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「ENSIFERUM(エンシフェルム) 」カテゴリ記事一覧


ensiferum 「From Afar」

From Afar

From Afar
(2009/09/07)
Ensiferum

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★★★★★★★★☆☆...(安定盤) 
ヒロイックヴァイキングの雄エンシフェルムの4thアルバム。2009年発表。これまでアルバムの民謡に貢献を果たしたメイユー・ホンエ(key)が脱退し、Emmi Silvennoinenにチャンジ。また前作から加入したペトリ・リンドロス(vo、g)もNORTERを脱退しこちらに専念するようだ。個人的に最高傑作であった前作から今作もかなりの期待を抱いていた。しかし残念ながら今作は前作を上回るような作品には仕上がらかったのではないだろうか。もちろんこれには前作のインパクトが1stと同様強すぎたというのもある。無論客観的に見れば本作の充実度、完成度はヴァイキングメタル界でも最高をいくものだ。特に近年威力を増すシンフォニックパートの迫力は相当のものであり、楽曲をよりスケール感あるものとしている。さらに今回、これまでのエンシフェルムと変わり、シリアスな楽曲の中にもファニーな楽曲を多く忍ばせているという点も注目に値するだろう。いわば同郷のフィントロールに代表されるような、北欧の民族間での宴、または祭りを思わせる雰囲気の楽曲が増えたということである。もちろんこれは楽曲に幅を持たせたという大きな進歩だが、私のようなシリアスな曲を好むファンには多少聴いていてつらいものがある。私はどうもエンシフェルムにはファニーなヴァイキングメタル曲はあまり合わない気がするのである。例えるならロード・オブ・ザ・リングとカートゥーンアニメのような違いである。陽気すぎる楽曲は崇高な戦士の世界観には相応しくない、というのが私の思うところだがそもそも民謡自体が牧歌的で楽観の要素を含むため、これは当然の成り行きともいえる。もちろんこれはあくまで私の主観的な意見だ。今作はどのヴァイキングメタルファンが聴いても頷ける好盤であることには間違いないのだから。 


1. By the Dividing Stream
2. From Afar
サウンドトラックを思わせる重厚なシンフォニーを伴い勇猛果敢に爆走する必殺のヴァイキングメタル。圧巻のヘヴィネス、ヒロイックなリードギター、高揚感を演出するコーラス、ドラマ性に満ちた展開、疾走感と彼らに求めるすべての要素が詰まっているだろう。
3. Twilight Tavern
4. Heathen Throne
5. Elusive Reaches
6. Stone Cold Metal
7. Smoking Ruins
メディバルな民族楽器のアコースティカルな音色を聴いた瞬間にエンシフェルムだと分かる。重厚かつ英雄的なクアイアで謳い紡ぐのは彼らのお約束である。途中の急激な中世パートの導入など劇的な展開にも妥協はない。
8. Tumman Virran Taa
9. The Longest Journey (Heathen Throne Part II)
10. Vandraren続きを読む
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ensiferum 「Victory Songs」

ヴィクトリー・ソングス

ヴィクトリー・ソングス
(2007/05/02)
エンシフェルム

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★★★★★★★★★★...(神盤) 
2007年に発表されたフィンランド勇者エンシフェルムの3rdアルバム。今作はマーカス・トイヴォイネン(g)と同じくフロントマンであるヤリ・マエンパ(vo、g)が脱退し、NORTERのペトリ・リンドロス(vo、g)加入初のフルアルバムとなる。(前作のミニアルバムでもペトリはそのポテンシャルの高さを披露している)そして驚くべきなのはそのアルバムの充実度、完成度の高さであり、正直今作はヴァイキングメタルの史上最高傑作ではないだろうか。エピカルに、そしてフォーキーに疾走する勇猛果敢な楽曲群の齎す高揚感足るや否や到底言葉で表せるものではない。収録曲も全曲が名曲といっていいだろう。一切の妥協はない。ドラマ性に満ちた演出、曲展開もあまりに劇的なものである。かつてミソティンの後継者と謳われた彼らであったが、今作を持ってしてそれは過去のものとなり、鋼鉄の剣とメタルによってヴァイキングメタルに新たな金字塔を打ち立てたのだ。


1. Ad Victoriam 
ファンタジー映画の如きスペクタクルなアルバム・インヴィテーション。静かな民謡から戦いに赴く戦士たちの姿が見える。
2. Blood Is the Price of Glory 
#1のイントロから一変して爆発的なヒロイズムを激烈な疾走と共に叩きつける名曲。これほど衝撃的な楽曲への展開はいまだかつて経験したことがない。
3. Deathbringer from the Sky 
メタリックでありながらケルティックな戦士の旋律を鋭くブレイクさせる劇的な名曲。中間部のエピカル極まりない、、扇情力凄まじいギターメロディの重厚な旋律から幻想的な中世民謡パートへの展開は悶絶に値。
4. Ahti 
古代の海の神についての曲であり、マーカスをしてファニーと言わせるも決してシリアスさを失わない名曲。
5. One More Magic Potion 
シングルになった名曲。笛に絡む疾走パートがヴァイキング極まりない。
6. Wanderer
バラード調のゆったりとした名曲。クライマックスのギターソロは私が聴いてきた中でもベスト5に入るヒロイックさである
7. Raised by the Sword 
まるでファンタジー映画のようなオーケストレーションに導かれ疾走する名曲。曲の放つ高潔さはもはや中世ロマンスである。
8. New Dawn 
ペトリの書いた曲。しかしエンシフェルムらしさは失われていない。
9. Victory Song 
本作のラストを締める、ヒロイックヴァイキングに金字塔を打ち立てた名曲。サビでの誇り高い民族戦士たる国家の如き壮大な合唱は歴史的なものであろう。
10. Lady in Black
カヴァーソング。続きを読む
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ensiferum 「Dragonheads」

ドラゴンヘッズ

ドラゴンヘッズ
(2006/05/24)
エンシフェルム

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★★★★★★★★★★...(神盤) 
2006年、3rdアルバムに向けて制作された北欧フィンランドのエンシフェルムのミニアルバム。前作を最後にヤリ・マエンパ(vo、g)が脱退し、その穴を埋めるべくNORTERペトリ・リンドロス(vo、g)が迎え入れられた。そのニュー・ラインナップのポテンシャルを確かめるため本作は制作されたといっていいだろう。本作は新曲一曲に過去のセカンド・デモからWarrior's QuestWhite Stormの二曲のリ・レコーディングヴァージョン、同郷のAmorphis(アモルフィス)と古いフォークのカバーが2曲収められた全六曲入りとなっている。ここで驚くのは、様子見のミニ・アルバムであるからといって決して手を抜いていないことである。それどころか、エンシフェルムの高いポテンシャルが見事に発揮された、相当の傑作であるといえる。その恐ろしいまでの完成度の高さは新曲#1に特に顕著に表れており、この曲は従来のエンシフェルムのヒロイックかつ雄大な世界観、叙事詩的な物語性、もの悲しい旋律といった要素が極限まで詰め込まれた名曲である。他にも過去のデモのリ・レコーディングバージョンであるが、正直恐ろしい完成度だ。まだデビューもしていない時からこれほどの魅力的なメロディ、ドラマティシズムを有していたのには脅威を覚える。そしてアルバムの構成にしても、起承転結を感じさせる壮大なものとなってる。特に#3の繋ぎの部分は映画とすら錯覚する幻想性を持ち得た展開である。とても古い、中世時代のフォークからの影響を覗かせる楽曲の数々は胸を打つに値するものだ。中世の幻想世界と戦士のヒロイズム、伝説と神話にインスパイアを受けた詞も今の時代からすれば信じられないような勇ましい世界観である。聴いているとその英雄達の時代、そして幾多の冒険譚を思い出すことができる。本作は極めて叙事詩的である。強いて言うならメタルで物語る民族英雄詩とでもいったらよいだろうか。

彼らの衝撃のデビューは私の記憶に新しい。しかし彼らはそれだけではなかったのだ。ミソティンを正統継承し、同時に映画的な手法を取り入れた。それらが高次元で表現されたのが本作である。その完成されたヒロイックでファンタジックなエピックヴァイキングメタルは、もはやヴァイキングメタルの一つの極地に到達して、魅惑的な戦士の幻想物語を私達に聴かせてくる。ストーリーテリングでエピカル、彼らのヴァイキングメタルはヴァイキング本来の高揚感、戦意の鼓舞だけ留まらず、戦士の魂がヴァルハラに導かれるが如く、私達を中世北欧の雄大な勇士達の世界へと導いてくれるのである。結果的に、本作であるミニ・アルバムにはそう思わせるだけの価値があるということである。



1. Dragonheads 
北欧の戦士達の船首には竜頭(Dragonheadsがあった。真の漢を望む者たちは、皆海へと旅に出た。中には英雄になるものもいたし、命を落とす者もあった。しかし彼らはヴァルハラで再び出会うのだ。壮大な船旅を思わせるゆったりとしたケルトメロディに荒々しい咆哮とリズムが一体となって感動を呼ぶ至高の名曲である。サビでの壮大な戦士達のコーラスは幻想的な勇ましさを放つ。エピカルな曲展開は劇的な流れとなり、民族的な旋律は雄々しさを生む。これほどの名曲があるだろうか。
2. Warrior's Quest 
勇敢なる戦士の果てなき冒険を描く叙事詩。このような英雄が闊歩する時代には、剣と魔法の煌きが生きていたのだろう。イントロの幻想的で魅惑的な民族メロディにはそう感じるに十分なものがある。そしてそのメロディからのいきなりの疾走は爆発的な勇ましさを誇る。またその時バックで奏でられる幻想的なキーボードの旋律がとてつもない扇情力を持つ。ヒロイックかつ重厚なコーラスの応酬も魂を高揚させることこの上ない。まさに戦士の冒険譚である。
3. Kalevala-Melody 
カレワラ……北欧フィンランドに古くから伝わる民族叙事詩である。そして勇士達の住まう国であると伝説には語られている。静かな笛の旋律がもの悲しさを生む。
4. White Storm 
凍てつく地にての戦士の冒険譚とでもいうのだろうか。幻想的で勇ましい詞が記されている。エンシフェルムの曲の場合、ほとんどの曲が戦士の冒険や戦いを描いているので、おおよそ間違いではないだろう。ヴァイキング・デスらしい荒々しいリズム、リフが刻まれていくが、途中から一変して民族的なメロディを繰り出してくるから驚きだ。幻想的な民謡調のキーボードをバックにして疾走するパートの齎す興奮は相当のものである。続く雄々しいコーラスも詠唱を誘う。
5. Into Hiding 
Amorphisのカバー。異常なほどヒロイックに聞こえる。特に中間部の高貴な勇ましさ、勇猛果敢なコーラスには舌を巻く。
6. Finnish Medley 
アルバムに幕を引く、ファンタジックなフォークソング。「カレリアの丘」~「ミュルスチェストのマイヤ」~「木こりの歌」と続いており、組曲のような見事な展開で魅せる。彼らのルーツ、もとい幻想物語とでもいうような古めかしい曲達である。牧歌的なその素朴で美しい旋律は中世へトリップさせる。エピローグの大仰さも非常にいい。続きを読む
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ensiferum 「Iron」

アイアン

アイアン
(2004/06/23)
エンシフェルム

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★★★★★★★★☆☆...(充実作) 
エンシフェルムの日本デビュー作にして2ndアルバム。2004年作。日本盤はスパンファームからリリースされた。また今作から女性キーボーディスト、メイユー・ホンエが加入。前作で衝撃のデビューを飾った彼らだが、今回もヴァイキングメタルバンドで日本デビューという新たな衝撃を私達に与えてくれた。まさしくミソティンの国内盤が発売された時並みの衝撃だ。その結果は、遥か北欧から日本を侵略した彼らの恐るべき力量を物語っている。肝心の内容であるが、前作で見せたミソティン系のケルトメロディを軸にしたメロディックデスメタルに中世民族音楽を加味したスタイルを踏襲している。メディバル・ヴァイキングメタルに相応しく、#3、#9、に見られるスパニッシュギターと同等の美しい旋律が実に秀逸である。しかし前作に比べヒロイズムの要である戦士的なコーラスが減少したのは残念である。インパクトはやはり前作には敵わないが、それでも本作がとてつもないクオリティを誇るヴァイキングメタルの突出した作品であることは変わりない。#1のインストなどは本当に感動的である。まるで映画のようだ。また、前作にあった歴史的名曲「Guardians of Fate」には勝らぬが、それでも#5、#9などは確実に名曲と呼べる資質を持っている。とにかく今作もヒロイックかつメディバルなメタルを聴きたい向きなら、迷わず購入すべきだろう。


1. Ferrum Aeternum 
映画「ロード・オブ・ザ・リング」を思わせる幻想的で雄大なるインスト曲。インストの時点で空前のスケールを演出しており、その大仰さには舌を巻く。笛の音色があまりにも美しく、響いてくる。イントロであるが、私は名曲だと思う。 
2. Iron 
タイトル曲であり、典型的なヴァイキング疾走チューン。勇猛果敢なケルトメロディを前編に貫かせ、重みを帯びた疾走を開始する部分は漢を感じる。戦士特有の荒々しい精神性が蘇る、名曲である。
3. Sword Chant 
中間部の民族パートがドラマ性を演出する疾走曲。やはり彼らの疾走曲には光るものがあり、この曲も大差ない。 
4. Morning Heart (Interlude) 
繋ぎである、もの悲しいインストゥルメンタル曲。アルバムの構成も物語を思わせるものがあり、より世界観に引き込まれる。
5. Tale of Revenge 
始めて聴いたとき、冒頭のギターメロディがまんまロード・オブ・ザ・リングで苦笑した覚えがある。別にサウンドトラックからの引用はないのだが、非常にそれらしいので驚いた。まあその話はどうでもいいだろう。この曲はシングルにもなっており、アルバムの中でも傑出した完成度を誇っている。始めゆったりと戦士系ケルトメロディを紡ぎ、徐々にメロディが進行していく箇所の放つドラマ性は、もはやスペクタクルである。後半の勇猛果敢な疾走パートも、バックでファンファーレが鳴ったりと、人間の持つ戦いの本能を鼓舞させてくれるものとなっている。
6. Lost in Depair 
抒情性に満ちたバラード。ヤリ・マエンパ(vo、g)がクリーンヴォイスで歌っており、その勇ましさは素晴らしい。
7. Slayer of Light 
スラッシュ的な、激烈なる疾走曲。激しい中にもヒロイックなメロディが聴き取れ、そのリズムに頭を振ること必死。
8. Into Battle 
タイトルが示すように、ドラマ性に満ちたヴァイキングメタル。大仰なコーラスが魂の高揚と詠唱を誘う。
9. Lai Lai Hei 
確実なる中世世界を描くスパニッシュギターの優美なイントロ、静かなメロディから一気に盛り上がりを見せる大作である。雰囲気も素晴らしく、戦士たちの宴を捩っており、シンガロングを誘う「ライ、ライ、ヘイ」のコーラスのインパクトは絶大。新たなるヴァイキングアンセムの誕生であろう。
10. Tears 
美しい女性ヴォーカルが歌い上げる幻想的なバラード曲。中世ファンタジーへの世界へのトリップを誘い、余韻を残すエンディングといえる。
11. Battery
メタリカの名曲のカバー。忠実なカバーとなっている。続きを読む
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Ensiferum 「esiferum」

Ensiferum

Ensiferum
(2001/06/10)
Ensiferum

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★★★★★★★★★☆...(定盤)

フィンランドの勇者エンシフェルム。この名はラテン語で「剣を持つ者」との意味である。
その名からも想像できるように、勇猛果敢にして劇的なまでにヒロイック極まりないサウンドを有している。北欧民謡、ケルト音階を思わせるトラッド・フォークの要素の導入は、果てしない哀愁と中世のロマンを思わせる。さらには北欧の戦士(ヴァイキング)の戦いの武勇や伝説・神話をモチーフにした叙事詩的な歌詞、映画のような手法も取り入れ、一部ではそのメタルを「ロード・オブ・ザ・リング」とすら形容する者もいる。
 
かつて伝説とさえ言われたヴァイキングメタルバンド、ミソチィン亡き今彼らはその正統な後継者と言えるだろう。ヒロイック/エピック系メタルファンなら必聴である。 

このアルバムは2001年に発表された彼らのデビューアルバムである。しかし…まず聴いてみてその圧倒的ともいえるヒロイズムに悶絶の応酬であった。あまりにもヒロイックかつドラマティックな楽曲の数々、中世的な世界観といったこの手の音楽に必要な要素がやりすぎなまでに詰まっている。また楽曲のすべてが、名曲に値するであろう曲の完成度であり、絶大なるインパクトを持ち合わせている。戦士のドラマを思わせる楽曲の展開や、荒々しい中にもアコースティカルな静寂さが盛り込まれており、非常に奥深さを感じさせる。
まさに戦い、戦士のヘヴィメタルと呼べるだろう。


1.Intro 
アルバムのオープニングであり、静かに中世の民族音楽を奏でる。チェンバロとスパニッシュギターのような音色が幻想的だ。
2.Hero in a Dream 
イントロからまさに期待を裏切らない曲である。勇猛果敢なメロディと劇的な展開にはただ脱帽といえる。ヒロイックなケルトメロディが印象に焼き付く名曲。
3.Token of Time 
まるで騎士のRPGとでもいうような冒険の如き興奮を覚える、民族的なメロディが劇的に展開される名曲。途中の民謡パートも素晴らしい。
4.Guardians of Fate 
ヴァイキングメタル史に残らざるを得ない歴史的名曲。とにかくこの馬のような疾走とヒロイックメロディの融合には悶絶必至である。全編を貫く戦士が歌っているかと思わせるヒロイックなクワイアはあまりにも漢らしい。特にサビのコーラスではアドレナリンが異常放出してしまうほどである。そして、クライマックスの「ヘイヘイヘイ」のかけ声は一生記憶に焼き付くことだろう。
5.Old Man 
ミドルテンポで勇壮な哀愁を奏でる曲。疾走曲もさながらミドルにも力が入っておりこのバンドは安心して聴ける。しかし後半の疾走パートはやはり秀逸。劇的。

6.Little Dreamer
ミドルで始まるも一変、中世の民族騎士を思わせるメロディで爆走する名曲。サビでの勇ましいコーラスと荒々しい疾走の連打には震える。ここにに来てもヒロイックなフレーズが連発され笑うしかない。中間部のドラマティックな歌声から疾走の流れには驚愕。さらにはエピローグもあり余韻を残す。つまりは完璧ということである。

7. Abandoned 
ヤリ・マエンパ(Vo、g)が戦士のようなクリーンヴォイスで歌い上げ、そこにヒロイックなギターメロディが絡む様は圧巻。まさに北欧の戦士の哀愁を思わせる。
8.Windrider 
個人的にはランニングワイルド系のヴァイキングメロディで疾走する曲。そこも魅力的なのだが、中間部の劇的なまでに美しく幻想的なロマンスパートが凄まじく、聴く価値は十分すぎるほどある。もはや英雄ファンタジーであろう。
9.Treacherous Gods
勇壮極まりないクワイアが魂を高揚させる曲である。そしてまたもや後半から激烈にヒロイックなパートが開始。馬を駆る勇者か。とにかく戦士の民謡とともに疾走する様は悶絶に値する。
10.Eternal Wait 
聖歌隊のような重厚なクワイアが胸を打つ。こういった映画的な手法も見事にはまり、彼らの音楽性の高さと可能性を感じさせる。

11.Battle Song
タイトルからしても分かるように北欧戦士の戦いの歌である。激烈な疾走からサビのとてつもなくヒロイックなコーラスへの流れは言葉にならぬほどの高揚感を得ること必死。そして、最後ここまで来て全曲捨て曲なしとは驚異的である。
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