・ドゥーム・メタルのサウンドを融合させたかのような世界観を持ち、極めてクオリティの高い楽曲群を作り上げていた。かつて、キャンドルマスやソリチュード・イターナスは、信じられないようなクオリティの作品を何度も生み出したが、その可能性はアーガスにも備わっていた。この『Argus』から感じ取れるのは、そういった未来の可能性やエピック・ドゥーム・メタル特有の安定感である。また、世界各地のエピック・メタル・ファンたちは、このバンドのサウンドや作品を徐々に評価していった。



1. Devils, Devils
2. Bending Time
3. From Darkness Light
4. Eternity (Beyond, Part I)
5. None Shall Know the Hour
6. The Damnation of John Faustus
7. The Effigy Is Real
8. The Outsider


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Deeds of Prowess



Country: Netherlands
Type: Demo
Release: 1986
Reviews: 84%
Genre: Epic Heavy Metal


オランダのエピック・メタル、ヴァルキリーの1986年発表のデモ。


かつて、巨大化したアンダーグラウンド・シーンから登場したヘヴィメタル・バンドの中には、デモ音源を残したのみで消滅するような存在が溢れ返っていた。しかし、世界各地のマニア向けのレーベルや熱狂的なファンたちは、そこから様々な音源を拾い集めることを主な仕事としていた。実際のところ、彼らの活躍によって、後の時代に発掘された優良バンドの数はあまりにも多かった。

80年代のアメリカで形成されたエピック・メタル・シーンの中にも、歴史の影に埋もれたバンドたちが数多く存在していた。しかし、カルト・ミュージック・カルチャーの本物のマニアたちが注目していたのは、欧州各地に埋もれたエピック・メタル・バンドたちの貴重な音源だった。例えば、後の時代に再発掘されたダーク・クォテラー(Dark Quarterer)やアドラメレク(Adramelch)などのバンドたちは、欧州のエピック・メタル・シーンの形成には欠かせない存在だった。

エド・ワービー(Ed Warby:d)とレムコ・ヘルバース(Remco Helbers:b)によって結成されたオランダのヴァルキリーは、1986年に5曲入りのデモ『Deeds of Prowess』を残したのみで音楽シーンから姿を消した。バンドの活動期間は、僅か1984年から1986年までだった。
しかし、そのデモ音源が残した強烈な印象は、アンダーグラウンド・シーンのエピック・メタル・ファンたちの心を掴んで離さなかった。だからこそ、このバンドの『Deeds of Prowess』は、2012年になって、突如としてマニア向けレーベル「Death Rider Records」から再発されたのだった。

デモ音源としての『Deeds of Prowess』は、80年代のアンダーグラウンド・シーンのエピック・メタル・バンドの作品らしく、極めてチープな音質だったが、新たにリマスターされた楽曲の存在感は、以前とは明らかに異なっていた。そして、現代のエピック・メタルのファンたちは、ヴァルキリーというバンドが持っていた本来のポテンシャルの高さに驚いたのである。

この『Deeds of Prowess』のサウンドは、ヒロイックかつアンダーグラウンド的な妖しさに満ち溢れたものであり、そこからはマノウォー(Manowar)、ダーク・クォテラー、スローター・エクストロイス(Slauter Xstroyes)などの音楽的要素を感じ取ることができた。また、バンドのヴォーカルであるエリック・スミッツ(Eric Smits:vo)の歌唱法は、エリック・アダムス(Eric Adams)やジャンニ・ネピ(Gianni Nepi)を彷彿とさせるものだった。

その他のエピック・メタル・バンドたちと同じく、ヴァルキリーも映画『コナン・ザ・グレート』(Conan the Barbarian, 1982)とそのサウンドトラック、リヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner)、北欧神話などの世界観からインスピレーションを得ていた。そして、こういった勇壮な世界観は、『Deeds of Prowess』のエピックでメタリックなサウンドの中に表現されていた。詰まるところ、このオランダのカルト的なエピック・メタル・バンドを発掘したファンやレーベルは、実に誇れる仕事をしたのである。



1. The Ride of the Valkyries
2. The Master of Death
3. Ancient Steel
4. Battlefield of Pelennor
5. The Gods Are Angered


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Ironsword.jpg

Country: Portugal
Type: Full-length
Release: 2002
Reviews: 81%
Genre: Epic Heavy/Power Metal


ポルトガルのエピック・パワー・メタル、アイアンソードの2002年発表の1st。


2002年、第1作『Ironsword』をイギリスの「The Miskatonic Foundation」から発表したアイアンソードは、ムーンスペル(Moonspell)、ディケイド(Decayed)、アラストル(Alastor)などで活躍したタン(Tann:vo、g)を中心として、1995年のポルトガルで結成された。デビュー以前からバンド側が追求していたサウンドは、世界各地のアンダーグラウンド・シーンで着実に勢力を拡大させていたエピック・メタル的なものだった。

そして、エピック・メタルという暗い歴史に包み込まれたジャンルの中で、マニラ・ロード(Manilla Road)やキリス・ウンゴル(Cirith Ungol)などのバンドが王座に君臨しているように、この『Ironsword』もそういったサウンド・スタイルを継承していた。アイアンソードの骨格となったサウンドは、80年代のマニラ・ロード、キリス・ウンゴル、マノウォー(Manowar)、オーメン(Omen)、ブローカス・ヘルム(Brocas Helm)などを彷彿とさせるものであり、その根底にはアンダーグラウンド主義やヒロイズムなどがあった。

また、アイアンソードは、従来の「剣と魔法の物語」(Sword And Sorcery)から多大な影響を受けており、『Ironsword』という作品は、ロバート・アーヴィン・ハワードの創造した世界観とローマ帝国の歴史をテーマとしていた。これらの叙事詩的なテーマは、古典的なエピック・メタルのメタリックなサウンドと溶け合い、極めてヒロイックな楽曲を作り上げていた。言うまでもなく、アイアンソードが選択したテーマは、トールキンの『指輪物語』や『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(Dungeons & Dragons)などのハイ・ファンタジーとは、"似て非なる"世界だった。

この『Ironsword』という作品は、凡そ40分間の短い内容だったが、アンダーグラウンド・シーンのエピック・メタルのファンたちを魅了するだけの力は持っていた。結果的に、アイアンソードは、伝統的な「剣と魔法の物語」の世界観を受け継ぐ真性のエピック・メタル・バンドとして、直にファンたちから認められた。



1. Intro
2. March On
3. King of All Kings
4. Legions
5. Under the Flag of Rome
6. Into the Arena
7. Ancient Sword of the Dead
8. Call of Doom
9. Guardians
10. Burning Metal
11. Outro


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Vigilance



Country: Canada
Type: EP
Release: 2015
Reviews: 82%
Genre: Epic Doom Metal


カナダ出身のエピック・ドゥーム・メタル、ゲートキーパーの2015年発表のEP。


デジタル・フォーマットで販売されたEP。この『Vigilance』に収録された楽曲は少ないが、バンドの世界観は徹底的に表現されていた。たったこれだけの楽曲で、ゲートキーパーは、アンダーグラウンド・シーンのファンたちから熱烈な支持を得ることに成功した。また、本作の楽曲は、そのままエターナル・チャンピオン(Eternal Champion)とのスプリット・アルバム『Retaliator / Vigilance』(2015)に収録された。

結果的に、このゲートキーパーは、新時代のエピック・メタル・バンドとして、エターナル・チャンピオンと並び、アメリカ圏でマニアたちから大きな注目を集めた。これらの若いエピック・メタル・バンドたちが貫いてきた信念は、徹底したアンダーグラウンド主義やマニラ・ロードとキリス・ウンゴルをリスペクトする姿勢だった。
当然のように、そこには従来のヒロイック・ファンタジーや中世ヨーロッパ的な世界観への傾倒も含まれていた。また、これまでにゲートキーパーが追求してきた世界観は、ロバート・アーヴィン・ハワードとハワード・フィリップス・ラブクラフトの小説に基づいていた。言うまでもなく、このアメリカ出身の二人の偉大な作家は、過去の叙事詩的なヘヴィメタルにも多大な影響を及ぼした存在に他ならなかった。



1. Vigilance I
2. Angelus Noctium
3. Vigilance II


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The Reflection New Interview.






 2017年に第4作『Bleed Babylon Bleed』をキプロスの「Pitch Black Records」から発表し、現在のエピック・メタル・シーンに復活を果たしたギリシャのリフレクション(Reflection)。某動画サイトにバンドのインタビュー風景とオフィシャル・ビデオが公開。エピック・メタル・ファンたちは要チェック。

Bleed Babylon Bleed




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Randy Foxe is Back!


RandyFoxe.jpg

伝説のドラマーの帰還
 2017年4月にファン待望の第2作『Behind the Demon's Eyes』を発表したマーク・シェルトン(Mark "The Shark" Shelton)のサイド・プロジェクト、ヘルウェル(Hellwell)。この嬉しいニュースの他に、現在のエピック・メタル・シーンでは、ある出来事が話題となっている。
 マーク・シェルトンは、何と『Behind the Demon's Eyes』の中で、かつての盟友ランディ・フォックス(Randy "Thrasher" Foxe)を新メンバーとしてバンドに加えたのだ。このランディ・フォックスという過小評価された伝説的ドラマーは、80年代の初期マニラ・ロードのメンバーであり、マーク・シェルトン、スコット・パーク(Scott Park)と共にバンドの黄金期を作り上げた。
 その事実を証明するかのように、従来のマニラ・ロードのファンたちは、この最高の3人のメンバーが揃った『Open the Gates』(1985)や『The Courts of Chaos』(1990)を最高傑作に挙げることが多かった。また、ランディ・フォックスは、音楽的にも様々な才能に恵まれたロック・ミュージシャンであり、特に『The Courts of Chaos』の中では、ドラムの他にキーボードやギターなどもプレイしていた。
 当然のように、ランディ・フォックスの卓越したドラム・テクニックや、過去のマニラ・ロードの作品内における圧倒的な存在感は、現在でも世界各地のアンダーグラウンド・シーンのエピック・メタル・バンドやファンたちからリスペクトされており、彼の復活を喜ぶ人間は大勢いた。そして、再びランディ・フォックスをエピック・メタル・シーンに復活させたマーク・シェルトンの仕事振りは、実に見事としか言いようがない。

Behind the Demon's Eyes




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Prophecy_And_Judgement.jpg

Country: Canada
Type: EP
Release: 2013
Reviews: 82%
Genre: Epic Doom Metal


カナダ出身のエピック・ドゥーム・メタル、ゲートキーパーの2013年発表のEP。


2000年代後半、世界各地のNWOTHM(New Wave Of Traditional Heavy Metal)の動きに合わせて登場してきた若いバンドたちは、時にエピック・メタル的な音楽性を強調した作品を、現代のヘヴィメタル・シーンに送り出すことが多かった。そういった新世代のバンドたちは、クラシック・メタルとエピック・メタルの間で揺れ動いていた。
しかし、このカナダ出身のゲートキーパーに限って言えば、その楽曲の作風は、完全なるアンダーグラウンド主義のエピック・メタルだった。

デビューEP『Prophecy And Judgement』のファンタジックなアルバム・ジャケットから漂う怪しくも文学的な雰囲気は、そのままエピックかつドゥーミーなサウンドの中に表現された。言うまでもなく、これはゲートキーパーが追い求めた、現代に相応しい形のエピック・メタル・サウンドだった。
このバンドがエピック・メタルの本質を捉えた時、そこに存在していたのは、やはり19~20世紀初頭の幻想文学や中世ヨーロッパの英雄叙事詩などの世界観だった。

そして、ゲートキーパーのドラマ性の高いサウンドや幻想的な世界観の根底には、マニラ・ロード(Manilla Road)、キリス・ウンゴル(Cirith Ungol)、ブローカス・ヘルム(Brocas Helm)、ソルスティス(Solstice)、ドミネ(Domine)などのバンドたちからの影響があった。EPの段階でここまで完成された世界観を持ったバンドは極めて貴重であり、そういった事実をアンダーグラウンド・シーンのファンたちは見逃さなかった。
結果的に、このゲートキーパーというバンドは、早い段階からエピック・メタルのファンたちの注目を集めたのである。



1. Tale of Twins
2. North Wolves
3. Swan Road Saga
4. Prophecy & Judgement


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Cirith Ungol is Back!


CirithUngol_photo1.jpg

キリス・ウンゴルの復活
 近々、最新作を発表するエピック・メタル・ゴッド、マーク・シェルトン(Mark "The Shark" Shelton)のサイド・プロジェクト、ヘルウェル(Hellwell)。このバンドは、2011年にアメリカのカンザス州にて結成され、当時のアンダーグラウンド・シーンのエピック・メタルのファンたちを驚かせた。その理由は、現マニラ・ロード(Manilla Road)のマーク・シェルトンが、新たにE. C. ヘルウェル(E. C. Hellwell)なる人物と組んだことにも深く関係していた。
 結局のところ、このE. C. ヘルウェルは、マーク・シェルトンの高校時代の親友だった訳だが、何と過去のマニラ・ロードの歌詞にも大きな影響を与えていたことが、最近のインタビューの中で判明した。また、マーク・シェルトンは、海外のインターネット上で公開されたこのインタビューを通じて、エピック・メタル・シーンの最重要バンド、キリス・ウンゴル(Cirith Ungol)の近況についても明かした。
 マーク・シェルトンの話によれば、キリス・ウンゴルは2015年に再結成を果たし、現在でもアンダーグラウンド・シーンで地道な活動を続けているという。しかし、このキリス・ウンゴルは、インターネット・メディアをあまり使わないバンドであり、そのために最新情報が入ってこない状態だった。また、ファンたちが気になるのはキリス・ウンゴルの新作情報だが、バンドは2017年の4月末に「Metal Blade」から、名作『King of the Dead』(1984)のアルティメット・エディションを発売することを予定している。
 そして、間もなく結成40周年を迎えるエピック・メタルの始祖、マニラ・ロードは、2017年5月にスペインから始まる大規模なワールド・ツアーを行うことを決定。未だ現役で活動を続ける2組のエピック・メタル・レジェンドには、世界各地のヘヴィメタル・ファンたちからも称賛の声が届いている。なお、ヘルウェルの第2作『Behind the Demon's Eyes』は、2017年4月中旬に発売予定。

Behind the Demon's Eyes




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Alive Aftershock



Country: Greece
Type: Split
Release: 2013
Reviews: 80%
Genre: Epic Heavy Metal


ギリシャの古典派エピック・メタル、ラースブレイドの2013年発表のスプリット盤。


前作『Into the Netherworld's Realm』(2012)と同じく、ギリシャの「Eat Metal Records」から発売されたラースブレイドの『Alive Aftershock』は、現代のエピック・メタル・シーンでも人気の高いスプリット・アルバムという形式である。本作には、ギリシャの2つのバンド──ラースブレイドとコンヴィクシオン(Convixion)──の楽曲をそれぞれ収録している。

この『Alive Aftershock』に収録された楽曲を見ても分かるように、キリス・ウンゴルとマニラ・ロードの2つのバンドは、地中海諸国では非常に人気の高い存在となっている。そして、エピック・メタルのファンたちが驚くのは、ラースブレイドのヴォーカルであるニック・ヴァーサミス(Nick Varsamis)の歌唱法が、極めてマーク・シェルトンに接近しているということだ。これは『Into the Netherworld's Realm』を経て、バンドが更に進化したという証拠だろう。必然的に次回作への期待も高まる。



1. Convixion - The Eyes of the Beast
2. Convixion - I'm Alive (Cirith Ungol cover)
3. Wrathblade - Triton the Trumpeter
4. Wrathblade - Aftershock (Manilla Road cover)


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