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Symphony of Enchanted Lands



Country: Italy
Type: Full-length
Release: 1998
Reviews: 94%
Genre: Symphonic Epic Metal


イタリアの至宝、ラプソディーの1998年に発表された2ndアルバム。


前作『Legendary Tales』で歴史的なシンフォニックメタルの完成形を作り上げることに成功した彼らだが、今作においてもその本格的なスタイルは変わっていない。それどころか本作は前作以上のドラマ性、スケール感、交響曲的要素を持ってして音楽(ヘヴィメタル)と映画(スクリーン)の究極融合である"ハリウッド・メタル"なるジャンルを確立した。
この途方もなく素晴らしいアルバムで彼らはメタルというジャンルを超えてしまったのかもしれない。なぜならこの芸術作品は我々を現実をから遠ざけて中世ヒロイックファンタジー世界の壮大な遠征に導いてくれるからだ。全てにおいて驚愕の内容である。美しく幻想的な英雄世界、溢れるヒューマニズム、壮大なロマンスは我々に人間性の尊さを説いてくれるだろう。馬鹿馬鹿しいかもしれないが、本当のことである。壮大で勇壮な楽曲が並ぶが、アルバム冒頭からは映画のスクリーンを見ているとしか表現のしようがない。そして続く不屈の名曲#2で感動することは必至である。

つくづく思うのだが、この世界観は他のバンドには創り出すことは不可能だろう。彼らは剣や魔法の世界、ハイ・ファンタジーを描いているわけだが、実際楽曲に魔法が宿っているかのように、その名曲たちは輝いている。まさに「Symphony of Enchanted Lands(魔法の国の交響曲)」である。



1. Epicus Furor
美しいストリングスにクアイアが続く壮大なオープニング。
2. Emerald Sword
彼らの楽曲の中で語られる「エメラルド・ソード・サーガ」の舞台、エンチャンテッド・ランズの聖歌ともいうべき最高の名曲。流れるような英雄的美旋律とサビのクアイア「王の為、祖国の為、山々の為、竜が飛び交う緑の谷の為、栄光の為、暗黒の支配者に打ち勝つ力を得る為に我はエメラルドの剣を探し求める」という誇り高き詞が感動を呼ぶ。まるで国家のような曲である。
3. Wisdom Of The Kings
民謡に彩られた素晴らしイントロダクション。そして英雄的な高潔さを持って語られるかのようなミドルパート。中間の美しいストリングスパートは絶品である。王の叡智は尊大で偉大なものだったと、感じることができる。
4. Heroes Of The Lost Valley
英雄の行く末を語る物語の橋渡し的な曲である。最後のセリフが印象に残る。
5. Eternal Glory
#4から流れるように続く中世王国調の盛大な曲。威厳に満ちた警笛や勇敢さを讃えたサビのクアイアが胸を打つ。後半にある民謡的なファビオ・リオネ(vo)のソロパートからRPG的なメロディに満ちたギターソロへの流れは感動的ですらある。最後に奏でられるエピローグらしき民謡も美しいことこの上ない。
6. Beyond The Gates Of Infinity
地獄から這い上がった悪魔の軍団を思わせるおぞましい雰囲気を持つシンフォニックメタル。
7. Wings Of Destiny
まるで英雄の悲しみを歌うかのような哀愁に満ちたバラード。ファビオの歌唱はここでも抒情的であり、巧い。
8. The Dark Tower Of Abyss
壮大な物語もクライマックスに近づき、この曲から劇的な展開を見せる。特に後半の追い上げはファンタジー特有の緊張感すら漂っている。
9. Riding The Winds OF Eternity
激烈な疾走と共に高貴で涙腺を刺激する英雄的なメロディが流れる曲。この曲の一途さにはヒューマニズムすら感じる。まさに物語は最後の大団円に向かって、エメラルドの剣の探求を完結しようとしているのだ。
10. Symphony Of Enchanted Lands
凡そ12分にも及ぶ究極的な中世ヒロイックファンタジーのエンディング、エピローグトラック。彼らの生み出した大作曲の中で輝く、至高の名曲である。合計4パートにも分かれており、それぞれのパートが重要な役割を持っている。特筆すべきは2パート目からの超越的なスケールを放つ劇的極まりない展開であり、その2パート目でのファビオの神聖で勇敢なる歌い上げには、あたりが一瞬静寂に包まれることだろう。そしてその後の最大最高の栄光を讃えた王国調シンフォニーが大河のように流れる様は、空前絶後のスケールだ。そう、遂にエメラルドの剣は英雄の手にするものとなったのだ。これが高貴で正義に満ちた英雄が物語の中で手にした栄光ではなかろうか。ふとそんなことを思う。しかしこれは序章に過ぎない。その壮絶な2パート目から3パート目へ、あまりにも高潔すぎるファンタジック・シンフォニーへと流れた時、感動は現実を超える。これが魔法の王国、魔法の曲調である。オープニングでの感動的なメロディがサビで再び流れた時の高揚感は言葉にはできない。これほど凄まじい展開にも関わらず、ラストである4パート目のエピローグがさらに感動を押し上げ、余韻を残してくれるのだ。更に設けられたこの至上の展開は、ヒロイック極まりない民謡旋律をバックにして、年老いた老人(私はそう思っている)が英雄の行く末を、強いては自らの希望を託すという最後の語りが聞ける。そして最後に老人は物語の主人公、氷の戦士にこう語るのだ...「Peace and love forever!(愛と平和よ、永遠に!)」


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レジェンダリィ・テイルズ



Country: Italy
Type: Full-length
Release: 1997
Reviews: 90%
Genre: Symphonic Epic Metal


イタリアの至宝、ラプソディーの1997年に発表された衝撃のデビューアルバム。


彼らはその究極ともいえるシンフォニックメタルでエピックメタルファンの度肝を抜いた。その衝撃は10年以上たった今でも失われてはいない。 このアルバムはバンドのリーダーにして天才ルカ・トゥリッリ (g)が創造した超壮大なヒロイックファンタジー物語「エメラルド・ソード・サーガ」に沿って展開されるストーリーアルバムであり、もはや映画さながらの重厚さと荘厳さを誇っている。この物語は4枚目のアルバムまで続き、凄まじい英雄世界が繰り広げられる。手短に紹介すると物語は、RPGを思わせるもので、

"暗黒の勢力が、アルガロードの周辺を脅かす。予言によれば、伝説の氷の戦士のみが、究極のポジティブ・フォースを持つエメラルド・ソードを手にできるという。戦士は、魔法の森であるユニコーンの森にあるという聖なる木々に住む王の賢者によって壮大な冒険に誘われる。時は来た。復讐の炎は高く燃え上がり、彼は勇者たちを伴い、勇壮なる遠征に出かける。同盟は結ばれるだろう。時は走り始めた..."

という小説さながらの叙事詩である。それをメタルで語ろうとするのだから、エピックメタルファンとして敬意を表さずにはいられない。
過去、幾度となくクラシックとメタルの融合が試みられてきたが、一部のバンドを覗けばチープなものがほとんどであった。しかし彼らはこれまでのバンドとは明らかに違っていた。幼い頃からクラシックの教育を受け、また音楽一家に生まれたルカ・トゥリッリは、信じられないほど本格的なシンフォニックアレンジと生のオーケストラをこのアルバムで完成に導き披露したのである。メタルの持つ勇壮なパワーとスピードに優美なシンフォニックサウンドが重なることによりこのアルバムは永遠に語り継がれるだろうシンフォニックメタルの名盤となった。また、看板シンガーであるファビオ・リオネ(vo)の圧倒的な表現力もアルバムのドラマ性をさらに高めることに貢献し、彼のヒロイックな歌声に重なるエピッククワイアの応酬は圧巻。楽曲の展開も全てが劇的といっても過言ではない流れであり、一種のスペクタクル映画さながらのダイナミズムを生んでいる。
ここまで素晴らしいといくら評価しても物足りないが、一ついえることがある。これがファーストアルバムだとはとても信じられないということだ。



1. Ira Tenax
荘厳極まりないインスト。まさにファンタジー物語が幕を開ける、といった感じの素晴らしい序章である。クワイア(合唱)の重厚な合唱は鳥肌ものだ。
2. Warrior Of Ice
物語の主人公である氷の戦士(Warrior Of Ice) の名を冠した、ここから始まる壮大な冒険を思わせる名曲。中間部の民謡パートから大合唱への流れは、あまりにも感動的だ。まさに歌詞(英語)にあるように「伝説の最強なる戦士が再び駆け巡る」である……。
3. Rage Of The Winter
これまた素晴らしいエピックメタル曲。中世的な雰囲気からいきなりの疾走を見せるコーラスは勇ましすぎるほどだ。そしてその後のギターメロディへの流麗な展開がドラマティック。
4. Forest Of Unicorns
まさに中世ファンタジーと言える、笛の音色が幻想的な民謡系バラッド。素朴でアコースティカルな雰囲気と旋律が美しすぎる。サビのハーモニーも幻想的だ。名曲である。
5. Flames Of Revenge
勇壮な疾走曲。ファビオ・リオーネ (Vo)の中世騎士のような勇ましい歌声が素晴らしい。また、中間部での荘厳かつ劇的なパートも圧巻。
6. Virgin Skies
ハープシコードとフルートの美しく雄大な音色が奏でられるインスト曲。英雄の冒険の果てしない姿が思い浮かべられる、繋ぎの曲とは思えない曲だ。
7. Land Of Immortals
これも疾走する勇壮な曲。サビでのヒロイックなコーラスは共に歌わずにはいられないだろう。リフもメロディックでたまらない。
8. Echoes Of Tragedy
まるで中世の王国かと思わせる壮大なバラッド。短いが、荘厳なクワイアが行進していく様は映画さながらである。
9. Lord Of The Thunder
クライマックに向けての最後の疾走曲。激しいリフとドラムが疾走し、凄まじい緊張感を漂わせる。そしてその雰囲気のまま威厳あるクワイアへ。全くもって見事な展開である……。
10. Legendary Tales
ラストを飾る壮大な名曲。約8分の大作であり、まさに伝説というような孤高の雰囲気を醸し出している曲である。また、笛の勇ましい音色が全編を支配しており、聴いたものは戦士になったような気分を感じずにはいられないだろう。サビ前のギターソロは壮大かつヒロイック極まりない。そして曲の最後のオルゴールのようなエピローグが静かに余韻を残す……まさにこれぞ英雄的なエピックメタルだ。


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パワースレイヴ



Country: United Kingdom
Type: Full-length
Release: 1984
Reviews: 91%
Genre: Heavy Metal


アイアン・メイデンの1984年発表の5th。


アイアンメイデンの黄金期の始まりを告げる一大傑作。アイアンメイデンのファンの間では5thから7thまでを一般的に"黄金期"と総称している。確かにその時期の作品を最高傑作に挙げるファンは非常に多い。
本作は冒頭の2曲、"Aces High"と"2 Minutes to Midnight"に尽きるという声がよく聞かれる。ヘヴィメタル界屈指のこの名曲は、本作を最高傑作に押し上げるには十分な完成度を誇っている。正に絶大なインパクトだ。当然の如く、それ以降の楽曲もやはり素晴らしいのだが、多くのファンは冒頭の良さに惹かれている。しかし、作品トータルでの完成度も高いのが、この『Powerslave』を聴く上で見逃しやすい盲点である。
本作ではアートワークをディレク・レックスが手掛け、バンドのマスコットであるエディがエジプトのスフィンクスに化けている。このアートワークも本作の内容と比例して素晴らしい。アートワークにも表れているように、本作はコンセプチュアルな作品である。歴史好きとしても有名なスティーブ・ハリス(b)の知的な部分が、ソングライティングの面で開花した。古代エジプト神話を題材としたタイトルトラック"Powerslave"、恰も小説のような奇怪な物語を作詞した"Rime of the Ancient Mariner"は圧倒的な存在感を所有している。ファンはアイアンメイデンの"Phantom of the Opera"を聴いた時から、このような大作が発表されるのを待ち望んでいた。
以前からもそうであったが、今作はエピック・メタルと捉えても何ら不思議ではない内容を含んでいる。作品全体をシリアスな雰囲気で覆うことは、統一感を持たせる上で重要な要素である。本作はダークな雰囲気が地に足を付け、作品の最後まで継続される。これらの生み出す陶酔感こそが芸術への第一歩であり、また末永く愛されるヘヴィメタル作品の条件であるのだ。楽曲全体にエジプシャンの神秘的なエッセンスを加え、叙事詩的なドラマ性をより高度な次元で実現した本作こそ、紛れもない真の傑作である。



1. Aces High
ヘヴィメタルの良さをすべて結集した名曲中の名曲。オープニングのドラマティックかつメロディックなイントロ部分から絶大なインパクトで聴かせる。正統派メタルの興奮がすべて詰め込まれている、といってもよかろう。
2. 2 Minutes to Midnight
本曲のオーソドックスでキャッチーなメロディが多くのファンの心をとらえたのであろう。印象的なラインを含め、やはりアイアンメイデン屈指の名曲。
3. Losfer Words (Big 'Orra)
ドラマティックなインストゥルメンタル。一部ではゲーム音楽とまで形容されているが、整合性を持った内容からは一種のストーリーさえ連想させる。
4. Flash of the Blade
ダークな雰囲気に導かれる楽曲だが、サビでのブルースのハイトーンは最高に勇ましい。頭に焼き付く。中間部のツインリードパートはミステリアスながらも構築感及び知性をのぞかせる。
5. Duellists
極めてメロディアスかつエピカルなメロディラインを持つ佳曲。ブルースの歌うドラマティックなメロディもさることながら、後半から開始されるツインリードパートは整合性を持ち余りにもドラマティックである。この大仰な展開と古代を思わせるメロディはエピックと形容するには十分。
6. Back in the Village
正統派ブリティッシュらしい曲。特筆すべき点はない。
7. Powerslave
エジプトの古代神話からインスパイアされた、神秘的な楽曲である。アンビエントな旋律をリフに組み込み、中間部のエジプシャンなパートの放つ異国臭は異常ともいえる。
8. Rime of the Ancient Mariner
イギリスの詩人Samuel Taylor Coleridgeの叙事詩をもとにスティーブ・ハリスが作り上げた、アイアンメイデン中最長の長さを誇る一大叙事詩。約14分もある。内容は幻想怪奇の長編小説を思わせる、古代の不気味な航海の物語である。この楽曲の表現力、そして臨場感には絶句を禁じ得ない。ミドルテンポでありながら、物語を奇怪な旋律と共にゆっくりと描いていく箇所には脱帽である。まるで聴いていると映画を見ているような感覚に陥る。この楽曲の後半におけるツインメロディの旋律は、古代の海洋の遥か深淵から紡ぎ出された、とでもいうような神秘と脅威に満ちている。まるで人間の世界ではないような気さえする。これほど叙事詩的で神秘的な大曲を作り上げたスティーブは天才以外の何物でもない。


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頭脳改革



Country: United Kingdom
Type: Full-length
Release: 1983
Reviews: 80%
Genre: Heavy Metal


アイアン・メイデンの1983年発表の4th。


ドラマーがクライヴ・バーに変わりニコ・マクブレイン(d)が加入。アイアンメイデンは本作で全米初のプラチナディスクを獲得。前作でのクライヴ・バーのドラミングが素晴らしかっただけに、彼の脱退は非常に残念に思われる。
今作は前作『The Number Of The Beast』(1982)のスタイルを継承しつつ安定した完成度を誇っているが、初期アイアンメイデンに匹敵する攻撃性はない。しかしメロディの質、ドラマ性に満ちた展開、小説を題材にした歌詞のレベルは非常に高く、また独特のミステリアスな雰囲気も見事に醸し出されており、それは#5、#7、#9等に顕著にみられる。今作でもキラーチューンはいくつか揃えており、アイアンメイデンらしい勇壮なメロディと奇妙なメロディを持った#3、#5は名曲といってもいい出来であろう。しかし、ファンが間違えてはならないのは、それ以外の楽曲が優れていない、ということだ。
本作は緩急が少なく一本調子のためか、ファンの間ではどうやら影が薄いようだ。恐らく名盤である前作の影響や、後の作品の圧倒的な完成度がこの作品を曇らせているのであろう。確かに本作の"To Tame a Land"は素晴らしい名曲だが、それ以前の楽曲の平凡さには退屈を感じる。また『The Number Of The Beast』で完成させたヘヴィメタルらしいサウンドを退化させ、重厚感を損なったハード・ロック的な音作りになっている点も、本作の評価を大幅に下げる原因となっている。アイアンメイデンの作品に失敗作などないが、本作を繰り返し聴くことは少ない。



1. Where Eagles Dare
激しいドラムスとリフがアグレッションを撒き散らすオープニングナンバー。後半のコード進行もいい具合にまとまっている。
2. Revelations
スロウなミドルテンポ。途中導入されるメロディアスなパートには抒情性を感じる。急にスピードアップするドラマティックな展開も秀逸。
3. Flight of Icarus
アイアンメイデンらしい怪しげなメロディと勇ましいメロディが光る名曲。サビのコーラスは共に歌いたくなるほどヘヴィメタルらしいメロディ。
4. Die With Your Boots On
メロディックなリフとベースがヘヴィにギャロップする曲。
5. Trooper
奇妙なメロディが背筋をゾクゾクとさせる名曲。良い意味でアイアンメイデンらしい気持ち悪さを持っている。ブルースの歌うメロディの扇情力、ヘヴィメタリックなリフ、いうことはなかろう。
6. Still Life
特にブリティッシュらしい哀愁を持つ楽曲。静かなメロディから一気にバンド演奏が入る展開はもはやお決まりともいえる。
7. Quest for Fire
ヘヴィメタリックなリフが勇壮に行進する曲。曲の放つミスティックな雰囲気、SF的な世界観は非常にシリアスで素晴らしい。ドラマ性も高い。
8. Sun and Steel
キャッチーなメロディを持っている。しかし退屈さは否めない。
9. To Tame a Land
作品の最後を締めるに相応しい、壮大で叙事詩的な名曲である。ミステリアスかつ謎めくようなツインメロディ、アルペジオを多用し、その雰囲気は不気味なまでの完成度を誇る。驚くことにスティーヴのベースは時折歌うようなメロディを繰り出している。クライマックスのツインメロディの進行はもはや劇的としか形容できない。なおこの楽曲はフランク・ハーバートの『惑星デューン(砂の惑星)』が題材となっている。


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第一回EPIC METAL好きに100の質問 

エピックメタルファンとして自分はどのくらいの心構えがあるか確かめるために作りました。 
かなり真面目に答えています。
 

少しインタビューらしい問答になっています。答え方はジョーイ・ディマイオを意識しました。(笑)

やってみると自分ってこういう考えを持っていたのか、となってかなりためになりましたね。
また、エピックメタルの説明にもなっている部分があります。ここには私の主観が多少混じっていますので、察して下さい。
エピックメタルは奥が深いと改めて感じました。


では続きからどうぞ。
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第一回EPIC METAL検定(全40問) 

結構いろんなところで見る企画ですが、実際やってみると自分の知識が判断できておもしろいものです。 
というわけで管理人の知識を結集してEPIC METAL検定を作りました。EPIC METALともありかなりマニアックな内容かもしれませんが、ぜひエピックメタラーとしての知識を確かめてみてください。軽い気持ちでやって大丈夫です(笑) 
第一回目は全40問あります。問題の下をドラックすると回答が見れます。おまけとして、正解数によってあなたのエピックメタラー称号が分かります。 英語タイトルは日本語でもOKです。 

正解数01~10問 :エピックメタル・ヴァイキング (健全な一般人です)
正解数10~20問 :エピックメタル・ナイト(基礎はできています)
正解数20~30問 :エピックメタル・ハイランダー(素質が十分にあります)
正解数30~40問 :エピックメタル・キング(完全なエピックメタルファンです)
全問正解:エピックメタル・ゴッド(ヴァージンスティールに匹敵します)

では続きからどうぞ。

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シンフォニックメタル(symphonic metal)

クラシックの要素を大々的に取り入れたヘヴィメタルの総称。 

このジャンルもようやく確立したといえるだろう。というのも、シンフォニックメタルなるジャンルが確立するのには長く時間がかかったからだ。このジャンルは、ヘヴィメタル初期の時代から試みられてきたスタイルである。しかし正式に確立したのは1997年頃である。それまでに幾度の試行錯誤があったのだ。そして完成したサウンドはその名にふさわしく、実に壮麗なメタルスタイルとなった。シンフォニックメタルサウンドに主に用いるのは、オーケストラやクワイアである。そのクラシカルな要素をメロディックパワーメタル、デスメタルと融合したものが一般にシンフォニックメタルと形容される。オーケストレーションの導入もありサウンドは大仰、劇的なものになりやすく、極めてエピックメタルとの相違点も多い。どちらにしろメタル界で1、2を争うスケール感のあるスタイルであることは間違いない。中にはRhapsody of Fireの用に映画的な手法を取り入れるバンドもいる。その他にもオペラの要素を導入したりと、このジャンルの進化は計り知れない。まとめるとシンフォニックメタルとは"クラシックと融合したヘヴィメタル"ということになるだろう。 

シンフォニックメタルの歴史は先ほど触れたように初期から始まっている。しかし完全にクラシックとヘヴィメタルを融合することは当時のテクノロジーでは叶わなかった。また、クラシカルな要素の導入にはキーボードのチープさが目立ち、大仰に導入するバンドもほとんどいなかったのである。一部にはクラシカルのフレーズをメロディに導入したイングヴェイ・マルムスティーンや、オーケストラを導入したマノウォーなどの完成度が高いサウンドを提示したバンドもあったが、それでもまだまだこのジャンルが80年代頃に確立されることはなかった。その後も幾多の試行錯誤が繰り返されることになったが、シンフォニックメタル界に革命が起きたのは1997年である。まずTherionが発表したアルバム「Theli」が成功を納めると、続いてWithin TemptationNightwishが成功をおさめた。特徴的なのがTherionにおいては生のオーケストラを大々的に導入したサウンドを提示したこと、Within Temptation、Nightwishに至っては重厚なシンセサイザーの音色に加え女性ボーカルがオペラティックに歌唱を披露するというスタイルがシーンに衝撃を与えた。ある意味、Within Temptation、Nightwishは女性メタルバンドの登場を後押ししたともいえ、ゴシック・メタルにも多大な影響を及ぼした。しかし最も1997年に衝撃的だったのがイタリアから突如現れたRhapsodyである。彼らはなんとデビュー作で、これまでの常識を覆すほど大仰かつ本格的なシンフォニックサウンドを提示し、一部では映画音楽とメタルの融合ハリウッドメタルなるジャンルを確立したとまで言われた。また詞世界も衝撃的であり、エピックメタルに類似するヒロイックファンタジー的な物語を自らが作り出し、その世界観をシンフォニックメタルサウンドで完璧なまでに表現した。Rhapsodyの登場は後に大量のフォロワーを生み出す結果となり、このジャンルがさらに広まりきっかけとなったのである。彼らのフォロワーにはフランスのFairyland、同じくイタリアのThy Majestieなどの素晴らしいバンドがいる。1997年に革命が起こったのは何も一般的なメタル界だけではなく、アンダーグラウンドのブラックメタルシーンでもシンフォニックなジャンルが確立されたといえるだろう。ノルウェーのDIMMU BORGIRがこれまでよりシンフォニックな要素を打ち出した3rd「Enthrone Darkness Triumphant 」を、Emperorがクラシックの要素を覗かせた2nd「Anthems to the Welkin at Dusk」を1997年に発表したことにより、シンフォニックブラックメタルなるジャンルが確立されたのだ。またイギリスのbal-sagothもブラックメタルをベースにしながら劇的なまでに大仰なシンフォニックサウンドを有した2nd「Starfire Burning Upon The Ice-Veiled Throne Of Ultima Thule」を1996年に発表しており、シンフォニックブラックの先駆け的な作品とみなすことができる。しかし残念ながらこれらの傑作たちは、一般大衆の目から遠ざけられているためあまり話題にはならなかったのである。(しかしエンペラーの2ndアルバムは世界中のメタル雑誌でAlbum of the Yearを獲得した)余談だが私はbal-sagothの熱烈なファンだ。こうして世界に広まっていったシンフォニックメタルだが、現在もその勢いは増し、さらに壮大なシンフォニックメタル作品が生み出されているといった現状である。クラシックとメタルの融合などはたから見れば合わないように思われがちだが、今後紹介する偉大なシンフォニックメタルバンド達の数々の名作を聴いてもらえれば、それは間違いだったとすぐに気付くであろう。それほど相反する2つの音楽が合わさったケミストリーは強力だったのだ。


主なバンド
TherionFairylandRhapsody of FireWithin TemptationNightwishEpicaKamelot

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Triumph of Steel



Country: United States
Type: Full-length
Release: 1992
Reviews: 84%
Genre: Epic Metal


"Kings of Metal"ことマノウォーの1992年発表の7th。

エピック・メタルの大傑作となった前作を最後に脱退したロスの後任にデイヴィッド・シャンケル(g)、息子の重病を理由に脱退したスコットの代わりにライノ(d)が加入し制作された本作。この『The Triumph of Steel』はマノウォーの歴代の中でも長大な楽曲を有している。凡そ30分にも及ぶ超大作#1は、ギリシアの英雄叙事詩『イリアス』を題材にしている。日本のファンの間では「アキレス組曲」と邦訳される。合計8パートに及び、各メンバーの長大なソロを網羅したマノウォーらしい楽曲だ。バンドの大仰さを完全に表現したこの楽曲は、最大級の傑作であり、問題作でもある。大きな疲労感をもらたすこの楽曲を聴き終えることができるか、それはエピック・メタル・ファンとしての資質が問われるだろう。その後の楽曲はいつものマノウォーらしく、ドラマティックなエピック・メタルが展開される。決して大作だけに力を注ぐわけではなく、前編を通して完成度が高いのは普段通り。ラストの神秘的なバラード#8は突出した傑作。#1や#6、#8でも顕著だが、前作で導入されたシンフォニックな味付けが本作で更に本格的になっており、映画音楽を思わせるスケール感が強調される。大仰なスケールを感じさせる作風はマノウォーの一つの個性である。しかし、マノウォーの場合、シンフォニックと形容されても煌びやかなものを指すわけではない。マノウォーに導入されてる交響曲的要素は実際に古典的なものだ。それこそ昔から培われてきたような深みを宿している。そのため、ピュアなメタルファンでもその音色に率直に酔うことができるようになっている。より壮大なエピック・メタルに必要な要素を、マノウォーは他のバンドよりも早く発見した。本作は決して軽い気持ちで聴いてはならない作品である。マノウォーのエピック・メタルとは神聖なものだ。このアルバムからはヘヴィメタルの世界観の重さ、大仰さの爆発ぶりを遺憾なく感じることができる。また本作は、アルバムのボリュームがあるため、マノウォーの世界観に浸りたい方にお勧めできる。



1. Achilles, Agony, and Ecstasy
前述したようにIliasを題材にした一大エピックメタル。メタリックなリフによる激烈な幕開け、圧巻のソロパート、大仰なヒロイックメロディ、映画音楽のような荘厳なクラシック要素を網羅しており、とんでもない大作に仕上がっている。途中導入されるクラシック調のメロディにおいては、古代ギリシャの神殿、宮殿を思わせるほどに壮大。各パートごとに展開していく様はドラマ性に満ちており、やや冗長とファンの間で囁かれるも、魅力的なフレーズが大量に存在している。この神話的な組曲は、古代ギリシャの英雄伝説を見事にエピックメタルを駆使して完成させた紛れもない衝撃作だ。
2. Metal Warriors
重く、重厚だがノリのいい典型的なメタルアンセム。前作の「Kings of Metal」系統の曲、と言えば分かりやすいだろう。
3. Ride the Dragon
荘厳かつ野太い疾走曲。漂う雰囲気は剣と魔法を感じさせるものだ。
4. Spirit Horse of the Cherokee
野獣の如きエリックのシャウトが栄える曲である。雄々しいリズムが漢らしさを叩き出す。
5. Burning
スロウでダークな曲である。
6. Power of Thy Sword
純粋にヒロイックかつ高潔なエピックメタルの傑作。中間部の静かなパートは映画のような厳かさを感じさせる。剣の響きも導入されており、それだけで血拭き肉躍る。このアルバムのハイライトの一つである。
7. Demon's Whip
厳かな雰囲気があるがやや助長に感じる。しかし後半の激烈な疾走パートは強力。
8. Master of the Wind
崇高で神聖なるバラードだ。厳かで、それこそ映画のような奥行きを感じさせる。特にサビの持つスケール感は圧巻である。


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魔力の刻印



Country: United Kingdom
Type: Full-length
Release: 1982
Reviews: 95%
Genre: Heavy Metal


アイアン・メイデンの1982年発表の3rd。


本作はシンガーをポール・ディアノからブルース・ディッキンソン(vo)へ交代して発表された第一作目である。前作『Killers』(1981)はヘヴィメタル史に悠然と輝く大傑作であったが、この『The Number Of The Beast』は究極に限りなく近い、純然たるヘヴィメタル・サウンドの作品であるため、一概に比較することは難しくなっている。強いて言うなら、本作からアイアンメイデンの物語における本編が幕を開けた、とまで大仰に語ることが可能(当然、前2作品を傑作とした上でである)。本作がヘヴィメタルの歴史に与えた影響力は巨大過ぎて図ることが出来ない。一部では全ヘヴィメタル作品中で5本の指に入る歴史的名作とまで言われているが、それは粗方間違いではない。当時、ここまでドラマティックな正統派メタルを完成させたバンドは他にはなく、この作品が世に出された時は衝撃的であった。

『The Number Of The Beast』は信じ難い内容であり、楽曲の充実感と徹底した完成度を所有している。本作のドラマティシズム、メロディの質は劇的メタルが横行する現代でも容易に通用する。また、メロディック・ヘヴィメタルの原型とも形容できるサウンドが特徴的である。今作から加入したブルース・ディッキンソンのドラマティックな歌唱は見事なもので、アイアンメイデンのサウンドを更に飛躍させている。一曲一曲がストーリーだ。クライブ・バー(b)のドラムも非常にアグレッシブであり、ヘヴィメタルらしさを際立たせている。スティーブのギャロップするベースも独特のものだ。

どの楽曲も名曲揃いであり、実に聴き応えがある。世界観に至っては、もはやエピックと呼べる程の緊張感を有している。ある種の神秘世界を思わせる邪悪なメロディ・ラインの数々は、アイアンメイデンの絶対的な個性として見事に成り立ち、楽曲の説得力を大幅に高めている。各曲のリード・ギター・パートに見え隠れするブリティッシュ特有の哀愁をも加味したその奇妙なメロディは、劇的極まりない。ヘヴィメタル・ファンでまだ本作を聴いたことがないなら、一刻も早く聴くことをお勧めしたい。



1. Invaders
ノリのいいリフにブルースの勇ましい声が響く楽曲。スピード感は抜群だ。パワフルなドラムもヘヴィメタルらしさを生んでいる。
2. Children of the Damned
アコースティカルに幕を開け、哀愁のメロディが流れ出す、いかにもブリティッシュ的な楽曲である。後半のテンポチェンジから絡み合うツインリードパートは絶品としか言いようがない。この緻密さが凡百のバンドとは違う部分である。
3. Prisoner
スピーディにギャロップするリフが良い。スティーブのベースラインは既に独創的でメロディアスなものを奏でている。しかし、やはり中間部以降の展開がドラマティックにまとめ上げられている。
4. 22 Acacia Avenue
ブルースの大仰な歌唱と共に疾走するリフが非常に勇壮。ブルースはメイデンに相応しい歌唱をする。クライブ・バーの激しいドラミングも光る。
5. Number of the Beast
劇的に幕開け、アイアンメイデンらしい独特の奇怪な雰囲気とスピードに満ち溢れた名曲である。サビのメロディは頭を左右に振らす。
6. Run to the Hills
邦題「誇り高き戦い」の如く、とてつもない勇壮さをまき散らす名曲中の名曲。サビの高潔なメロディは究極ともいえる高揚感を齎す。しかしそのヒロイズムの背景には、自由を求めるが故に死を選択したインディアンたちの誇り高き戦いがあったということを忘れてはならない。これはエピックである。アイアンメイデンはヘヴィメタルを通して、大昔の歴史の悲劇を我々に語って聞かせる手法を用いている。そしてそれは今日まで、ヘヴィメタルの伝統となり続いているのである。
7. Gangland
変則的な疾走とリズムが心地よい。メロディアスなツインリードも秀逸。
8. Total Eclipse
ダークなミドルテンポ。後半にはテンポチェンジもある。
9. Hallowed Be Thy Name
壮大で叙事詩的な一大傑作。後に開花させる神秘主義的なメロディ、それに伴う不気味な世界観を余すことなく表現したアイアンメイデンの代表的名曲である。ヘヴィメタルの表現力を極限まで追求し、完成したのがこの楽曲であろう。ヘヴィメタルという音楽性でなければ決してこのような名曲は出来上がらない。驚異的ともいえるツインリードの神秘的なメロディの応酬には息をつく暇さえ与えられない。これはまるで人間が足を踏み入れてはならない神秘的な世界である。描かれた絞首刑となる囚人の恐怖は、恐らく人智を超越したものだったのであろう。蛇足だがこの名曲によって、人生の軌道をヘヴィメタルへと傾けた者たちの数は計り知れない。


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始めてこのタイトルとジャケットを見た時は笑った。あまりにもあからさまだったからだ。


MAJESTY、どうやら彼らはマノウォーを標榜(そのままだ)するエピックメタルバンドらしい。エピックメタル界ではそれなりに有名で、ファンは多い。(日本ではごく一部だろうが)
しかしここまで率直なエピックメタルなら好感が持てる。ジャケットは何とケン・ケリーによるものだ。

こういう《剣と魔法》小説を題材にしたエピックメタルが実在してると思うとちょっと不思議だ。

もちろん《剣と魔法の物語》は私が一番好きな世界観で、日々こう言った作品を探すのを楽しみとしている。


今回もジャケ買いになるのだろう。こういうジャケットにはすこぶる弱い。
 

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Kings of Metal



Country: United States
Type: Full-length
Release: 1988
Reviews: 92%
Genre: Epic Metal


1988年発表のマノウォーの6th。

本作はヘヴィメタルのファンたちに"メタルの王達"とは誰なのかを認知させた、マノウォーの大傑作である。一般的には、初期マノウォーの集大成がこの『Kings of Metal』だと言われている。外部からの失笑を禁じ得ないような、大仰なドラマ性は、多くのエピック・メタルのファンたちにとって、まさに理想的な作風だった。中でも#9のオーソン・ウェルズの語り、過去の歌詞を網羅した名曲#10への流れは、80年代のエピック・メタルの音楽のスタイルを象徴するような、カルト的な興奮に包まれている。また、この作品からマノウォーのサウンドは、途方もなく壮大なものになっていった。大勢のオーケストラに加え、100人ものクアイア隊を迎えて本作の楽曲は制作された。それはマノウォーというバンドがようやく、理想とするエピック・メタルのサウンドを創造するだけの環境を得たという現実だった。『Kings of Metal』はバンドの創始者の一人、ロス・ザ・ボス(g)在籍最後の作品だが、それに相応しい、ヘヴィメタル史に残る不朽の名作である。



1. Wheels of Fire
多少当時ブームであったスラッシュの影響を受けたと思われるスピーディなオープニングナンバー。
2. Kings of Metal
ノリの良い彼らの典型的なメタルアンセムだ。
3. Heart of Steel
聴くだけで勇気が満ち溢れてくる、スケール感と力強さを併せ持つバラードの名曲。エリックの熱唱は余りにも熱く情熱的だ。クアイアも劇的に盛り上げる。
4. Sting of the Bumblebee
クラシック曲にインスパイアされたジョーイのソロ曲。
5. Crown and the Ring (Lament of the Kings)
100人の戦士が合唱するヒロイックファンタジーメタル究極の聖歌。
6. Kingdom Come
ヒロイックな雰囲気が漂う王国調の曲である。壮大なクアイアも加味されているが、エリックの超絶なシャウトも素晴らしい。
7. Pleasure Slave
歌詞の内容が女性差別として問題になった曲で、女のあえぎ声まで入っている(笑)。
8. Hail and Kill
もはや彼らのファンでこの曲を知らぬ者はいないだろう名曲。勇ましいにもほどがあるというものだ。
9. Warrior Prayer
ヒロイックファンダジー物語冒頭で語られそうな荘厳かつ大仰極まりない語り。年老いた老人が娘に"メタルの王達"の伝説を語る。演出も剣の音、爆音、群衆の喝さいと凄まじい。
10. Blood of the Kings
過去のアルバムの名曲の歌詞の断片を余すところなく詰め込んだ集大成的曲。荘厳で大仰極まりない上、高潔さも漂わせる名曲である。彼らにとっては定番である雄々しいエピローグが余韻を残す。


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Fighting the World



Country: United States
Type: Full-length
Release: 1987
Reviews: 75%
Genre: Epic Metal


アメリカのエピック・メタル、マノウォーの1987年発表の5th。

本作より「Sword and Sorcery(剣と魔法)」アートの巨匠Ken Kelly(ケン・ケリー)がアートワークを手掛ける。ケン・ケリーは世界でも最高のファンタジー・アーティストであり、ロバート・E・ハワードの「コナン」シリーズの絵画は原作に忠実。マノウォーとの見事なコンビネーションは、後のアルバムでも続いていくこととなる。ケン・ケリーのカヴァー・アートワークは、マノウォーのヒロイックな世界観を視覚的に再現するために大きな貢献を果たしている。

今作は歴代のマノウォーのアルバムの中でも異色の内容である。前作で極めたエピック・メタルのスタイルを控え目にした冒頭4曲は、これまでの楽曲とは異なった雰囲気を持っている。それらの楽曲は、マノウォーのルーツにあるロックンロールの要素が強く出ており、好き嫌いに分かれる。エピックで荘厳な楽曲をマノウォーに求める向きなら、ノリが良くアメリカン的な冒頭4曲はお勧めできない。熱烈なエピック・メタル・ファンからしてみれば、この楽曲群は80年代を代表するエピックなバンド、マノウォーらしくない。しかし、これはファンたちの個人的な趣味の問題である。当然のように、マノウォーが楽曲を中途半端に作るわけがなく、この4曲の完成度は高い。#1は明白でキャッチーな曲だし、#3もLAメタルのファンに十分にアピールする要素を持っている。前半に変わり、後半は普段のマノウォー特有の荘厳でヒロイックな楽曲が並ぶ。特にオーソン・ウェルズの語りと共に行進する#5、勇壮なベース・メロディが疾走する激烈な名曲#9は出色の出来。今作は以前のアルバムにあった近寄り難さを粉飾した、幅の広い音楽性である。少なくともカルト的なエピック臭はあまり感じない。真性のエピック・メタル・ファンには、マノウォーの他のアルバムをお勧めする。 写真は再販盤だろうが、音質がすこぶる悪いのが残念である。



1. Fighting the World
キャッチーながらも勇ましいサビをもつ曲。サビは非常に分かりやすいだろう。
2. Blow Your Speakers
アメリカンで私の肌には合わない曲だ。
3. Carry On
こちらもアメリカンな曲である。もちろん出来はいい。
4. Violence and Bloodshed
短く展開も薄い。正直捨て曲かもしれない。
5. Defender
オーソン・ウェルズの語りを導入した荘厳な雰囲気を持つ曲。オーソン・ウェルズの語りはまるで威厳のある老人とでもいうようで、その迫力には舌を巻く。彼の語りと共にエリックが歌うサビのパートは静かな興奮を覚える。
6. Drums of Doom
#7の序曲であるインストゥルメンタル。
7. Holy War
厳かでヒロイックな彼ららしい三連の曲である。やはりこういった曲の完成度、世界観の表現力は恐ろしい。
8. Master of Revenge
野蛮で荘厳な#9の序曲ともいうべきインスト。ドラマ性に満ちた楽曲の繋ぎ方はエピックメタルの基本ともいえるスタイルだ。
9. Black Wind, Fire and Steel
激烈なベースピッキング、エリックの壮絶なシャウトと勇壮なメロディが疾走する名曲である。大仰かつドラマティックなヒロイックメタルの傑作ともとれるだろう。


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Eric the Red


TYR the 2nd album in 2003 Release
★★★★★★★★★★...(奇跡的名盤)
フェロー諸島(デンマーク自治領)出身のヴァイキングメタルバンド、TYRの2003年発表の2nd。
本作は2006年に「Napalm Records」から再販されたものである。その際、1st『How far to Asgaard』(2002)から二曲がボーナストラックとして収録された。


彼らの名は、北欧伝説の戦いの神であるテュールから命名された。彼らのメタルスタイルは正統派に属し、重厚なヴァイキングメタルを基本とする。朗々と民族的であり、ボーカルにおいてはクリーンヴォイスを用いることによりヴァイキング特有の雄々しさを鼓舞する。クリーンヴォイスは素晴らしく、勇ましい歌い方をする上に重厚なクワイアが重なるパートのヒロイックさは相当のものである。
第2作『Eric the Red』は正統派ヴァイキングメタルの傑作であるばかりか、彼らのアルバムの中でも突出して完成度が高い作品であるといえよう。ヴァイキング独特の幻想的な世界観がまるで北欧のサーガ(saga)とでもいうように表現され、壮大な陶酔感を抱かせる。プログレッシブな要素も多いが、非常にテクニカル、そしてメタル本来の重厚感、シリアスさは時にエピックメタルにも通じるものである。むしろそのプログレッシブなスタイルは劇的な展開として、見事に消化していることは疑いようがない。
歌詞においてはフェロ-語と英語を使い分ける手法が用いられている。フェロー語の響きはスウェーデン語やノルウェー語と同じように、戦士を想起させる勇ましくも民族的なものであり、彼らの曲の中に古い時代の息吹を感じ取ることができよう。フェロー諸島は中世の時代にヴァイキングの戦士が移り住んだ場所でもあり、今なおその名残がある。彼らの歌詞の多くは島に残っている古い言い伝えや北欧神話を題材にしたものである。それらが持つ叙事詩的な部分は楽曲にも表れており、どの曲も北欧の古い物語を思わせる力があって不思議なものだ。勇ましく幻想的であり、どこかもの悲しく感じさせる……これが我々がヴァイキングメタルに魅力を感じる具体的な要素なのかも知れない。この考えも、本作が正統派ヴァイキングの確固たる名盤故にである。ちなみにだがアマゾンの曲名表記は間違っており、本当は12曲入りとなっている。かなり辺境のヴァイキングメタルだから気付かなかったのだろうか。


1. The Edge
力強く、どこか悲しき戦士の歌声が魂まで響く歴史的な名曲。恰も一つのサーガを描くような、壮大なクワイアが朗々と流れていくサビのパートは映画と同等の感動を覚える。テュールの民族主義、英雄崇拝が顕著に表れた至高の名曲である。また静かなエピローグは叙事詩である。
2. Regin Smidur
フェロー語で歌われるヴァイキングの戦歌。戦士特有のリズムに乗ってヒロイックなクワイアが朗々と歌い継がれていく様はヴァイキング以外の何物でもない。クリーンヴォイスの雄々しさ、民族独特の勇ましさがこれでもかと表現された名曲である。
3. Dreams
北欧の神々と英雄の物語。それがサーガである。偉大なる英雄の伝説、神々の戦いは今なお伝えられる。それは叙事詩として書物に記されたり、そしてこの曲のように音楽の中に生きているのだろう。
4. The Wild River
戦士であるヴァイキングには荒々しい面もあったが陽気な面もあったという。この曲はそんな陽気な一面を表現した曲なのだろう。どこか懐かしく感じる。
5. Styrisvolurin
トラッド色の強い朗々としたヴァイキングチューン。雄大さをたたえたサビでの重厚なクアイアはスケール感に満ちており素晴らしい。
6. Olavur Riddararos
非常にノリの良いヴァイキングメタル。良いノリに起立を持たせる漢らしいクワイアもいい味を出している。
7. Rainbow Warrior
虹の橋ビフロストを渡る戦士を表現している。戦士らしい勇ましさと剛直な漢らしさに満ち溢れた名曲。メロディアスなドラッドメロディが秀逸であり、サビでの重厚なクワイアも冴える。ヒロイックかつテクニカルなツインリードも素晴らしい。
8. Ramund Hin Unge
北欧戦士特有の哀愁を痛烈に感じさせる民謡的な名曲である。バラード調で始まるところもドラマ性に満ちているが、なによりも幻想的な雰囲気と民族的な歌い回しが古い北欧の世界を思い出させてくれる。
9. Alive
雄大な大作。ensiferumを思わせるギターメロディは印象的だ。また朗々とし、壮大なコーラスが胸を打つ。
10. Eric The Red
アルバム本編最後のタイトルトラック。スロウでプログレッシブな曲だ。私としては#9でアルバムを締めてほしかったが、これほどの傑作にそこまでいうのはおこがましいだろう。
11. God Of War
1stからのボーナストラック。長編でドラマティックだがややダレる感も否めない惜しい曲だ。
12. Hail To The Hammer
こちらも1stからのボーナストラック。彼らの定番曲ともいえる名曲であり、「Hail To The Hammer」の合唱パートは共に歌うのに最適。



Review by Cosman Bradley
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Sign of the Hammer



Country: United States
Type: Full-length
Release: 1984
Reviews: 96%
Genre: Epic Metal


アメリカのエピックメタルの始祖、マノウォーの1984年発表の4th。


本作『Sign of the Hammer』はマノウォーの名を全ヘヴィメタル・ファンに認知させ、エピック・メタル界の王座に君臨するきっかけを作った、伝説的な名盤である。本作を聴いて何も感じないのであれば、エピック・メタルはあなたの肌に合わないことになる。また、『Sign of the Hammer』はカルト的なエピック・メタルを代表する最も基本的な一枚でもある。全編を貫く異様な雰囲気は、まさに"カルト的な音楽アルバム"の本質を強調している。

Sign of the Hammer』を貫く荘厳さや、ヒロイック・ファンタジー風の世界観を彷彿とさせる勇壮な内容は、全く持って筆舌に尽くし難い。恰も中世の騎士や古代の戦士を想像させるような、古典的なロマン主義や英雄主義は、本作の大きな特徴である。そして、それらが見事なピュアメタルと融合して、高度な次元に到達しているのが『Sign of the Hammer』全体の内容である。単純に楽曲が素晴らしいだけではなく、メンバーの演奏力も一流。特にヘビィかつメタリックなベース・プレイをするジョーイ・ディマイオ(b)は、バンドの中心人物であり、メインソングライターである。また、エリック・アダムス(vo)の壮絶なシャウトや、勇ましい歌唱のスタイルにも注目が集まる。本作は終始徹底してマノウォー特有の大仰さや劇的さも表現されているが、他の作品に比べてシンプルに収まっているので、一切無駄な時間がない。

ヘヴィメタルの音楽的特徴によって古代や中世、神話上の英雄たちを讃えるなら、この作品はまさにバイブルとなる。しかし、それだけにヘヴィメタル界屈指の演奏力を誇るメンバーたちの演奏の録音がチープなのは、時代の悲劇でしかない。最も、そのチープさがカルト的なエピック・メタルが放つアンダーグラウンド臭を倍増させている点は奇跡である。



1. All Men Play on 10
ややロックンロール調のノリのいいヘヴィメタル・アンセム。ブリッジの勇壮さには目を見張るものがある。
2. Animals
こちらもノリのいい疾走曲。ワイルドな疾走とシャウトが堪能できる。ここまではお遊戯に過ぎない。
3. Thor (The Powerhead)
前半の二曲がまるで序章のように思える荘厳かつ勇壮極まりない名曲。北欧神話における雷神トールの名を冠した楽曲であり、イントロ部分はまさにトールがその鉄槌を叩き付けるかのような衝撃を放つ。そして聖歌隊のような歌声からコーラス、ギターソロへという劇的な展開は呼吸困難に陥るほどのヒロイックさだ。
4. Mountains
「剣と魔法の世界」とも形容できる静寂さと激烈な勇ましさが展開する壮絶な名曲。山のように偉大な男らから我々へ、勇気の尊さと力の強靭さを教えられる楽曲である。クライマックスの戦士の哀愁を漂わせるギターソロから、軍隊のようなサビへと至る決死の展開には感動を覚える。マノウォーにしか生み出せないであろう、途轍もないロマンティシズムとヒロイズムが同居する壮大な一大叙事詩。
5. Sign of the Hammer
超高速ベースから疾走するタイトル曲。荒々しい疾走から一変、サビでの勇者のようなエリックの歌いあげとクワイアは壮大さを極める。これはマノウォーで最もヒロイックなコーラス・パートであるかも知れない。途轍もない高揚感が渦巻く。エピックメタルとは何か、戦士とは何かの答えを我々この楽曲で見出すであろう。問答無用の名曲。
6. Oath
戦士の殺戮の誓いを歌う。エピックメタル、ピュアメタルを体現した激烈な疾走曲。激しいリフとドラムが叩き出す勇壮さは壮絶。荘厳なコーラスも見事に楽曲をドラマティックにしている。
7. Thunderpick
伝説のベーシスト、ジョーイ・ディマイオ(b)による驚愕のソロ・インストゥルメンタル。これが本当にベースのメロディなのかと耳を疑う神秘的な旋律を有する。高貴で美しく、ヒロイックなメロディは感動的。そして"Guyana (Cult of the Damned)"へと劇的に流れるのだ。
8. Guyana (Cult of the Damned)
劇的なイントロダクション#7"Thunderpick"に流れるように続くという、まるで戦士の物語を思わせるようなバラード。ガイアナ(地獄に落ちたカルト)と題されたこの楽曲は、中米ガイアナでのPeoples Templeのカルト集団自殺を通して、我々に信仰の悲劇を物語っている。当時はカルト的なエピック・メタル・バンドだったマノウォーが、こういった題材を選択した理由は他にもあろう。楽曲や詞、あまりにも衝撃の内容だ。冒頭の流れるようなメロディに続く、オープニングのベースソロは感動を誘う。そして、マーチ調のリズム、カルト的な雰囲気、サビでのエリックによる渾身の歌唱からはヒロイックな印象を受ける。本作のエンディングに相応しい、エピック・メタル史に残る記念碑的名曲。


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Hail to England



Country: United States
Type: Full-length
Release: 1984
Reviews: 87%
Genre: Epic Metal


エピック・メタルの始祖、マノウォーの1984年発表の3rd。


この頃から戦士としての屈強なイメージが定着し始めた。重厚かつ荘厳な「剣と魔法の世界」を描いたエピックメタルの名盤『Into Glory Ride』(1983)の雰囲気を継承し、発展させて完成したのが本作『Hail to England』である。
思い出してみるが、前作は5分~7分台の大作が全編に渡って配置されていた。そのために、熱烈でかつ叙事詩的なヘヴィメタルのファン以外には正しい理解を得られなかった。多くのヘヴィメタル・ファンは分かり易くシンプルなものを好む傾向にあるためである。この傾向はヘヴィメタル以外にも該当することであろう。これらのことをマノウォー自身が踏まえたかどうかは明白ではないが、今作は殆どの楽曲がシンプルにアレンジされ、マノウォーの持つ野蛮な攻撃性と高度なドラマ性が一つの箱に濃縮されている。それが顕著に表れた#1"Blood Of My Enemies"はヒロイック・ファンタジーメタルの大傑作に値する。また恐ろしいタイトルを持つ#3"Kill With Power"もシンプルかつ攻撃性に溢れた本作を代表する名曲である。当然の如く、明確でシンプルな楽曲を網羅した今作は大成功を収めることとなり、現在でも『Hail to England』を最高傑作に挙げるファンは多い。

先ほどから我々は"シンプル"という言葉を頻繁に用いたが、長大な大作やプログレッシブで複雑な楽曲を好むエピックメタル・ファンから見れば今作はあまり練られていない、と解釈する向きもいるであろう。つまりはマノウォーにとってのシンプルとは何であるのか。答えは簡単である。"無駄が一切ない"とういうことである。本作には無駄がない。故に全7曲で約35分しかないのだ。しかし聴けばあまりにも濃い内容だと気付くはずである。あなた方はシンプルな楽曲の中に濃縮された孤高の戦士のドラマティシズムを是非とも感じるべきである。それが我々が言うことができる精一杯の言葉だ。
我々は本作を散々シンプルで短いと言ってきたが、ラストの大作"Bridge Of Death"はなんと約9分もある。この楽曲こそが本作のハイライトといっても過言ではなく、コンパクトにまとめられた楽曲とは一線を画す内容を持っている。最後に徹底的に表現された、捲るめく厳かな戦士の世界──このドラマ性がマノウォーの創造するエピックメタルである。本作にはシンプルな楽曲、大作とあるが、特に本作が素晴らしい点ではそのどちらもクオリティが尋常ではなく高いということだ。

少し本作の世界観について考えてみよう。北欧神話における「剣と魔法の世界」を描いた#1"Blood Of My Enemies"は典型的なマノウォーのエピックメタルである。前作にも"Gates Of Valhalla"という楽曲が収録されているが、北欧神話の英雄世界を舞台にした楽曲の完成度には舌を巻くべきものがある。マノウォーが戦士的な讃辞で常に崇拝しているのはオーディンやトールであり、今後もその世界観は続いていくばかりか、もはやマノウォーの描く定番ともいえる世界観と化している。
マノウォーが自らのエピックメタルをよりヒロイックかつ荘厳にするために選択したのが北欧神話の世界であった。そこでは絶え間ない鋼の剣による戦い、魔法の猛威、死、勇気に満ちた行為があり、我々の根底的な本能を揺さぶり感情を高揚させる要素が存在している。マノウォーのヘヴィメタルは高揚感で満ち溢れている。
我々は常にヘヴィメタルとは何を表現するための音楽か、と自問自答する。その時に浮かぶのがマノウォーに代表される「剣と魔法の世界」を描いたエピックメタルであり、それらの叙事詩的なヘヴィメタルにこそが、ヘヴィメタルの持つ根本的な要素や本来あるべき姿を表現しているのではないか、という結論に達する。ポピュラー音楽に「剣と魔法の世界を音楽で表現しろ」といってもそれは不可能なことだ。

なお#4"Hail To England"に表れているように、マノウォーはヨーロッパ圏内での人気が非常に高い。本国のアメリカよりもである。特に本作が制作された当時はそうであった。始めて世界でマノウォーを認めた国がEngland(要するにイギリス)なのである。本作は欧州(と全てのファンに)に向けて制作されたものだ。

追記:本作『Hail to England』と前作『Into Glory Ride』は2005年に特殊パッケージで再発された。



1. Blood Of My Enemies
北欧神話の神々の世界を綴った厳かなる楽曲。多くのヘヴィメタル・ウォリアーに歌い継がれる名曲中の名曲である。神々しく神聖なメロディをもつサビは震えあがるほど勇ましい。三連の行進調リズムは屈強な戦士の軍隊を思わせる。
2. Each Dawn I Die
不気味でダークな雰囲気に満ちた楽曲。
3. Kill With Power
野蛮な攻撃性に満ちた名曲。怒号のスピード感とスコット・コロンバスのドラミングは驚異的。しかし「力で殺す」とは凄まじくインパクトのあるタイトルだ。
4. Hail To England
スロウで勇ましいメロディを持つ曲。イングランドに対する敬意や感謝が伝わってくる。
5. Army Of The Immortals
恐れを知らない勇猛果敢な戦士たちとして知られるマノウォーのファンに捧げられた名曲。ギターリフのメロディは電撃のような勇ましさを持つ。
6. Black Arrows
ジョーイによるアグレッシブなベースソロ。ナレーションど導入するなどのドラマ性も披露。
7. Bridge Of Death
壮大なスケール感で溢れる神聖なエピックメタル大作。エリック・アダムスの神聖かつ賛美するかのような大仰な歌唱に導かれて展開するヒロイックなベースメロディ、雄々しく行進するドラムス、ラストの聖歌コーラス的なエピローグなど、傑作たる要素を凝縮。厳かな雰囲気は圧巻である。歌詞のベースは聖書のルシファー、サタンに基づく。


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