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「MARAUDER(マローダー) 」カテゴリ記事一覧


MARAUDER 「Face the Mirror」

Face the mirror


Country: Greece
Type: Full-length
Release: 2008
Reviews: 87%
Genre: Epic Heavy Metal


ギリシャ産エピック・ヘヴィ・メタル、マローダーの2008年発表の4th。


1990年、ギリシャのアテネで結成されたマローダーは、エピック・メタルというジャンルの中で、非常に古い部類に入るバンドだった。当時、ギリシャ圏でエピック・メタルに該当するバンドの数は少なく、それだけでマローダーという存在が、アンダーグラウンド・シーンのファンたちにとって、深い意味を持つこととなった。

マローダーは、3つのデモ『Try to Live』(1991)、『The Die Is Cast』(1993)、『Promo '95』(1995)を制作した後、ようやくデビューを飾った。第1作『Sense of Metal』(1997)は、典型的なマノウォー(Manowar)型のエピック・メタルであり、直ぐにファンたちの心を掴んだ。

しかし、マローダーの転機となったのは、コンセプト・アルバム『1821』(2000)だった。「ギリシャ独立戦争」(Greek War of Independence)を題材としたこの作品は、バンドのポテンシャルの高さ、エピック・メタルに対する情熱の深さを強調しており、世界中のエピック・メタル・ファンたちから絶賛された。その結果として、マローダーは、一躍ギリシャのエピック・メタル・バンドのトップへと上り詰めたのだった。

さて、この『Face the Mirror』という作品は、マローダーにとって、極めて重要な存在だった。これまでのバンドのポテンシャルの高さを最大限に活かし、そこにクラシックなエピック・メタル・バンドたちのエッセンスを融合させたのが、本作のサウンドに他ならなかった。具体的には、キリス・ウンゴル(Cirith Ungol)の不朽の名作『Paradise Lost』(1991)を踏襲したサウンドが、本作の主軸になっていた。

また、マローダーのエピック・メタルの特徴として、オーメン(Omen)のような疾走感もあった。そこに加わってくるのが、ブローカス・ヘルム(Brocas Helm)並みのメロディックなギター・ワークだった。ドラマティックな展開やエピックな雰囲気は、マニラ・ロード(Manilla Road)からの影響だった。

こうした偉大な先人たちの要素を受け継ぎ、今回、マローダーは、自らの理想とする劇的なエピック・ヘヴィ・メタルを作り上げた。全く隙のない、容赦のない、純粋なエピック・メタルの勇壮なサウンドが、本作では楽しめた。

正に円熟期を迎えたギリシャのマローダーに、敵はいなかった。丁度この頃、地中海諸国では、NWOMEMのムーブメントが巻き起こっていた。その強烈な勢いを身に纏って、マローダーは、ここに唯一無二の傑作を誕生させた。



1. Who Am I?
2. I Am (the One)
3. Face the Mirror
4. Hearts Made of Steele
5. Nemesis
6. Born to Rock
7. Naya
8. Dark Riders
9. The End of a Madman
10. Faraway
11. The Beast Is on the Highway
12. Until We Fall


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MARAUDER 「Life?」

MARAUDER - LIFE ? (1 CD)


Country: Greece
Type: Full-length
Release: 2004
Reviews: 83%
Genre: Epic Heavy Metal


ギリシャ産エピック・ヘヴィ・メタル、マローダーの2004年発表の3rd。


ギリシャの「Eat Metal Records」から発売されたマローダーの第3作『Life?』は、前作『1821』(2000)の成功でバンドに期待していたエピック・メタル・ファンたちを、決して裏切らない内容だった。本作では、よりスケールアップしたバンドのエピック・メタル・サウンドが充分に楽しめた。その背景には、マノウォー(Manowar)、マニラ・ロード(Manilla Road)、キリス・ウンゴル(Cirith Ungol)、オーメン(Omen)、ブローカス・ヘルム(Brocas Helm)などのバンドたちからの影響があった。

傑作『1821』で完成されたマローダーのサウンド・スタイルは、この『Life?』の中でも生き続けていた。詰まるところ、マローダーは、メロディックなギター・ワークを中心に楽曲を展開し、そこに大仰なコーラス・パートや劇的なムードを加えた。そして、重厚感が増したサウンドは、本作をより本格的なトラディショナル・エピック・メタルへと押し上げた。

やはり、マローダーは、マノウォーやオーメンなどのバンドの要素が強く、エピックなムードの中にある疾走感が、それを雄弁に物語っていた。ギター・ソロは、熱い高揚感を放ち、流れるようにヒロイックなコーラス・パートを導入する楽曲群。特にタイトル・トラック"Life"は、アコースティック・パートから劇的に盛り上がっていく、エピック・メタルの基本だった。

世界中のエピック・メタル・ファンたちが、思わず拳を掲げたくなるような、勇壮な楽曲の数々。マローダーは、そうした伝統的なエピック・メタルの世界観を継承し、ギリシャから世界のアンダーグラウンド・シーンへと、不滅の魂を送り届けた。



1. Intro
2. Power from the Sky
3. Nightmare
4. Magic Art
5. Life
6. Bastards
7. Evil Curse
8. Runner
9. Defenders
10. In the Middle of Time
11. Falling Star
12. Death from Glory and Gold
13. Nuclear Terror


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MARAUDER 「1821」

1821


Country: Greece
Type: Full-length
Release: 2000
Reviews: 86%
Genre: Epic Heavy Metal


ギリシャ産エピック・ヘヴィ・メタル、マローダーの2000年発表の2nd。


エピック・メタルというアンダーグラウンド・シーンを代表するジャンルは、80年代初期に登場して以来、多種多様なバンドが演奏し、無数の世界観を追求してきた。その背景には、ヒロイック・ファンタジーや英雄叙事詩などのメイン・コンセプトがあり、全てのエピック・メタルの礎となっていた。また、場合によっては、歴史や文学、伝説や神話なども、このジャンルの中で扱われた。

ギリシャのアテネ出身のマローダーの試みは、純粋なエピック・メタルの中で、1821年に開始された、トルコ人に対するギリシャ革命の歴史の顛末を描き出すことだった。一般的に、「ギリシャ独立戦争」(Greek War of Independence)として知られるこの出来事は、オスマン帝国からの独立を掲げたギリシャ人たちの戦いだった。そして、マローダーは、叙事詩的な『1821』という作品を通して、どのようにして、ギリシャ人が自由を勝ち取ったのかを説いた。

この『1821』のサウンドの基礎は、メロディアスなギター・ワークやソロ・パートの中にあった。重厚で叙事詩的な雰囲気が支配する本作では、特にメロディに重点を置いたパートが目立っていた。その勇ましくも哀愁を帯びたメロディは、マローダーのエピック・メタルを確立させる要素となり、シリアスなコンセプトの中で、圧倒的な存在感を放つこととなった。そして、素晴らしいメロディに彩られた『1821』は、多くのエピック・メタル・ファンたちにとって、直ぐに忘れられない存在となった。

結果的に、ギリシャ独立戦争を経て、この国は自由になったが、それは、人々の視野を広げるきっかけに過ぎなかった。しかし、戦争の中では、オスマン帝国、ギリシャ、イギリス、フランス、ロシア人たちの血が大量に流された。その濁った血や屍の山の果てに、遂にギリシャは、独立を勝ち取ったのだった。今では、1821年3月25日がギリシャの独立記念日となっていた。

マローダーは、自らの民族のルーツをメイン・コンセプトに選択したことで、サウンド的に大きな成功を収めた。自由を求め戦ったギリシャ人たちの歴史を背景とした叙事詩音楽──それが、マローダーが『1821』で作り上げた世界観だった。自由、戦争、血、勝利。エピック・ヘヴィ・メタルの本質がここにあった。



1. Hellas, Land of the Immortals
2. The Greek Revolution Begins
3. Free Like an Eagle
4. Faces in the Sky
5. The Return of the Warrior
6. Two Eyes in the Dark
7. The Firebrands
8. Red Sea
9. God's Will
10. Cry for the Glorious Town
11. Heroes Fight Like the Greeks


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MARAUDER 「Sense of Metal」

Sense of Metal

Country: Greece
Type: Full-length
Release: 1997
Reviews: 77%
Genre: Epic Heavy Metal


ギリシャ産のエピック・メタル、マローダーの1997年発表の1st。


今は亡きギリシャのレーベル「Live Music」から発売されたマローダーの第一作『Sense of Metal』だが、この国のヘヴィメタルに掛ける情熱は本物だった。マローダーは、ギリシャのアテネ出身であり、1990年に結成された。同国のイグゾリスティ(Exoristoi)、リフレクション(Reflection)、クラッシュ(Crush)などのバンドと並ぶ、最古に位置するエピック・メタル・バンドだった。

他の多くのエピック・メタル・バンドたちと同じように、このマローダーもマノウォー(Manowar)から強い影響を受け、ヒロイックなサウンドを追求した。『Sense of Metal』の中には、トラディショナルなエピック・メタルとドラマティックなサウンドが詰め込まれていた。しかし、アンダーグラウンド・バンドの一つの宿命として、チープな音質を消し去ることはできなかった。

マローダーの特徴は、マノウォーにも通じる重厚なコーラス・パートを多用し、薄い音像を重厚にしている部分だった。この意欲的な挑戦によって、チープなサウンドは上手く処理されていた。更にメタリックでエピックなギター・ワークからは、バンドの成長を期待させる部分を感じさせた。しかし、本作の中で、それが完全に花開くことはなかった。

尚、本作は、2005年に「Eat Metal Records」から再発。1991年に発表したデモ音源『Try to Live』が追加収録された。



1. Intro
2. Faster Than Thunder
3. For Us Metal Is Enough
4. Born Again
5. Sense of Metal
6. Homicide
7. Fly into a Perfect Dream
8. Classics Never Die
9. Say It Again
10. Fire to the Fraud



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New Release (Epic Metal)

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Grey Maiden -Ep-

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"The New Epic Metal Album"

The Armor of Ire

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"The New Epic Metal Album"

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by Battleroar (5th album)
"The New Epic Metal Album"

Conqueror's Oath

by Visigoth (2nd album)
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