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Introduction

Robert_E_Howard

「エピック・メタルとは、叙事詩的なヘヴィメタルの総称であり、主に大仰かつ劇的でヒロイックな音楽性を示す言葉である」 [More stats] 

 ──Cosman Bradley


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Far Far North

EINHERJER the mini album in 1997 Release
★★★★★★★★★★...(神盤)

ノルウェーのヴァイキングメタル、エインヘリアの1997年に発表されたミニ・アルバム。

本作は1995年にリリースされたEP「Leve Vikinganden」に収録されていた2曲のリ・レコーディングを含めた中に、新曲の「Far Far North」を加えたものである。
本作はミニ・アルバムともいえども驚異的な完成度を誇るヴァイキングメタルの名盤である。収録された三曲のうち#1は歴史的な名曲、続く#2、#3もそれに匹敵する名曲である。ノルウェーから登場したヴァイキングメタルの中でエインヘリアの存在は伝説化している。なぜなら彼らの作り上げたヴァイキングメタルはまさに"真性"と呼べたからだ。そのサウンドは伝統的で古ぶるしさを漂わせ、ブラックの影響は薄い。重みがあり、印象的な歴史の如く記憶に残る。彼らがヴァルハラに旅立ったことを残念に思う。しかしいつかは皆そうなるのだ。

しかし、このアルバムのレア度は異常である。どこでもプレミア価格が付けられており、入手が困難を極める。メタルシーンはこういったアルバムをもっと普及させるべきなのだ。


1. Far Far North
歴史的名曲。戦士の故国スカンディナビアのヴァイキングの末裔達が紡ぐ壮絶なる叙事詩。7分の中に孤高のドラマ性、戦士のロマンティシズム、鬨の声を挙げる狂戦士さながらの勇敢さを網羅。紛いの一切排除された真性ヴァイキングメタルは、朗々としながらも戦意を極限まで鼓舞する。無論、曲本来の攻撃性は低いが、静寂の中に表現された独創性は唯一無二である。
2. Naar Hammeren Heves
ヒロイックファンタジー映画の金字塔「コナン・ザ・グレート」に起用された作曲家ベイジル・ポールデュリスによる同名サウンドトラックからの引用を含む名曲。飢えた野蛮人さながらに疾走する様は凄絶である。雄大なメロディの応酬による高揚感は興奮必至。要は剣と魔法世界がヴァイキングメタルを借りて忠実に表現されているということである。
3. Naar Aftensolen Rinner
アコースティックパートから盛り上がる。神秘的なキーボードの音色を伴う疾走パートは勇敢極まりない。更に言えば、壮大なクワイアの齎すヒロイズムは感動的ですらある。そこに絡む土着性を醸したアコースティカルな旋律、また威厳すら漂うリードのトラッドメロディも素晴らしいとしか言いようのない。上記二曲と同様、名曲に値するエピックである。



Review by Cosman Bradley
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Dragons of the North

Dragons of the North
(2008/04/22)
Einherjer

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★★★★★★★★★★...(名盤)
伝説的なノルウェーのヴァイキング・メタルバンド。1996年に発表の1st。名前は「エインヘリャル」と読む。エインヘリャルとは北欧神話において、戦いの中で勇敢に死に絶えヴァリキリーにオーディンの居城ヴァルハラへと招かれた戦士の魂の事である。この名前からも分かるように、彼らは正真正銘、真性ヴァイキングメタルバンドである。ヴァイキングメタルの源流の一つであるブラックメタルとは一線を画す作風で、重厚な音づくり、勇壮なミドルテンポ、野太いコーラスなどの要素が顕著に見られる。どの曲も非常に練られており、実にドラマ性を感じさせる。北欧トラッドメロディを基盤としたリフ、ソロが聴きどころといっても過言ではなく、一部においてはギターが歌っているのかと思われる。全編に漂う漢らしさ、北欧独特の古めかしい世界観の表現力は異常であり、浮世離れしている。そうした要素すべてを含め、ヴァイキングメタルファンならば、一度は聴いておくべきだろう。 


1. Dragons of the North 
朗々と刻まれるリフが漢らしさを醸し出す。後半の戦士を想起させる掛け声はいかにもヴァイキングらしい。
2. Dreamstorm 
冒頭のもの悲しいアコースティカルなメロディから野太いトラッドメロディへの展開は絶品であり、歴史的な名曲である。 重厚であり、正統派らしいギターリフと幻想的なキーボードが合わさり、とても古い、キリスト教が広まる以前の神秘的な世界を思い出させてくれる。こういった素朴で、民族的な音楽はいつの世も人の心を打つものだ。叙事詩的な展開も秀逸である。
3. Forever Empire 
スカンディナビアの海を想起させるかのような荒々しい曲である。特にサビでの勇壮な戦士らしいコーラスは素晴らしい。また、後半の歌い継がれるソロは極めて劇的である。
4. Conquerer 
船の甲板を打ち鳴らすかのようなドラム、北欧の船乗りのような歌声、三連に刻まれるリフが民族色を醸し出す曲である。非常に哀愁のあるメロディが胸を打つ。特に、曲最後の部分でのギターメロディは突出している。
5. Fimbul Winter 
この曲も朗々とした中に荒々しさの宿る正統派ヴァイキングメタルである。
6. Storms of the Elder 
ヴァイキングメタル史に今なお残る歴史的な名曲。タイトルの如く嵐を呼ぶかのようなサビのパートは壮絶であり、真性のヴァイキングメタルがいかなるものかこの曲を聴けば明白である。ヴァイキングが大海に出、荒れ狂う海を船で突き進む様が浮かび上がる、一つの叙事詩ともいえる大作である。後半では中世を思わせるアコースティックパートに入り、前半の荒々しさとの完全に二極化されている。
7. Slaget Ved Harfsfjord 
中世北欧の港町を思い浮かばせるような陽気な曲。フォーキーな中にも民族的な勇ましさが垣間見れる曲である。
8. Ballad of the Swords
恐らくだがバラードかと思われる。ヴァイキングらしく雄々しく歌う様がとても良い。

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