FC2ブログ

Epic Metal; Review Fan Site.
© 2010-2019




Introduction

Robert_E_Howard

「エピック・メタルとは、叙事詩的なヘヴィメタルの総称であり、主に大仰かつ劇的でヒロイックな音楽性を示す言葉である」 [More stats] 

 ──Cosman Bradley


◆新着情報 News Topics
[Reviews]
VALKYRIE 「Deeds of Prowess」
WRATHBLADE 「Into the Netherworld's Realm」
VIRGIN STEELE 「Nocturnes of Hellfire & Damnation」
[Release]
Battleroar 「Codex Epicus」
Cirith Ungol 「King Of The Dead」
Manilla Road 「To Kill a King」

The Real Epic Metal Band.


RAVENSIRE03.jpg

"マーク・シェルトン・チルドレン"たち
 アイアンソード(Ironsword)の出身地でもあるポルトガルから、原理主義を貫くエピック・メタル・バンドが再び現れた。
 ポルトガルのリスボン出身のレイヴンズイーレ(Ravensire)は、マニラ・ロード(Manilla Road)、キリス・ウンゴル(Cirith Ungol)、オーメン(Omen)などのレジェンド・バンドたちから強い影響を受けた存在だった。
 レイヴンズイーレは、EP『Iron Will』(2012)を自主制作で発表した後、第1作『We March Forward』(2013)、第2作『The Cycle Never Ends』(2016)を完成させた。この一連の作品群は、バンドにとって、地下エピック・メタル・シーンの中で、新たな地位を獲得するためには充分な内容だった。
 そして、2019年6月、レイヴンズイーレは、故マーク・シェルトン(Mark Shelton)に捧げた第3作『A Stone Engraved in Red』をイタリアの「Cruz del Sur Music」から発表。「自らの求める音楽性とは何か」と言わんばかりに、現代のヘヴィメタル・シーンに対し、強烈なメッセージを発した。
 ──"エピック・メタルの始祖"マニラ・ロードのマーク・シェルトンは、2018年に急死し、音楽シーンに大きな衝撃を与えた。しかし、この訃報によって、彼が築き上げた現在までのエピック・メタル・シーンは、更に勢いを増すこととなった。
 それを証明するかのように、アメリカでは、エターナル・チャンピオン(Eternal Champion)、ゲートキーパー(Gatekeeper)、ビジゴス(Visigoth)などの若手バンドたちが台頭を始めた。
 一方、ヨーロッパでは、ギリシャのバトルロア(Battleroar)を中心としたNWOMEM勢の活動に加え、イギリスのソルスティス(Solstice)も復活を遂げた。
 "エピック・メタルの始祖"は、もういない。しかし、世界中に解き放たれた"マーク・シェルトン・チルドレン"たちは、既に独自の道を歩み始めている。
 エピック・メタル・シーンの新たな夜明けを見るのは、真のファンたちのみである。

1. Carnage at Karnag
2. Thieves of Pleasure
3. Gabriel Lies Sleeping
4. Dawning in Darkness
5. Bloodsoaked Fields
6. After the Battle
7. The Smiting God
8. The Games of Titus

Stone Engraved In Red


The Cycle Never Ends



▼続きを読む

The Greek Newcomer!!


WarriorPath_1st.jpg

 2019年4月、ギリシャのアテネ出身のエピック・パワー・メタル・バンド、ウォリアー・パス(Warrior Path)の第1作『Warrior Path』が「Symmetric Records」から発売。国内盤は、「ルビコン・ミュージック」からの発売となった。
 バンドのメンバーは、ギリシャのギタリスト、アンドレアス・シナノギョー(g)、ビースト・イン・ブラック(Beast In Black)のヤニス・パパドプロス(vo)、ファイアーウィンドの(Firewind)のボブ・カティオニス(g、key)などの一流メタル・ミュージシャンたち。
 ダイナミックでドラマティックなウォリアー・パスのサウンドは、バトルロア(Battleroar)やアラヤン・パス(Arrayan Path)、マノウォー(Manowar)などにも通じるもの。また、歌詞に北欧神話やマイケル・ムアコックなどを選択している部分もあり、エピック・メタル・シーンでは、高い注目を集めている。
 海外のレビュー・サイトでは、エピックな楽曲に対して、アコースティックなバラードの多さが問題視されたが、サウンドのクオリティは一定して安定できるレベル。収録曲は以下の通り。

1. Riders of the Dragons
2. The Hunter
3. A Sinnersworld
4. Stormbringers
5. Black Night
6. The Path of the Warrior
7. Fight for Your Life
8. Mighty Pirates
9. Dying Bird of Prey
10. Valhalla I'm Coming

Warrior Path



▼続きを読む

The Legend Epic Metal Band Return.


Solstice_3rd.jpg

"エピック・ドゥーム・メタルのパイオニア"の帰還
 かつて、キャンドルマス(Candlemass)やソリチュード・イターナス(Solitude Aeturnus)たちと共に、「エピック・ドゥーム・メタル」(Epic Doom Meta)というサブ・ジャンルを創造したイギリスのソルスティス(Solstice)。ソルスティスの第1作『Lamentations』(1994)、第2作『New Dark Age』(1998)は、アンダーグラウンドのエピック・メタル史に永遠に刻み込まれる名作だ。
 マニラ・ロード、キリス・ウンゴル、ソルスティス。エピック・メタルというジャンルを語る上では欠かせない、本当の意味で伝説的なバンドたち。そのソルスティスが、約20年振りに新作を発表するということで、世界中のエピック・メタル・ファンたちは、驚きを隠せなかった。
 名盤『New Dark Age』は、1998年に発表され、それ以後、エピック・ドゥーム・メタルの聖典であり続けた。それだけではなく、もはや、ソルスティスというバンドは、一人歩きを始める程だった。
 2018年、今やヘヴィメタル・ファンの誰もが真の意味での"エピック・メタル・バンド"と断言できるソルスティスは、最初、自主制作で第3作『White Horse Hill』を発表した。アルバム制作は、EP『Death's Crown is Victory』を発表した2013年頃から開始され、結果的にデジタル形式で配信された。この時ばかりは、アナログな古参ファンたちも、現代の最新技術に感謝した。
 その後、当然のように、ファンたちから凄まじい反響があり、同年の4月には、「Dark Descent Records」から初のCD盤が発売された。
 全世界のアンダーグラウンド・エピック・メタルのファンたちが待ち続けたソルスティスのアルバム『White Horse Hill』は、直ぐにインターネット上のレビュー・サイトなどで高評価を獲得し、バンドが健在であることをシーンにアピールした。このアルバムを高評価したファンたちは、2016年に再びバンドへと戻ったドラマー、Rick Budbyのことも忘れてはいなかった。また、ヴォーカリストのPaul Kearnsの素晴らしい仕事振りについては、驚愕せざるを得なかった。
 このようにして、"エピック・ドゥーム・メタルのパイオニア"ことソルスティスは、新作『White Horse Hill』を完成させた。しかし、この衝撃的なアルバムが全世界のアンダーグラウンド・シーンに配給されるためには、長い時間が必要だった。伝説のエピック・メタル・バンドの新作CDが欲しいファンたちは、世界各地にいるのだ。
 

▼続きを読む

The Epic Music Of The New Age.


Gatekeeper_EP.jpg

真のエピック・ヘヴィ・メタルへの道
 2009年、カナダ出身のギタリスト、ジェフ・ブラック(Jeff Black)のソロ・プロジェクトとしてスタートしたゲートキーパー(Gatekeeper)。バンドは、マノウォー(Manowar)、ソルスティス(Solstice)、キャンドルマス(Candlemass)、ドゥームソード(Doomsword)などに影響を受け、エピック・スタイルのヘヴィメタル・サウンドを目指した。
 2013年、ゲートキーパーが発表したデモ音源『Prophecy and Judgement』は、アンダーグラウンドのエピック・メタル・ファンから高い評価を得た。この頃、バンドのサウンドは、所謂エピック・ドゥーム・メタルだった。
 2015年、ゲートキーパーは、エターナル・チャンピオン(Eternal Champion)と共に、スプリット盤『Retaliator / Vigilance』を発表。完成度の高い内容でアンダーグラウンド・シーンに衝撃を与えた。これが2010年代のエピック・ヘヴィ・メタルのサウンドの基礎となった。
 その後、ゲートキーパーは、ファン待望の第1作『East of Sun』(2018)を発表。海外の有名HR/HMレビューサイトで高得点を記録するなどして、アンダーグラウンド・シーンでの地位を固めた。
 そして、2019年、イタリアの「Cruz del Sur Music」から、ゲートキーパーは、新作EP『Grey Maiden』を発表。本作に収録されたのは、僅か4曲だったが、その完成度の高さは折り紙付きだった。
 既に、世界各地のエピック・メタル・ファンたちは、このゲートキーパーの『Grey Maiden』が重要作であることを理解していた。なぜなら、そに描かれていたのは、ドゥーム的エピック・メタルではない、真のエピック・ヘヴィ・メタルのサウンドだったからである。

Grey Maiden -Ep-


EAST OF SUN



▼続きを読む

The Lord Weird Slough Feg.


SloughFeg_1.jpg

 2019年、90年代から活動を続けるアメリカ・ペンシルベニア州出身のエピック・メタル・バンド、スルー・フェグ(Slough Feg)が改名。ザ・ロード・ウィアード・スルー・フェグ(The Lord Weird Slough Feg)という新たなバンド名は、彼らが以前に使用していたもの。
 バンドは、第5作『Atavism』(2005)の時にスルー・フェグへと改名。その後、第9作『Digital Resistance』(2014)の時まで、このバンド名をアルバムに使用し続けていた。
 今回、バンドの中心人物、マイク・スカルジ(Mike Scalzi)は、新作の発表に合わせて原点回帰を狙ったようだ。2019年6月にイタリアの「Cruz del Sur Music」から発表予定の新作は、既に『New Organon』というタイトルに決定している。


▼続きを読む

The Up The Hammers XIV!!


epic_metal_poster_2019.jpg

ギリシャ最大のエピック・メタル祭
 2019年3月15日~16日にギリシャのアテネで開催されたアンダーグラウンド・エピック・メタル・フェスティバル──「Up The Hammers XIV」。
 参加バンドは、エターナル・チャンピオン(ETERNAL CHAMPION)、アイアン・エンジェル(IRON ANGEL)、エア・ライド(AIR RAID)、ブローカス・ヘルム(BROCAS HELM)、ソルスティス(SOLSTICE)、オールド・シーズン(OLD SEASON)、ゲートキーパー(GATEKEEPER)など。この豪華なラインナップを見ただけでも、ファンには鳥肌モノだった。
 また、2019年3月14日のウォーム・アップ・ショーでは、ダーク・クォテラー(DARK QUARTER)、リフレクション(REFLECTION)、メガ・コロッサス(MEGA COLOSSUS)などのバンドが登場。終始、熱狂的なエピック・メタルのファンたちを満足させる大規模なフェスティバルとなった。
 この「Up The Hammers/U.T.H.」は、2006年頃にスタートしたものであり、ギリシャにおけるエピック・メタルの盛り上がりを体験するための場だった。過去のフェスティバルには、有名なエピック・メタル・バンドが殆ど登場しており、世界各地のファンたちの間でも話題となった。
 そのラインナップには、マニラ・ロード(MANILLA ROAD)、オーメン(OMEN)、ラースブレイド(WRATHBLADE)、アラヤン・パス(ARRAYAN PATH)、セイクリッド・ブラッド(SACRED BLOOD)、セイクリッド・スティール(SACRED STEEL)、クラッシュ(CRUSH)、アトランティアン・コデックス(ATLANTEAN KODEX)、ホーリー・マーター(HOLY MARTYR)、エトルスグレイヴ(ETRUS GRAVE)、アッセディウム(ASSEDIUM)、ダーク・ナイトメア(DARK NIGHTMARE)、スクリーマー(SCREAMER)、レイジング・ストーム(RAGING STORM)などのバンドが含まれていた。
 ギリシャという特別な土地で、アンダーグラウンド・シーンのエピック・メタル・バンドが一斉に参加するというこの大規模なフェスティバルは、非常に貴重なものだった。「Up The Hammers」に参加して演奏したバンドたちは、本物のエピック・メタル・バンドの仲間入りを果たし、ミュージシャンやファンたちからも称賛された。


▼続きを読む

The Heritage Of The Great King.


CODEX EPICUS



 2018年6月、ギリシャのエピック・メタル・バンド、バトルロアの第5作『Codex Epicus』がイタリアの
「Cruz del Sur Music」から発表された。バンドの憧れだったアメリカのオーメン(Omen)とのスプリット盤『Omen / Battleroar』(2017)を経ての新作となった。
 この『Codex Epicus』は、前作『Blood of Legends』(2014)から凡そ4年後の作品であり、アンダーグラウンドのエピック・メタル・ファンたちが待ち望んでいたものだった。バンドのヴォーカルは、前作から加入したセイクリッド・スティール(Sacred Steel)のゲリット・ムツ(Gerrit Philipp Mutz)。
 地中海産特有の重厚なエピック・パワー・メタルと壮大なシンフォニックなアレンジは健在。ミドルテンポの楽曲が多いことで、ファンたちの間では賛否両論が巻き起こった。
 また、本作は、2018年の夏にこの世を去った"エピック・メタルの始祖"マニラ・ロード(Manilla Road)のマーク“ザ・シャーク”シェルトン(Mark "The Shark" Shelton)が参加した最後の作品となったことでも注目を集めた。マーク・シェルトンは、"Sword of the Flame"という楽曲の中で、バトルロアと最後のコラボを果たした。これはマーク・シェルトンが2018年の夏に他界する直前に書いた最後の楽曲だった。収録曲は以下の通り。

1. Awakening the Muse
2. We Shall Conquer
3. Sword of the Flame
4. Chronicles of Might
5. The Doom of Medusa
6. Palace of the Martyrs
7. Kings of Old
8. Enchanting Threnody
9. Stronghold


▼続きを読む

My Name Will Live On.


Mark_Shelton

エピック・メタルの終焉
 エピック・メタルの始祖、マニラ・ロード(Manilla Road)の創設メンバーであるギタリストのマーク“ザ・シャーク”シェルトン(Mark "The Shark" Shelton)が7月27日に死去。享年60歳。この情報は、バンドのヴォーカリスト、ブライアン・パトリック(Bryan Patrick)が自身のFacebookページで明らかとしたもの。突然の訃報に世界各地のアンダーグラウンド・シーンには衝撃が走っている。彼はヴァルハラの門を潜り伝説となった。


▼続きを読む
 カナダのエピック・ドゥーム・メタル・バンド、ゲートキーパー(Gatekeeper)の第1作『East Of Sun』(2018)が4月中に発売されることが分かった。この情報を国内で優先的に発信したのは、何とかの有名なHMVであり、ポルトガルのアイアンソード(Ironsword)に続き、再び容易に有力エピック・メタル・バンドの作品が買える状態となった。それにしても何故ゲートキーパーなのか?HMVスタッフは隠れエピック・メタル・ファンに違いない。HMVのゲートキーパー紹介ページは以下の通り。

HMV>>http://www.hmv.co.jp/artist_Gatekeeper-Us_000000000600297/item_East-Of-Sun_8672681


▼続きを読む

The Last March Of Manowar.


Spoken-World1.jpg

Spoken-World2.jpg

マノウォーの真の最終章
 2016年、"ファイナル・バトル(The Final Battle)"ツアー後の解散を発表したアメリカの伝説的エピック・メタル・バンド、マノウォー(Manowar)。バンドのリーダーであるジョーイ・ディマイオ(Joey DeMaio)は、公式ウェブサイト上で、新たに2019年からスポークン・ワード・ツアー"The Blood of The Kings"を行うことを発表した。
 この「スポークン・ワード」(Spoken Word)とは、言葉による芸術的パフォーマンスのことを指しており、エピック・メタル・シーンでは、ジョーイ・ディマイオの今後の活動に注目が集まっている。また、マノウォーのファンたちは、スポークン・ワード・ツアーの中で、バンドの正式な歴史の全貌をジョーイ・ディマイオの口から聞けるという。
 なお、2019年に開催される予定のスポークン・ワード・ツアー"The Blood of The Kings"の日程は以下の通り。

The Blood of The Kings’ – Spoken Word Tour 2019 – Confirmed Tour Dates:
NOV 01, 2019 – Munich – Technikum
NOV 02, 2019 – Nuremberg – Kleine Meistersingerhalle
NOV 03, 2019 – Stuttgart – Liederhalle (Silchersaal)
NOV 04, 2019 – Frankfurt – Batschkapp
NOV 05, 2019 – Dusseldorf – Savoy Theater
NOV 07, 2019 – Bochum – Christuskirche
NOV 08, 2019 – Hamburg – Kleine Laeiszhalle
NOV 09, 2019 – Berlin – Tempodrom (Kleine Arena)
NOV 10, 2019 – Leipzig – Haus Leipzig

LORD OF STEEL




▼続きを読む