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Introduction

Robert_E_Howard

「エピック・メタルとは、叙事詩的なヘヴィメタルの総称であり、主に大仰かつ劇的でヒロイックな音楽性を示す言葉である」 [More stats] 

 ──Cosman Bradley


◆新着情報 News Topics
[Reviews]
VALKYRIE 「Deeds of Prowess」
WRATHBLADE 「Into the Netherworld's Realm」
VIRGIN STEELE 「Nocturnes of Hellfire & Damnation」
[Release]
Battleroar 「Codex Epicus」
Cirith Ungol 「King Of The Dead」
Manilla Road 「To Kill a King」

Kings of Metal Mmxiv (Silver Edition)



Country: United States
Type: Compilation
Release: 2014
Reviews: 82%
Genre: Epic Metal


アメリカのエピック・メタルの始祖、マノウォーの2014年発表の企画盤。

2012年の第11作『The Lord of Steel』からライブ盤『Lord of Steel-Live』(2013)を経て発表されたのが本作『Kings of Metal MMXIV』(2014)である。「Magic Circle Music」からリリースされた本作は、『Battle Hymns MMXI』(2010)と同じコンセプトの下で制作された。バンドは過去の名作を現代の録音技術で録り直すことで、新しいヘヴィメタル・アンセムを作り上げようとした。オリジナルの『Kings of Metal』(1988)は、ヘヴィメタル史に残る傑作であり、そのアルバム・タイトルはマノウォーというバンドを象徴する言葉となった。その再録盤でもある『Kings of Metal MMXIV』は、オリジナルの曲順を入れ替え、屈強で重厚なサウンドを強調している。どうやら"オリジナルの曲順を入れ替える"という選択肢が失敗だったようで、80年代作品の熱狂的なマノウォーのファンたちから怒りを買い、散々に酷評される結果となった。また、海外のレビューサイトでも本作が異常な低評価を記録するなど、バンドの歴史の中でも異例の事態が続いている。本作は2枚組であり、Disc 2には本編のインストゥルメンタル・ヴァージョンを収録。過去作品の再録は同ジャンルでもヴァージン・スティールがしていることだが、かつて「サウンドが似ている」と評価されたこのバンドとの間に、今では大きな差が生まれている。ヴァージン・スティールの『Age of Consent』(1988)は、オリジナルの曲順を入れ替えてファンの評価を高めたが、『Kings of Metal MMXIV』に同じ手法は通用しなかったのである。



Disc 1:
1. Hail and Kill MMXIV
2. Kings of Metal MMXIV
3. The Heart of Steel MMXIV (acoustic intro version)
4. A Warrior's Prayer MMXIV
5. The Blood of the Kings MMXIV
6. Thy Kingdom Come MMXIV
7. The Sting of the Bumblebee MMXIV
8. Thy Crown and Thy Ring MMXIV (orchestral version)
9. On Wheels of Fire MMXIV
10. Thy Crown and Thy Ring MMXIV (metal version)
11. The Heart of Steel MMXIV (guitar instrumental)

Disc 2:
1. Hail and Kill MMXIV
2. Kings of Metal MMXIV
3. The Heart of Steel MMXIV (orchestral intro version)
4. The Blood of the Kings MMXIV
5. Thy Kingdom Come MMXIV
6. Thy Crown and Thy Ring MMXIV (orchestral version)
7. On Wheels of Fire MMXIV


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Lord Of Steel



Country: United States
Type: Full-length
Release: 2012
Reviews: 75%
Genre: Epic Metal


アメリカのエピック・メタルの始祖、マノウォーの2012年発表の11th。

マノウォーは日本では人気がないが、欧州やアメリカでは非常に認知度が高いバンドだ。それは各国の歴史や文化に深く関係している。マノウォーの人気が高いドイツやギリシャという国は、何世紀も前に有名な叙事詩的作品を残しており、ニーベルンゲン伝説やギリシア神話が一般市民に広く知られている。こういった国々では、日常的に叙事詩の世界に触れる機会がある。芸術的な街の風景や抒情的な音楽、歴史的価値のある神殿や城が、日常生活の中に溶け込んでいるのだ。だからこそ、叙事詩的な音楽に何かの共通点を見出し、それが現実的な支持や評価へと繋がっているのである。マノウォーやヴァージンス・ティール等のエピック・メタル・バンドが欧州で人気が高いのは、そこに必然的な理由と背景があるからだ。
マノウォーが欧州で人気を得てきた経緯を考えると、当然のように、サウンドもそれに相応しいものが求められる。近年のバンドは、EP『Thunder In The Sky』(2009)でエピックな世界観と正統派ヘヴィメタルを融合させた強烈な音楽性を強調していた。しかし、その後、2012年に自身のレーベル「Magic Circle Music」から発表された第11作『The Lord of Steel』の内容は、ファンが期待するそれとは大いに異なるものだった。現代のインターネット上では、ファンたちが議論し、ミックスの問題やサウンド面での変化に言及されることが多かった。エピック・メタルのファンは『Gods Of War』(2007)や『Thunder In The Sky』のようなサウンドを期待していたが、オーソドックスでシンプルな作風の『The Lord of Steel』にその言葉は不要だった。『The Lord of Steel』はマノウォーの2010年代の最初の作品として、ファンの間で『The Triumph of Steel』(1992)以上の賛否を呼ぶこととなった。それは時代と共にファン層が変化し、ピュアなヘヴィメタルを期待する向きと、エピックな音楽のスタイルを求めるリスナーに別れたことを、顕著に物語っていた。



1. The Lord of Steel
2. Manowarriors
3. Born in a Grave
4. Righteous Glory
5. Touch the Sky
6. Black List
7. Expendable
8. El Gringo
9. Annihilation
10. Hail, Kill and Die
11. The Kingdom of Steel


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Battle Hymns 2011



Country: United States
Type: Compilation
Release: 2010
Reviews: 85%
Genre: Epic Metal


マノウォーの2010年発表の1stの再録盤。


エピックメタルの始祖として長年活躍を続けてきたアメリカのマノウォーだが、過去に発表してきた名作の影に埋もれて、第一作『Battle Hymns』(1982)のみが完全な形で制作されていなかった。リーダーであり、ピュア・メタル界の王者に相応しい風格を合わせ持つジョーイ・ディマイオ(b)は「録音技術がようやく我々に追いついた」と語る。正しくマノウォーの記念すべき第一作『Battle Hymns』を現在の技術で再録したのが本作『Battle Hymns MMXI』であり、タイトルの"MMXI"は2011年という意味を持っている。なお本作が発表されたのは2010年である。
脱退したスコット・コロンバスに変わりド二ー・ヘムズィク(d)が加入した本作は、ロス・ザ・ボスの意志を受け継ぐカール・ローガン(g)、第一作目からは想像もつかないほど成長したエリック・アダムス(vo)が強力なバックアップでジョーイ・ディマイオを支える。今作の発表でド二ー・ヘムズィクは過去の汚点を見事に消し去ったが、それはマノウォーに関しても同じであった。
長年ファンの間でも『Battle Hymns』の評価は分かれ易く、偉大な名曲"Battle Hymns"を収録してはいるものの、前半に配置された軽快なロックンロール調の楽曲群が不評の大きな要因となっていた。「何故今更第一作を再録するのか」という疑問に対して、我々はそこに必然性があることを告げる。現在のマノウォーは初期とは比べ物にならないほど強靭なヘヴィメタル・サウンドを有したバンドであり、今回のジョーイの発案によって『Battle Hymns』が完全な形で生まれ変わったことも既に明白な事実である。そして、実際に我々の元に届けられた『Battle Hymns MMXI』は、ファンの不安を払拭する素晴らしい内容を持つ正統派ヘヴィメタルの名盤であった。
時代の変化によって元曲のキーは下げられてはいるものの、そこにロックンロールを演奏する軽率なマノウォーの姿はない。『Battle Hymns MMXI』に存在しているのは完全なヘヴィメタルであり、ヘヴィメタルが本来持つべき重厚な世界観とヒロイックなドラマ性が見事に一体となって、緊張感に満ちた圧倒的なサウンドを作り出している。これぞ我々の知るマノウォーである。
初期のマノウォーに良い録音環境と金がなかったのは非常に残念なことであったが、やがてマノウォーは認められ、エピックメタル・シーンに確固たる地位を築いた。そして、現在も飛躍的に活動を続け、熱狂的なファンたちを第一に考えている。エピックメタルを制作するうえで大事なのは、徹底した傾向と追求であると頻繁に言われるが、マノウォーは過去の遺産に対してもその頑なな姿勢を貫き通した。かくして、名作『Battle Hymns』は再度誕生した──



1. Death Tone
重厚かつ圧倒的なヘヴィメタル・サウンドが展開されるオープニング・ナンバー。そこにかつてのロックンロール的な雰囲気は残るものの、今作でマノウォーが演奏しているのは完全なピュア・メタルだ。
2. Metal Daze
強烈なギターサウンドとシャウトは、過去のように決してタイトル負けしてはいない。むしろヘヴィメタルを謳歌するに相応しい楽曲だ。マノウォーはこれがやりたかったのであろう。
3. Fast Taker
オリジナルとは比べ物にならないほどアグレッシブに展開する。これがギター1本のサウンドだとは誰も思わない。
4. Shell Shock
心地よく刻まれるヘヴィなリフが頭を振らせる。これまでにマノウォーの汚点とされてきた軽快なロックンロール調の楽曲が今作で正統派ヘヴィメタルに生まれ変わっただけでも、本作の持つ意味は非常に大きい。
5. Manowar
バンド名を冠した名曲。マノウォーは本曲をライブでは必ず演奏してきたため、初期の頃とは大きく印象が異なっている。ヘヴィかつメタリック、そしてアグレッシブになった。
6. Dark Avenger
オリジナルのダークな雰囲気は薄れてはいるものの、強靭なエピックメタルによって生まれ変わった名曲。後半からの劇的な展開は更にヒロイックに進化。ナレーションはオーソン・ウェルズからクリストファー・リーに変更している。
7. William's Tale
ジョーイ・ディマイオによるベース・ソロ。メロディアスなプレイは初期と変わらない。ヘヴィな雰囲気は増してる。
8. Battle Hymn
迫力が増した迫真のイントロダクションから大いに期待感を煽られる。歴史に名を残したヒロイックなサビのメロディはもう高音ではないが、完成したマノウォーのエピックメタル・サウンドがそのかつての伝説を蘇らせる。
9. Fast Taker
ボーナス・トラック。1982年のライブ・トラックである。マノウォーはライブではオリジナルよりも早く演奏するバンドだ。
10. Death Tone
ボーナス・トラック。詳細は上に同じ。


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THUNDER IN THE SKY



Country: United States
Type: EP
Release: 2009
Reviews: 88%
Genre: Epic Metal


マノウォーの2009年発表のEP。


シンフォニックな音楽性を提示したことで賛否両論──しかしエピックメタルのファンには高評価──を得た『Gods of War』(2007)に続き、新作に先行する形で発表されたのが本作『Thunder in the Sky』である。本作は二枚組のEPであり、本編収録の"Father"を日本語も含めた全15ヵ国語で歌うという豪華なファン・サービスも行われている。また、現在でも伝説の名盤として語り継がれている『Kings Of Metal』 (1988)収録の名曲"The Crown And The Ring"のヘヴィメタル・ヴァージョンが収録されているという点でも、本作はファンの注目を大きく集めることとなった。

本編に収録された楽曲のサウンドは純粋なエピック・ヘヴィメタル以外の何物でもなく、前作で不満を覚えたファンも納得できる内容である。コンセプトは過去一連の北欧神話に基づいており、マノウォーが初期から追求してきた不変のテーマ──主に英雄の讃辞や勇気ある戦いなど──が叙事詩的に描かれている。円熟したマノウォーの強力なエピックメタルが見事に炸裂した楽曲群では、冒頭の"Thunder In The Sky"を筆頭に劇的なヒロイズムが展開されている。収録曲の完成度の高さは群を抜く勢いを放ち、マノウォーがエピックメタルの唯一無二の始祖であるということを我々に再確認させている。

現在『Hammer Of The Gods』と題されていた第11作目の最新作の発表は一旦白紙に戻ったが、ジョーイ・ディマイオ(b)は2012年の夏にマノウォーの新譜が発売されることを明かしている。近年は名ドラマー、スコット・コロンバスの脱退が2年後に発表されるなどの不祥事や、息子の病気は実は嘘であったという衝撃の事実が明らかになった。また彼の突然の訃報など、長年のファンはマノウォーの未来に対して疑問を抱く時期であった。しかしそれらを乗り越えてこそ、真のエピックメタルの王者として再び王座に返り咲くことができる。少なくとも『Thunder in the Sky』に収録された楽曲は次回作への期待を大いに抱かせるものだ。本作はマノウォーの信念が完全には死んでいないことを証明している。我々は不滅の戦士、マノウォーの帰還を心から望んでいる──



Disk:Ⅰ
1. Thunder In The Sky
強力なリフとシャウトが連携するエピックメタル。他の追随を一切許さない北欧神話の世界観が展開される。劇的なヒロイズムはやはりマノウォーの音楽性の象徴といってよいであろう。
2. Let The Gods Decide
エピカル・リフを用いた力強い一撃。勇壮なドラマ性を有し、聴き手の高揚感の爆発を誘発する。シンプルな構成ながらも重厚な雰囲気を持ち、実にマノウォーらしい楽曲である。
3. Father
温かみに満ちた感動のバラード。アコースティック楽器の繊細な美旋律を用い、エリック・アタムスの力強く包容力に満ちた歌声が胸を打つ。父とはこのようなものであろうか。
4. Die With Honor
重厚なミドル・テンポ。シリアスな雰囲気が漂う内容からは、終始異様なヒロイズムが溢れ出している。エピック・クワイアを用いた後半の盛り上がり方も劇的。近年のマノウォーはコンセプトに徹底し過ぎていることが明白だ。
5. The Crown And The Ring [Metal Version]
『Kings Of Metal』 (1988)収録の"The Crown And The Ring"の再録。元々は100人のクワイアを起用して制作された壮大な戦士の讃美歌であったが、時代の進歩によって強靭に生まれ変わり、スペクタクル巨編の如きスケール感を演出する。
6. God Or Man
攻撃的なリフで疾走する楽曲。静と動を駆使し、戦士的なドラマティシズムを雄々しく歌い上げる。本作の怒涛のテンションが継続されるのであれば、次作も間違いなく傑作となる。

Disk:Ⅱ
1. Tatko [Bulgarian Version]
2. Otac [Croatian Version]
3. Isa" [Finnish Version]
4. Mon Pe`re [French Version]
5. Vater [German Version]
6. Patera [Greek Version]
7. Apa [Hungarian Version]
8. Padre [Italian Version]
9. Oto san [Japanese Version]
10. Far [Norwegian Version]
11. Ojciec [Polish Version]
12. Pai [Portuguese Version]
13. Tata [Romanian Version]
14. Padre [Spanish Version]
15. Baba [Turkish Version]


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Gods of War



Country: United States
Type: Full-length
Release: 2007
Reviews: 90%
Genre: Symphonic/Epic Metal


アメリカのエピックメタル、マノウォーの2007年発表の10th。


「風に向かって剣で戦いを始めよ」
 "The Sons Of Odin"より


北欧神話エピックメタルの比類なきマスターピース

北欧神話の主神オーディンを主人公とする一大コンセプトアルバムの制作は、長きに渡る沈黙を破り、エピックメタルの始祖マノウォーが遂に本格的に英雄伝説を完成させることに乗り出した証明であった。エピックメタルの創造と共に始まった彼らの長い歴史において、この偉大なる神である英雄は何度も歌われながらも、終ぞ一つの作品として完成に至ることはなかった。
古くから語られ、バラバラに分散した北欧の叙事詩を繋ぎ合せる作業は難航を極めた。フィヨルドを凍りつかせる雪が降り、暗く朧気な太陽が幾日も天上を遮った。既に我々は、マノウォーの過去の断片的な物語の一部から、偉大なる神々の名を知って久しかった。槌を振う英雄の祖トール。そして父なるオーディンの名を我々は知った。オーディンはアース神族の最初にして最強の神、戦いの神、詩の神、また片目を失うことで手にした究極の知恵の神、魔法の文字ルーンの創造者であった。ここから我々がよく知るように、ファンタジー・エピックが生まれたのである。故にオーディンは始祖であった(思い出さなくてならないのは、マノウォーもエピックメタルの始祖である、ということである)。
そして、唯一の創造者によって成し遂げられるべき偉業は、ここに驚異的な作品を誕生させた。大神に相応しい究極のエピックメタル作品が、処女の如く無防備な姿で、我々の眼前に曝け出されているのだ。我々はそれをたったの20ドルという現金で購入することが出来るが、神への冒涜という言葉がまだ死語でないのなら、まさに今我々が行おうとしていることこそは冒涜の極みに値する。
本作品は異常ともとれるオーケストレーション、ナレーション、エピック・クワイアによって、壮大極まる英雄世界を実に生々しく描くことに成功した数少ない作品である。マノウォーが得意とする劇的な曲展開並びに大仰の頂点に位置する曲調は大胆な仕事をこなし、視覚や聴覚をも超越した刺激を聴き手に齎す。明らかに本作はリヒャルト・ワーグナーの作品を越えたかも知れない──しかし、我々が真に議論すべき対象は、両者のどちらが如何に優れているかということでは永久にないのだ。この感動的な叙事詩的作品を前にして、そのような議論が行われること自体おこがましいことである。常にワーグナーは"ヘヴィメタルの父"であり、尊敬すべき対象であることに変わりはない。
かつてワーグナーが完成させた『ニーベルングの指輪』四部作を我々は思い出すかもしれないが、『Gods of War』にインスピレーションを与えたのもまたワーグナーの作品に他ならないのである。マノウォーは本作品でワーグナーの功績に敬意を表している。それはマノウォーがエピックメタルの始祖としての英雄的な使命を果たすことであり、『Gods of War』という偉大な作品の完成によって完結され、新たに始まる時代の幕開けとなる警笛を告げるべく風に向かって剣を掲げたということである。そう、エピックメタルは死なないのだ。Glory Majesty Unity!



1. Overture To The Hymn Of The Immortal Warriors
壮大なオーケストレーションによる6分に及ぶ序曲。その焦らしは尋常ではない。
2. The Ascension
神そして英雄、王の誕生を歌う小曲。
3. King Of Kings
尋常ならざる緊張感が支配し、鉄槌の如く振り下ろされる鋼鉄の嘶きが神の力を物語る。
4. Army Of The Dead, Part I
戦って死んだ戦士をヴァルハラに迎える役目を担うワルキューレ。そしてこれは不滅の戦士の聖歌である。
5. Sleipnir
オーディンの愛馬スレイプニル。8本足のこの馬は如何なる次元へも行くことが出来る。ヒロイックなコーラスが戦意を高揚させる。
6. Loki God Of Fire
オーディンの兄弟である邪神ロキは、やがて神々を破滅へと導くことになる。スピーディなリフが刻まれる佳曲。
7. Blood Brothers
血で結ばれた兄弟の絆は永遠である。名バラードに値するこの楽曲は、勇ましさに満ちたサビが印象的である。
8. Overture To Odin
大仰極まりないインストゥルメンタル。後半にかけての盛り上がりが驚異的。
9. The Blood Of Odin
ナレーションがオーディンの伝説を語る。
10. The Sons Of Odin
オーディンの4人の息子が対面した凄まじき戦場の様を迫真の表現力で描く傑作。軍隊の行進の如きベースのメロディは信じられないほど生々しい。そしてサビの壮大なクワイアは、天地を揺るがす戦士らの轟きを彷彿とさせる。
11. Glory Majesty Unity
オーディンに授けられた力によって4人の息子らは戦いに勝利を収め、戦士の祈りが述べられる。やがてこれらの厳かな言葉は、マノウォーの語り草となるであろう。
12. Gods Of War
ラグナロクへと向かう神々の軍勢の最後の行進を描く。途轍もない足音が響き渡り、天空を貫くかのようなクワイアが朗々と歌いあげられる。
13. Army Of The Dead, Part II
ここで再び偉大なる聖歌が歌われる。
14. Odin
オーディンの偉業を物語る。後半には、オーディンを永久に讃えるかの如く"Army Of The Dead"のクワイアが三度登場する。
15. Hymn Of The Immortal Warriors
アルバム冒頭の旋律が再び繰り返された時、我々は現実を超越した感動に包み込まれるであろう。この聖歌はオーディンへの究極の賛美である。オーディンの生み出した精神はヘヴィメタルに似ている。崇高な伝説は永久に不滅であると歌い、こうして今まで受け継がれてきた。叙事詩とは不思議なものである。
16. Die For Metal
ボーナストラックである。


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Dawn of Battle



Country: United States
Type: EP
Release: 2002
Reviews: 85%
Genre: Epic Metal


マノウォーの2002年発表のEP。


ケン・ケリーが描いた強烈なアルバム・カヴァーが印象に残る本作『The Dawn Of Battle』は、マノウォーの第9作『Warriors of the World』(2002)未収録の楽曲を含むシングルである。本作の内容は普段のマノウォーであり、強靭なエピックメタルによって支配された全三曲が堂々とした風格で収録されている。多くのヘヴィメタル・ファンの場合、シングルに対する興味は薄いものだが、マノウォーの『The Dawn Of Battle』は見逃すには惜しい要素を含んでいる。特に『Warriors of the World』未収録の"The Dawn Of Battle"、"I Believe"の完成度は素晴らしいものであり、アルバムに収録されなかったことが悔やまれる。伝統的な音楽性が揺らぐ中、これらの徹底してヒロイックなエピックメタルは更に世に広まるべきだ。



1. The Dawn Of Battle
激烈な疾走感と極限のヒロイズムを有する名曲。スケール感のあるコーラスや中間部からの劇的な展開を伴い聴き手の高揚感を爆発させる。"血拭き肉躍る"とはまさに本曲のことを指した言葉である。
2. I Believe
壮絶な緊張感と大仰なヒロイズムに満ち溢れた名曲。聖歌的コーラスのスケール感が特に際立っている。マノウォーは疾走感がなくともエピックメタルの真の傑作を生み出すことが出来る。
3. Call To Arms
『Warriors of the World』の冒頭に収録された名曲。強烈なパワーを誇るエピック・ヘヴィメタルの定番曲であり、高潔なヒロイズムが発散される。


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Warriors of the World



Country: United States
Type: Full-length
Release: 2002
Reviews: 87%
Genre: Epic Metal


アメリカのエピックメタル、マノウォーの2002年発表の9th。

前作『Louder Than Hell』(1996)からおよそ6年振りという長い期間を経て発表に至った今作『Warriors of the World』は、マノウォーに忠実なファンを満足させるに十分な素晴らしい作品である。名シンガー、エリック・アダムス(vo)のアルバムであり、マノウォーの多様性をも網羅した傑作だ。
冒頭の荘厳な#1"Call To Arms"で幕を開ける本作は、以降の#2~#7がほぼバラード調という驚嘆すべき展開を有している。インストの#4"Valhalla"、#7"The March"はそれぞれスペクタクル映画のサウンドトラックに入っていてもおかしくはない傑作だし、#3"Nessun Dorma"は世界的なオペラ楽曲のカヴァー、#6"An American Trilogy"はエルヴィス・プレスリーのカヴァーである。これらの楽曲はマノウォーのアメリカ的なルーツを物語っているのであろう(当然、ヒロイック・ファンタジーを除いたうえで...)。
人間の二面性の如く、静と動を描いている本作において、後半は野蛮人さながらにこれまでの静寂を打ち破る荒々しさである。アルバム・タイトルの#8"Warriors Of The World United"は偉大なヘヴィメタルの聖歌であるし、最後の#9~#11の激しさは特筆に値する。ジョーイ曰く「この最後の3曲は戦士のトリロジー(三部作)」を描いているそうだ。彼らは常に、戦士の物語や勇気を口にしてきた。それは長いキャリアが導いた実力の賜物でもあり、この分野の始祖としての宿命でもあろう。総じて、エピックメタルにおいて、マノウォーほど安心して聴けるバンドはいないものである。



1. Call To Arms
戦闘的なエピックメタル。力強い演奏に加え、エリックの強烈なシャウトがヒロイックな高揚感を誘発する。
2. The Fight For freedom
晴れやかな楽曲。勇気が滲みだすような曲調である。
3. Nessun Dorma
世界的なオペラの名曲も、エリックにかかれば大仰な軍歌に為り変る。
4. Valhalla
次曲への荘厳な布石である。
5. Swords In The Wind
北欧神話を歌ったマノウォーのもう一つのルーツ。戦士の如き雄々しさと哀愁が交錯する名曲である。タイトルの「風に向かった剣」という言葉は、マノウォーの物語で頻繁に耳にする。きっと深い意味があるのであろう。
6. An American Trilogy
南北戦争時代のアメリカにおいて聖歌的な意味を持った叙事詩的な楽曲であり、現代ではエルヴィス・プレスリーが歌ったことで知られる。国境を越えて人々の団結の意思を歌ったこの楽曲をマノウォーがカヴァーするのは必然的であるし、それはヘヴィメタルで一つとなることを歌った"Warriors Of The World United"にも繋がるのではないか。アメリカの歴史に馴染みのある者ならば涙なくしては聴けない。
7. The March
勇壮な行進曲である。この壮大で大仰な曲調が次作へと繋がる。
8. Warriors Of The World United
アルバムのカヴァーにも描かれている、マノウォーの伝統的なメタルアンセムである。我々はヘヴィメタルを聴く際、国旗の色などは意識しない。
9. Hand Of Doom
マノウォーによる強烈な一撃。
10. House Of Death
楽曲に漂う厳かな緊張感と禍々しいほどの威圧感は、古来のヒロイック・ファンタジーの世界に由来しているのであろう。
11. Fight Until We Die
アルバムの最後を締めくくるに相応しい攻撃的な楽曲である。


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Anthology



Country: United States
Type: Compilation
Release: 1997
Reviews: 70%
Genre: Epic Metal


マノウォーの1997年発表のベスト。


本作は"ヘヴィメタル史上最悪のアルバム・カヴァー"と称された経歴を持つマノウォーの伝説のベスト・アルバムである。アルバム・ジャケットに披露されている強烈にハワードの『コナン』を意識した各メンバーの強靭な裸体は、それらのファン以外からは痛烈な批判を受けることとなった。マノウォーの熱狂的な信者以外には、これらがゲイの取る行動に思えたようである。無論、強烈なインパクトを視覚的に与えるアルバム・ジャケットと内容の差異は殆どない。これらの肉体的な主張が外見のみのイメージであるならば一般大衆から嘲笑されるのも無理はないが、我々はマノウォーの剛直な楽曲を聴いた後、果たして同じ意見を述べることが出来るであろうか。

本作に収録されている楽曲は主に第一作『Battle Hymns』(1982)、第4作『Sign Of The Hammer』(1984)、第5作『Fighting The World』(1987)、第6作『Kings Of Metal』(1988)、第7作『Triumph Of Steel』(1992)から選曲されており、レーベル側の問題が生じたために第2作『Into Glory Ride』(1983)、第3作『Hail To England』(1984)からの選曲はない。本作の選曲は必ずしもマノウォーのベスト盤と大仰に形容することはできず、要所で重要な名曲が抜け落ちている。マノウォーの初心者には良い内容かも知れないが、長年慣れ親しんでいるファンにとっては不満が残る内容であろう。我々の想像するマノウォーは更に劇的でヒロイックであるし、作品の構成にも非常に気を使うバンドだ。本作を契機にマノウォーの勇壮な世界観を理解できれば良いが、これが単にレコード会社の金儲けのために取られた措置であるならば、それは極めて悪質な行為だ。悲しいかな、これまでにヘヴィメタル界では似たようなベスト盤が山ほど発表されているのが現状である。



1. Manowar
第一作『Battle Hymns』(1982)から収録。ファンにはお馴染みの名曲である。
2. Metal Daze
第一作『Battle Hymns』(1982)から収録。
3. Fast Taker
第一作『Battle Hymns』(1982)から収録。
4. Battle Hymns
第一作『Battle Hymns』(1982)から収録。マノウォーの劇的かつヒロイックな音楽性を主張する名曲中の名曲である。
5. All Men Play On 10
第4作『Sign Of The Hammer』(1984)から収録。
6. Sign Of The Hammer
第4作『Sign Of The Hammer』(1984)から収録。ドラマティックなサビが印象的な勇壮なエピック・ナンバー。楽曲がリマスターされているのは嬉しいが、名作『Sign Of The Hammer』 からの選曲が二曲のみというのは痛い。
7. Fighting The World
第5作『Fighting The World』(1987)から収録。アメリカン・ロックンロール的な作風に回帰した本作では一部のファンから批判を受けた。タイトル・トラックである"Fighting The World"は悪い楽曲ではない。
8. Blow Your Speakers
第5作『Fighting The World』(1987)から収録。
9. Heart Of Steel
第6作『Kings Of Metal』(1988)から収録。マノウォーのもう一つの名作である『Kings Of Metal』からこの名バラードが選曲されるのは当然のことであろう。
10. Blood Of The Kings
第6作『Kings Of Metal』(1988)から収録。本作の最後に収録されたワイルドなエピックメタルの傑作であり、要所に過去の歌詞が再登場する。雄々しいエピローグも健在だ。
11. Violence And Bloodshed
第5作『Fighting The World』(1987)から収録。
12. Wheels Of Fire
第6作『Kings Of Metal』(1988)から収録。スラッシュメタルを意識したスピーディなナンバーである。
13. Metal Warriors
第7作『Triumph Of Steel』(1992)から収録。シングル・カットもされたヘヴィかつメタリックなメタル・アンセム。
14. The Demon's Whip
第7作『Triumph Of Steel』(1992)から収録。第7作から何故この楽曲が『Anthology』 の最後に選曲されているのかは未だに謎だ。マノウォーなら絶対にこのような中途半端な構成にはしないと考えられる。


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Louder Than Hell



Country: United States
Type: Full-length
Release: 1996
Reviews: 86%
Genre: Epic Metal


マノウォーの1996年発表の8th。

ジョーイ・ディマイオ(b)、エリック・アダムス(vo)、スコット・コロンバス(d)、カール・ローガン(g)によって制作。カール・ローガンは新メンバー。このカール・ローガンは年齢が若く、高度な技術を持ったギタリストであり、愛車は当然の如くハーレー。要はマノウォーのメンバーに相応しい戦士ということだった。元々カールには、マノウォーの創始者であり、エピックメタル界の首領のジョーイのバイク乗り仲間だったという経歴がある。
有名な「地獄よりひどいぜ」とのタイトルが冠された本作の内容は、普段通り、大仰な正統派メタルの音楽のスタイルである。今作で他のアルバムと異なるのは、北欧神話や英雄叙事詩を歌う楽曲──例に挙げるなら北欧神話を讃えた「Thor (The Powerhead)」や「Blood Of My Enemies」等の名曲だろう──が少なくなったということ。冒頭を飾る#1はマノウォーのライフスタイル──バイクに乗り酒を飲みヘヴィにプレイすること──を歌っている。#2は最高のメタルアンセムであり、#3はヘヴィメタルの神に捧げられている。名バラードに値する#4、荘厳さを醸す#6、ヒロイックな#7も含め、質の高いピュアなエピック・メタルが収録される。また9分に及ぶインスト#8はクラシックからの影響を感じさせる。ここでは前作のオーケストレーション導入の成果が効果的に生かされている。#9はカールのギターソロ曲であり、超絶なプレイが披露される。ラストを飾る#10はマノウォーの代名詞的な大傑作。
全く持って素晴らしい作品である。バンドが如何にファンを大切にしているか、それは本作を視聴すれば明白になる。エピックな視点から考察すればシンプルになり過ぎているが、逆にそれは正統派らしい"分かりやすさ"として十分な良点だ。マノウォーの世界に本作から入るのも悪くはない。



1. Return Of The Warlord
名作2nd「Into Glory Ride」の#1"Warlord"の続編。
2. Brothers Of Metal Part 1
3. The Gods Made Heavy Metal
ヘヴィメタルの誕生を必然的に捉えたメタルアンセム。ヘヴィなサウンドがヒロイックさを誇示する。
4. Courage
勇ましく大仰な名バラード。短い中にヒロイックなドラマを網羅し、聖歌隊を彷彿とさせるコーラスが劇的なスケール感を演出。
5. Number 1
6. Outlaw
7. King
タイトル通りの勇ましさを備えた曲であり、冒頭と中間部のメロディは戦士のロマンティシズムを感じさせる。
8. Today Is A Good Day To Die
9. My Spirit Lives On
10. The Power
圧倒的な戦意で全てを破壊せんとするような、疾走感と重厚感に満ち溢れた名曲。イントロ部分のベース音が強烈。戦士の雄叫びともとれるサビは高揚感を爆発させる。この曲の意味はいたってシンプル。鋼鉄の力、剣と魔法の力である。


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Triumph of Steel



Country: United States
Type: Full-length
Release: 1992
Reviews: 84%
Genre: Epic Metal


"Kings of Metal"ことマノウォーの1992年発表の7th。

エピック・メタルの大傑作となった前作を最後に脱退したロスの後任にデイヴィッド・シャンケル(g)、息子の重病を理由に脱退したスコットの代わりにライノ(d)が加入し制作された本作。この『The Triumph of Steel』はマノウォーの歴代の中でも長大な楽曲を有している。凡そ30分にも及ぶ超大作#1は、ギリシアの英雄叙事詩『イリアス』を題材にしている。日本のファンの間では「アキレス組曲」と邦訳される。合計8パートに及び、各メンバーの長大なソロを網羅したマノウォーらしい楽曲だ。バンドの大仰さを完全に表現したこの楽曲は、最大級の傑作であり、問題作でもある。大きな疲労感をもらたすこの楽曲を聴き終えることができるか、それはエピック・メタル・ファンとしての資質が問われるだろう。その後の楽曲はいつものマノウォーらしく、ドラマティックなエピック・メタルが展開される。決して大作だけに力を注ぐわけではなく、前編を通して完成度が高いのは普段通り。ラストの神秘的なバラード#8は突出した傑作。#1や#6、#8でも顕著だが、前作で導入されたシンフォニックな味付けが本作で更に本格的になっており、映画音楽を思わせるスケール感が強調される。大仰なスケールを感じさせる作風はマノウォーの一つの個性である。しかし、マノウォーの場合、シンフォニックと形容されても煌びやかなものを指すわけではない。マノウォーに導入されてる交響曲的要素は実際に古典的なものだ。それこそ昔から培われてきたような深みを宿している。そのため、ピュアなメタルファンでもその音色に率直に酔うことができるようになっている。より壮大なエピック・メタルに必要な要素を、マノウォーは他のバンドよりも早く発見した。本作は決して軽い気持ちで聴いてはならない作品である。マノウォーのエピック・メタルとは神聖なものだ。このアルバムからはヘヴィメタルの世界観の重さ、大仰さの爆発ぶりを遺憾なく感じることができる。また本作は、アルバムのボリュームがあるため、マノウォーの世界観に浸りたい方にお勧めできる。



1. Achilles, Agony, and Ecstasy
前述したようにIliasを題材にした一大エピックメタル。メタリックなリフによる激烈な幕開け、圧巻のソロパート、大仰なヒロイックメロディ、映画音楽のような荘厳なクラシック要素を網羅しており、とんでもない大作に仕上がっている。途中導入されるクラシック調のメロディにおいては、古代ギリシャの神殿、宮殿を思わせるほどに壮大。各パートごとに展開していく様はドラマ性に満ちており、やや冗長とファンの間で囁かれるも、魅力的なフレーズが大量に存在している。この神話的な組曲は、古代ギリシャの英雄伝説を見事にエピックメタルを駆使して完成させた紛れもない衝撃作だ。
2. Metal Warriors
重く、重厚だがノリのいい典型的なメタルアンセム。前作の「Kings of Metal」系統の曲、と言えば分かりやすいだろう。
3. Ride the Dragon
荘厳かつ野太い疾走曲。漂う雰囲気は剣と魔法を感じさせるものだ。
4. Spirit Horse of the Cherokee
野獣の如きエリックのシャウトが栄える曲である。雄々しいリズムが漢らしさを叩き出す。
5. Burning
スロウでダークな曲である。
6. Power of Thy Sword
純粋にヒロイックかつ高潔なエピックメタルの傑作。中間部の静かなパートは映画のような厳かさを感じさせる。剣の響きも導入されており、それだけで血拭き肉躍る。このアルバムのハイライトの一つである。
7. Demon's Whip
厳かな雰囲気があるがやや助長に感じる。しかし後半の激烈な疾走パートは強力。
8. Master of the Wind
崇高で神聖なるバラードだ。厳かで、それこそ映画のような奥行きを感じさせる。特にサビの持つスケール感は圧巻である。


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