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Introduction

Robert_E_Howard

「エピック・メタルとは、叙事詩的なヘヴィメタルの総称であり、主に大仰かつ劇的でヒロイックな音楽性を示す言葉である」 [More stats] 

 ──Cosman Bradley


◆新着情報 News Topics
[Reviews]
VALKYRIE 「Deeds of Prowess」
WRATHBLADE 「Into the Netherworld's Realm」
VIRGIN STEELE 「Nocturnes of Hellfire & Damnation」
[Release]
Jack Starr’s Burning Starr 「Stand Your Ground」
Cirith Ungol 「King Of The Dead」
Manilla Road 「To Kill a King」

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ザ・ランディング



Country: Germany
Type: Full-length
Release: 2011
Reviews: 83%
Genre: Power Metal


ドイツのパワー・メタル、アイアン・セイヴィアーの2011年発表の7th。


硬派なパワー・メタルのサウンドで海外でも高い評価を得ているアイアン・セイヴィアーだが、その魅力は漢臭いムードやドラマティックな楽曲の中にある。従来のファンたちは、こうした"ヘヴィメタルの美学"と呼ぶべきサウンドを追求しているバンドたちを高く評価する特徴がある。そして、その中には、このアイアン・セイヴィアーも含まれていたという訳だ。
アイアン・セイヴィアーの『The Landing』は、やはり従来の愚直なパワー・メタルを貫いた作風であり、再び世界各地のファンたちを喜ばせるような内容となっている。本作もSF的な世界観を強調した部分が特徴的であり、このスタイルはバンドの個性として機能している。また、ここに収録された楽曲は、スピード感のあるものからミドル・テンポの内容までを網羅しており、バンドのピュアなヘヴィメタルを堪能するために役立っている。
こうしたアイアン・セイヴィアーのサウンドは、ガンマ・レイやジューダス・プリーストなどのバンドたちに通じるものがある。つまり、この『The Landing』は、正統派メタルのファンたちの心に届く力を持っているということだ。



1. Descending
2. The Savior
3. Starlight
4. March of Doom
5. Heavy Metal Never Dies
6. Moment in Time
7. Hall of the Heroes
8. R.U. Ready?
9. Faster than All
10. Before the Pain
11. No Guts, No Glory


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メガトロポリス



Country: Germany
Type: Full-length
Release: 2007
Reviews: 84%
Genre: Power Metal


ドイツのパワー・メタル、アイアン・セイヴィアーの2007年発表の6th。


まるで熟練した職人の如く、良質なパワー・メタルの作品を作り続けるアイアン・セイヴィアーは、既に一部のファンたちからは熱狂的な人気を得ている。そして、このバンドの中心人物であるピート・シールクは、ピュアなヘヴィメタルの創造を目指し、ここに新たな作品を完成させた。それがこの『Megatropolis』であり、内容については、従来の漢臭いパワー・メタルである。また、本作は、これまでにバンドが追求してきたSFの世界観を強調した印象があり、その硬派で機械的なイメージは、近未来風のアルバム・ジャケットにも描き出されている。言うまでもなく、『Megatropolis』のサウンドは、ピュアな正統派メタルであり、この手のファンたちの期待を裏切らない内容だ。一方、このバンドは、スタイリッシュなSFの世界観を描き出しながら、そのサウンド・スタイルは情熱的なパワー・メタルなのが興味深い。



1. Running Riot
2. The Omega Man
3. Flesh
4. Megatropolis
5. Cybernetic Queen
6. Cyber Hero
7. A Tale from Down Below
8. Still I Believe
9. Farewell and Goodbye


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バタリング・ラム



Country: Germany
Type: Full-length
Release: 2004
Reviews: 84%
Genre: Power Metal


ドイツのパワー・メタル、アイアン・セイヴィアーの2004年発表の5th。


カイ・ハンセンの脱退によって完全にピート・シールクのバンドとなったアイアン・セイヴィアーだが、その吹っ切れたサウンド・スタイルは今作でも不変。楽曲には、常に漢らしい雰囲気が満ち溢れており、高いテンションを維持しながら、重厚な疾走を繰り返していく。正統派メタルの魅力やその分厚いサウンドが、この『Battering Ram』には詰め込まれている。ようやく軌道に乗ったアイアン・セイヴィアーのポテンシャルの高さは相当なものだ。また、そこには、"Starchaser"のような従来のSF的世界観を継承した印象的な楽曲もある。



1. Battering Ram
2. Stand Against the King
3. Tyranny of Steel
4. Time Will Tell
5. Wings of Deliverance
6. Break the Curse
7. Riding Free
8. Starchaser
9. Machine World
10. H.M. Powered Man


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コンディション・レッド



Country: Germany
Type: Full-length
Release: 2002
Reviews: 89%
Genre: Power Metal


ドイツのパワー・メタル、アイアン・セイヴィアーの2002年発表の4th。


ドイツのアイアン・セイヴィアーの歴史は、カイ・ハンセンとピート・シールクのプロジェクトから始まった訳だが、この『Condition Red』では、メンバーが大きく入れ替わっている。特にメインソングライターだったカイ・ハンセンの脱退は、バンドにとっても様々な影響を残した。しかし、本作は、バンドの方向性を固めていたカイ・ハンセンが脱退したことで、ピート・シールクが目指すサウンドが前面に押し出される結果となった。
ここで描き出されているサウンドは、強烈なジャーマン・メタルであり、その中心にいるのはピート・シールクに他ならない。詰まるところ、この『Condition Red』を通じて、アイアン・セイヴィアーというバンドは、完全にピート・シールクのものとなった訳である。そして、全てが吹っ切れた状態のピート・シールクは、これまでよりも遥かにアグレッシブでテンションが高い作品を完成させることに成功した。漢臭いパワー・メタルの全てが、ここに詰め込まれていると言っても過言ではない。



1. Titans Of Our Time
2. Protector
3. Ironbound
4. Condition Red
5. Warrior
6. Mindfeeder
7. Walls Of Fire
8. Tales Of The Bold
9. I Will Be There
10. No Heros
11. Paradies
12. Thunderbird
13. Crazy
14. Living After Midnight (Judas Priest Cover)


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ダーク・アソート



Country: Germany
Type: Full-length
Release: 2001
Reviews: 70%
Genre: Power Metal


ドイツのパワー・メタル、アイアン・セイヴィアーの2001年発表の3rd。


オリジナルのSFストーリーを展開してきたドイツのアイアン・セイヴィアーだが、それはこの『Dark Assault』でも継承されている。宇宙的な世界観を持ったパワー・メタルがこのバンドのサウンド・スタイルであり、そういう要素は、ヘヴィメタル・シーンの中でも珍しい部類に含まれる。しかし、本作は、単純に強力な楽曲が少なくなったという印象が強く、前作『Unification』(1999)のような内容を期待しているファンたちは、幻滅する可能性がある。
なお、この『Dark Assault』には、ガンマ・レイ(Gamma Ray)のカイ・ハンセンとかつてのメンバーだったトーマス・ナックが参加。



1. Never Say Die
2. Seek and Destroy
3. Solar Wings
4. I've Been to Hell
5. Dragons Rising
6. Predators
7. Made of Metal
8. Firing the Guns
9. Eye of the World
10. Back into the Light
11. After the War
12. Delivering the Goods (Judas Priest cover)


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ユニフィケイション



Country: Germany
Type: Full-length
Release: 1999
Reviews: 88%
Genre: Power Metal


ピート・シールク(g,vo)とカイ・ハンセン(g,vo)によるジャーマン・パワー・メタル、アイアン・セイヴィアーの2nd。1999年に発表。


前作「Iron Savior」では、コンセプトの完成度に楽曲のトータルバランスが追いついていないため物足りない作品だったが、2作目となる本作においての完成度と総合性は目を見張るほど向上している。結果的に、壮大なSFストーリーとドラマティックメタルの融合がここに成されたわけである。このアルバムは私の愛聴盤として、実は昔から聴いている。一番初めに入手したアイアン・セイヴァーのアルバムがこのアルバムで良かったと今でも思っている。

今作は、従来のガンマ・レイ等のメロディックなツインリードをメインに、ピートの男らしいヴォーカルが愚直に響く正統派パワーメタルを踏襲。
また楽曲であるが、ピートの制作したナンバーの他にカイ・ハンセンが提供した楽曲が2曲収録されており、#3、#11(歴史的名曲)ではカイ自らリードヴォーカルをとっている。これもアルバムの大きな変化の付け方で、アルバムの中で只ならぬ雰囲気を放っている。その完成度が高すぎるためか他の楽曲を食っている(笑)感もしないでもないが、ピートの楽曲も名曲#1、#2を筆頭に熱いパワーメタルを叩きつける。

タイトルの「Unification」とは、人類の統一を表している。このアルバムは、機械的な未来を通して、またヘヴィメタルを通して、人類がどうあるべきか提示した壮大なSFメタル大作である。



1. Coming Home
ドラマティックなパワーメタの名曲として光を放つ名曲。本作からのシングルにもなっている。
2. Starborn
アルバムで最速のナンバー。ドラマティックかつスペースティックなソロバトルは最高だ。
3. Deadly Sleep
カイ・ハンセンの作った曲。イントロのリードから大いなる期待感を漂わせ、見事に期待を裏切らない秀逸の一曲である。SFの世界観とメロディックパワーメタルが見事にマッチした、名曲といえるだろう。
4. Forces of Rage
5. Captain's Log
6. Brothers (Of the Past)
7. Eye to Eye
8. Mind over Matter
9. Prisoner of the Void
10. Battle
重厚なクワイアにギターの雄大な重奏を加えた逸品。
11. Unchained
12. Forevermore
ヘヴィメタル史に残る歴史的バラード。間違いなくカイが作ったバラードの最高傑作であり、地球規模のスケールで綴られる宇宙的旋律が感動を与える。
13. Gorgar [Version '98]
14. Neon Knights
15. Dragon Slayer


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アイアン・セイヴィアー



Country: Germany
Type: Full-length
Release: 1997
Reviews: 70%
Genre: Power Metal


HELLOWEEN等の活躍で知られるカイ・ハンセン(Vo, G)とIRON FIST、SECOND HELL期の盟友ピート・シールク(Vo, G, B, Key)を中心に結成されたドイツのパワー・メタル・バンド、アイアン・セイヴィアーの1st。1997年発表。


バンド名の「アイアン・セイヴィアー」とは、カイとピートによって制作された本作のコンセプトに登場する宇宙船の名称である。"宇宙船"というフレーズでピンと来たかもしれないが、そうこれはSFストーリーなのだ。古代史や宇宙への関心が顕著に表れたアルバムを発表したカイ・ハンセンのバンド、ガンマ・レイだが、同時期発表の今作品にもそれは影響を残している。

そんな素晴らしいSFストーリーを軸にしてこのアルバムは展開するが、まどろっこしいところはなく、非常に正統派よりのヘヴィメタルサウンドで落ち着いている。随所にSF的な宇宙的なイメージを伴うメロディは登場するのだが、大仰ということはない。ピートがヴォーカルをとっているが、男らしい熱い歌声でこういうヘヴィメタルにはマッチしているだろう。
しかし、冒頭の未来的で雄大なメロディに期待感を増大させることは確実であるが、続く#2、#3、#4と楽曲のテンションは急速に落ちる。冒頭が素晴らしいだけに、全体としてのまとまりの無さが浮き彫りになったアルバムだ。

メンバーがジャーマン界の重鎮ということもあり、完成度は保証できるが、魂の高揚感はそれほど望めないアルバムである。バンドのスタイルは正統派ファンとして高評できるのでお勧めしたいが、本作を入門編に選出するのは不適切である。



1. Arrival
雄大なギターワークが徐々に盛り上げていく、ドラマティックなイントロダクションの傑作だ。
2. Atlantis Falling
ヘヴィメタリックなリフが炸裂する、アイアン・セイヴィアーのスタイルを披露するにふさわしい曲。
3. Brave New World
4. Iron Savior
5. Riding on Fire
6. Break It Up
7. Assailant
8. Children of the Wasteland
9. Protect the Law
10. Watcher in the Sky
11. For the World
12. This Flight Tonight


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